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メルカリ500人の社内インフラをたった1人で支え続ける立役者の正体とは?

約1年で社員数が約200人から500人弱まで増加したメルカリ。急激な社員増加を支えるメンバーの一人が今回紹介する社内ITの川上史幸さんです。入社して約10ヶ月の間に、社内ネットワークの再構築からオフィスの増床や新拠点の開設、そして社員全員のアカウント管理まで一人で社内システム部門を担い、メルカリの急成長を支えてきました。

今回は、TV会社からの転職エピソードや、社内システムの設計から企画・運用までこなすメルカリ社内ITの面白さ・奥深さに迫ります。

【プロフィール】

川上史幸(Fumiyuki Kawakami)

新卒にて某民放系列TV局就職。約8年、データ放送切替前からデータ放送基盤インフラ技術のキャリアを積んだのち、ベンチャー企業に転職。約4年で社員数が約10倍になる急成長の中、情報システム/サービスインフラチームを牽引。2016年7月、株式会社メルカリに入社。 趣味は料理(和洋中)、お酒・観劇。特技は、水泳、少林寺拳法と、社内部活(特にアルコール系)への高い参加率。

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怒涛の入社10ヶ月。社員500人を1人で支えたこれまで

― 現在の仕事内容を教えてください

CTO室に所属し、社内ITを1人で担当しています(※インタビュー当時、4/1より2人体制となる)。 業務内容として、社員約500人弱の各アカウント管理、社内システムの企画・提案・構築・運用、社内NWの詳細設計・構築・保守運用などを担当しています。

入社してからは、東京オフィスのネットワーク構築や東京オフィスの拡張、仙台オフィスのネットワーク改善・増席対応、福岡オフィスの新規開設など色濃く関わってきました。

ネットワーク部分だけでなくITファシリティまで関わっており、特に2月・3月は東京、仙台、福岡の3拠点を飛び回っていて、体が3つあったらなぁと思ったこと何度もありますよ。オフィスの構築時には各配線周りも自由にいじっていたりするもんだから、割と何でも出来ると周りからは思われてますが、これまで稀有な経験値を積んできたと思ってます。

特殊な世界から普通の世界へ。でもそこも普通じゃなかった

― 社会人生活のスタートはTV業界なんですよね。これまでのキャリアについて教えてください

もとはプログラマだったんですよ。学生時代もCやJavaなどのプログラム言語を学んでたんですが、新卒で入社した会社で携わったのがまさかのTV業界でした。そこからデータ放送系送出などの経験を積むようになりました。結局約8年ほど在籍したんですが、ちょうどアナログ放送から地デジに移行する時で、データ放送基盤やインフラ技術などいろいろ経験しました。特殊な中でも、W3C系のWeb&TVに関われたのもおもしろかったですよ。

― TV業界から、どうしていきなりITベンチャー企業に?

TV業界って土日祝日平日の区切りもなくて本当特殊なんですよ。友達とかと予定がほんとに合わせられない。泣。8年も働いてると、ふと「普通の世界が見てみたい」と思ったんですよね。TV業界以外であれば普通だと思ってました(笑)。転職するときの自分自身の合言葉は「TVは観るもの!」ですからね。

― ITベンチャーに転職されて、当時どんなお仕事されていたんですか?

社内IT1人目として入社しました。その会社でも約1年半で50人から300人に急拡大する経験を積んだんですが、まさに今メルカリでその当時の経験が活きてますね。まぁよく考えると普通の世界に行きたいと思って飛び込んだ転職先も「普通」ではなかったかもしれないです。こんな急拡大をいきなり1人で経験するとは思ってませんでしたから。

― メルカリもまさに今急激に人が増えていますが、成長企業における社内ITの楽しさって何ですか?

