スタートアップのBizDevは「総合格闘技戦」 |メルカリを支えるあの人この人 @小野さん

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BizDevはメルカリのあんしん・安全・便利を影で支える!

今回お話を伺ったのは、メルカリのビジネス・デベロップメント(以下BizDev)を(たった一人で!)担う、小野さん。「メルカリのBizDev、とは…?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
簡単に説明すると、 「ユーザーの皆様が、より便利に、あんしん安全にメルカリを使っていただくために、なんでもする人」 でしょうか。
具体的には「リアル」の部分。たとえば大手携帯キャリアやコンビニさまとのアライアンス、ビジネスパートナーシップにより、決済を簡易にできるようにしたり、ヤマト運輸さまと提携して「らくらくメルカリ便」を実現したりしています!(挙げればきりない…!)

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趣味は愛車を峠で安全運転すること、癖は懐中電灯の収集だという小野さん。インタビューでは仕事内容やその魅力、メルカリに入社するきっかけ、などについて伺っていきます。

【プロフィール】
小野直人 (Naoto Ono)
NTTドコモで、海外携帯キャリアとのアライアンス、商品企画を手がけた後、米国ビジネススクールへ留学。帰国後、経営企画部で中期事業計画・新規事業パートナー開拓、IR部で機関投資家対応業務に従事。その後、Amazon Japanにおいて学生向けサービス Amazon Studentの立ち上げ、書籍事業部の事業企画とPMにコミット。2014年、株式会社メルカリに参画。BizDevのマネージャーとして、外部パートナーとの提携・協業を通じ、プロダクトと事業の成長を担う。(米国MBAホルダー:企業戦略論、科学的意思決定論。)

メルカリのBizDevってなにをやっているの?

― 小野さんの仕事内容について教えてください。

メルカリをよりあんぜん・あんしん・便利にするために、決済や物流などの面で外部のパートナー企業とアライアンスを結んだりすることです。 たとえば、決済面では携帯キャリア決済やコンビニ決済、物流面ではらくらくメルカリ便や最近スタートしたコンビニ発送などですね。

― 社内というよりも社外の人とのコミュニケーションが多い?

たしかにメルカリのメンバーの中で一番電話をかけていると思います(苦笑)ただ、仕事は社外の方とのやり取りだけでは完結しません。 メルカリシステムとの連携はエンジニアなどのプロダクト部門、契約書などはリーガル部門、ユーザーに直接関わる部分はCS部門、財務・会計への影響はCP部門、メルカリのビジョンに基づいた方向性などは経営陣。社内でのコミュニケーションは多岐にわたりますし、その総量もかなりあります。

f:id:mercarihr:20160512144903j:plain (資料画像:メルカリにおけるBizDevの立ち位置)

メルカリBizDevをリードする小野さんのバックグラウンドとは?

― 1年半ほど前に入社した小野さんのキャリアについても教えてください。

学生時代はDTM(デスクトップミュージック)やジャズ演奏、自動車競技に入れ込んでいました。その分お金もかかったのでホテルのバーテンダーとして働いていました。 新卒でNTTドコモに入社したのは、プラットフォームビジネスに興味があったからなんです。当時のドコモはiモード(世界初の携帯IP接続サービス)をスタートしたタイミング。実際入ってみてもベンチャーマインドが溢れている社風で、とても魅力的でした。
(ただ希望に反して)まずは法人営業に携わり、国際ビジネス部に移ってからは投資対象となる海外スタートアップの発掘などをやっていました。 ひとつの転機となったのは、米ビジネススクールに留学してMBAを取得する機会を得たことですね。MBAについてはその是非について、いろいろと言われることがあると思うんですが、Business Ethicsの捉え方、現地ローカルスタートアップへのハンズオンコンサルティング(パートナーシップとファイナンス)の経験などはメルカリでの仕事にとても活きていると思います。

― 帰国後はドコモの経営企画、IRを経てAmazon Japanに。

どちらかと言うと企画管理部門側からキャリアを歩んでいたので、事業側、特に立ち上げをやってみたいと思っていました。Amazon Japanでは、Amazon Studentの立ち上げや書籍事業部の事業企画・プロダクトマネージメントなどにコミットしました。

改善サイクルも超高速で、「◯パーセント」ではなく「◯ベーシスポイント」という非常に細かな単位で数字を見て伸ばしていく文化。外資特有のコミュニケーションスタイルやスピード感を体感できたのは非常に良い経験でしたね。

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メルカリのBizDevの魅力

― 小野さんはどんな経緯で入社されたんですか?

充実した忙しい日々を送っている中、自分のキャリアや果たせるバリューを模索していたタイミングで古い友人からメルカリのBizDev職を紹介されたのが最初かな。 「メルカリというフリマアプリをやっている会社が、決済や物流系外部パートナーとの協業を推進するメンバーを探している」と。ゼロからリアルの各社と協業して新しい仕組みを立ち上げられる機会は魅力的だと思いました。
自分のこれまでのキャリアを振り返ってみても、MobileとCommerce、そしてPlatformという要素もそろっていましたし。それから山田(メルカリ代表取締役)や小泉(メルカリ取締役)などからミッションやバリューの話を含めた話を聞いて「日本発で海外で勝負することを決めているスタートアップでバリューを発揮したい」「ここだ!」と決めましたね。

― メルカリに入社して約1年半。メルカリにおけるBizDevの魅力って一体何なのでしょう?

まず「初物案件」に関われることですね。「C2C初」「日本初」といったプロジェクトばかり。だからパートナー企業からは「基本NG」みたいな状況からスタートすることも少なくないんです。そんな中でもあらゆる手段を講じて穴をこじ開けていく。

そして「Something Special」を必ず持ったメンバーたちと一緒に働くことができる。BizDevって単騎特攻で攻め入るような側面を持ちつつ、あらゆる部門のメンバーに支えられないと仕事にならないんです。メルカリの場合、C2C初の案件、みたいなものが多いので契約面やCS対応、あるいはシステム接続において、時には前例のないトリッキーなやり方で推進する必要があるので。

メルカリは今、どの部門でも人が本当に足りていない状況ではあるんですが、質の面では本当にリソースフル。ここまでのタレント、バラエティさをもった職場環境はそう無いだろうなと。個人的には「ドリームチーム」だなと思ってます(笑)

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メルカリのBizDev職に求めるもの。どんな人と一緒に働きたい?

― ご多分に漏れずメルカリのBizDevも絶賛採用強化中ですよね。こんな人と働きたい!こんな人を求めている!ということがあれば教えてください。(求人票には載っていない部分で!)

僕は「Roll-up sleever」という言葉が好きなんです。つまり、腕まくりをして自分で行動できる人。もちろん、自分で考えて行動するけれど『All for One – 全ては成功のために』にというメルカリのミッションに共感してもらうのはマストです。

そのためには人間的な魅力や礼儀正しさ、ユーモアが必要…こう挙げていくと陳腐に聞こえるかもしれませんが、グローバルな成功を目指すスタートアップの人間が、各業種の大企業を相手に関係性を築いて事業を推し進めるには絶対必要なんです。

スキル面では交渉力、突破力、分析力。粘り強く、意地のある人。そういった方には大きなやりがいを持って仕事ができる環境があると思います。

― 「メルカリのBizDev」を一言で形容するなら?

うーん…よく言われる言い方ですけど、「総合格闘家」ですかね。 ただ、最初から「総合格闘家」っていう人はあまりいませんよね。どんな人でも、キックボクシングや柔道、空手など、自分の強み、バックグラウンドがあるはず。

つまり、僕自身理想とする「メルカリのBizDev」って、自分の強みを活かしたスタイルを持ちながら、色々な相手や領域に対応して戦うマルチプレイヤーの集まりなんです。逆説的に言うと「ジェネラリスト」ではありません。

― なるほど。ちょっと答えづらいかもしれませんが…、逆に「こんなひとはちょっと…」という方は?

かっこいい仕事だけを求める人や単なる批評家で手を動かせない人はNGですね。ペーパーワークや細かいコミュニケーションなど、泥臭い仕事が必ずあるので。あとは「俺は一人で結果出してるから他はなんでもいいだろ」みたいな人間性の方は、正直合わないと思います。

― 最後にBizDevの今後の展開について、公開できる範囲で伺えれば!

抽象的になりますが、決済を超えた金融の部分が一つ。あとはメルカリのプロダクトラインの拡張に寄与すること。外部パートナーとの協業だけでなくM&Aなどにも関わる可能性はあると思います。 また、メルカリはUSとUKにも進出をはじめていますが、BizDevという立場から海外のプロジェクトに関わることもあるのではないかと思います。

― ありがとうございました!いいひとが「Join Mercari」してくれるといいですね!

よろしくお願いします!

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