やっぱり目の前の課題を主体的に1個1個解決していくことですね。組織の拡大に合わせて生まれる問題は山のようにあるんですが、優先順位つけて自分の手で解決していく度にやりがいを感じます。更にそこから限られたリソースで何ができるかを考えて行動していくと、気づいたらいろんな経験積んでたなぁと自分自身の糧になります。まぁただ、前職ではその頑張ってやってたことが「やって当たり前」と思われた時はちょっと悲しかったですね。

f:id:mercan:20170413191352j:plain (新入社員用のPCセットアップのため、常にデスク回りにはPCが山積みになっている状況)

運命のメルカリとの出会い。決断が一瞬でおりる世界に…

― メルカリへの転職のタイミングやきっかけって何だったんですか?

そのITベンチャー企業には、約4年在籍しました。4年もいると最初は1人だったのに辞めるときは10人程のチームになっていて、「もう、俺いなくていいんじゃない?」って思い始めたことがきっかけです。メルカリを知ったきっかけは、前職からの知り合いが「メルカリに入社しました!」ってポストを見たのがきっかけです。オフィス見学に行ったつもりが、あれよあれよという間に入社が決まってました。

― 実際入社してみて、この10ヶ月を振り返ってみてどうですか?

入社当初、実はキャッチアップしながら提案書とか書こうかなぁと思ってたんですよ。今だからこそ言えるけど、ゆっくりでいっかなって。でもね、全然そんなことなくて、入社したその日とかに気づかされました。入ってすぐCTOに「うーん、じゃあ川上さんオフィスのネットワークの再構築よろしく!」って(笑)。

ネットワーク構築ってオフィス作りの要の仕事をいきなり任されたんで、ビックリしました。でもすぐ考えて提案したときの費用が結構な金額だったんですが、Slack(チャットツール)で提案してから3分で「いいよ」って返事がきて。普通の企業だとある程度の量の提案書であったり、書面での稟議書のやり取りであったりは発生するのにそれがなく驚きでした。こういうのって、本当スピードが大事なんですよ。

― メルカリの社内ITの魅力って何だと思いますか?

まず前提としてメルカリはミッションと3つのバリューがありベクトルがみんな同じなんで、本当に仕事がやりやすい。その前提があった上で、社内ITがプロダクトサイドに身を置いてるので、検証やいろんなものを新規導入しやすい環境ですね。製品に対しての理解もすごくされやすいので。

それに成長スピードが本当に早くて、どんどん人も増えてきていて、いろんなことが出来る。発想の自由度が高いっていうんですかね。自由度っていうと自分勝手にいろいろやっていいって思われちゃうけどそうじゃないんです。管理者側、ユーザー側からいろんな側面で物事を考えて、かつ考えたうえで実現できることが魅力かな、と思います。

社内IT部門もよりグローバルに

― 4/1から2人体制になりますが、今後やっていきたいことなどありますか?

今はまだ本当にベースがようやく出来上がったところなんですね。家で言うと盛土段階。今度はよりセキュリティ部分の強化やグローバルへの対応もやっていきたいと思っています。メルカリはやっぱり世界を目指す会社。USやUKにオフィスがありますが、今後もっと増えていくかもしれない。そんな中、全社的な指針や方向性は早いうちから整えていきたいです。それにようやくチームとなるので、会社の規模に合わせて社内ITチーム自体もしっかりとした体制を構築したいです。

― 川上さんの野望はまだまだ続きますね!

そうですね。まだまだやりたいことがたくさん。それには、本当に人が足りません。。泣

― どういう人と一緒に働きたいですか?

好奇心・探究心が強い人がいいですね。「いかに効率化できるか」など細かいルーティンでも考えられる人と一緒に働きたいです。今なら漏れなく全アルコール部活への参加券がついてきます!

社内情報システム (Internal Systems Developer) / メルカリ

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― なるほど(笑)。今日はありがとうございました!

f:id:mercan:20170413191322j:plain (※おまけ:常に海外のニュースサイトなどからIT関連機器の新製品はウォッチしています。これはUS出張者がお土産に買ってきてくれたSnapchatのメガネ型デバイス)