PRエージェンシー出身者がカルチャーショックを乗り越えてMVPをもらった話

こんにちは、広報の片山です。この出だしでピンときたあなたは熱心なメルカン読者!
現在はご無沙汰していますが、「メルカリな日々」メイン担当を務めていました。
そんな私、2017年4-6月期の全社MVPをいただいたので、過去の受賞者たちに倣って筆をとっています。
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過去の受賞者記事はこちら

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黒子であるPRが自分語りするのもおこがましいのですが、せっかくの機会なのでメルカリPRの仕事などをお伝えしたいと思います。

はじめに

メルカリに今年の2月に入社してPRを担当しています。
メルカリにジョインする前はPRエージェンシーにて地方自治体のお客さまを中心にプランニングからエグゼキューションまで幅広く担当してきました。エージェンシーから事業会社のPR、それもスタートアップへの転身なのでカルチャーショックも大きく…。
これまでメルカリでやってきたことを紹介しながらメルカリPRの醍醐味をお伝えできればと思います。

やったこと

4-6月期はPRチームにとって怒涛の日々でした。
元々ニュースの多いPR冥利に尽きる会社ですが、対前期比でプレスリリース本数は2倍、取材対応件数はなんと3倍以上…!内容も新アプリ発表やインタビューなど、密度の高いものばかり。常に自分が持つ専門性を総動員して対応した点を評価されての受賞となりました。
取材対応は代表的な業務ですが、自分たちだけではできません。プロダクトについての取材であればプロデューサーやソフトウェアエンジニア、CSと、コーポレートに関わることであれば経営陣などと、部門を超えて連携しながら対応する必要があります。
コミュニケーションの性質に応じて巻き込むべき人を適切に見極める力は、前職よりも強く求められているように思います。

自分のこと

メルカリにジョインしたのは、ミッションやバリューへの強い共感がありました。特に「新たな価値を生み出す世界的なマーケットプレイスを創る」というミッションには、新たな概念を生み出し合意形成を図るPRの力が必要とされるので、いちPRパーソンとしてチャレンジングな環境でした。
また、コーポレートコミュニケーションもマーケティングコミュニケーションも、担当を分けずにどちらにも深く関われるのはスタートアップの中でも特に成長著しいメルカリならではかと思います。
人にも仕事にも恵まれた前職で居心地が良くなり過ぎて成長の鈍化を懸念していたタイミングでもあったので、思い切って飛び込みました。

ただ、入社後は環境の変化に適応するのに苦労したのも事実です。PRには取捨選択をした情報でストーリーを作るセンスが問われますが、メルカリはとにかく情報量が多い。Slackや社内Wikiなど、常にオープンな情報源から自らPRのネタを見つける姿勢は、お客さまから一定の情報を供給されるエージェンシーとはギャップを感じたところです。
広報は「メルカリな日々」というメルカンのコーナーを持っていますが、このネタを見つけようと社内メンバーと日々コミュニケーションをとることで、自社への理解が深まったように思います。

情報量の多さの他にも、他部門との連携は、当初キャッチアップするのに時間を要しました。PRの役割は単なる情報発信にとどまらず、コミュニケーション全般におよびます。たとえば4周年で作ったインフォグラフィックはBIチーム・デザインチームと、オリジナル出品キットであればBizDevチームと、密にコミュニケーションをとりながら進めてきました。
アウトプットを出すために多くのメンバーのサポートを引き出していく体制には新鮮な感覚があります。
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チームのこと

上述の通り広範に及ぶコミュニケーションを担当するPRチームですが、現在は4人(うち1人はmerci boxを利用して育休中)で構成されています。各メンバーが能動的に仕事をみつけ、「All for One」でお互いを助け合う土壌があり、チームとして非常に心強いです。
「自分の仕事が増える」という後ろ向きな発想はなく、常にミッションドリブンで動けるのはバリューの浸透も大きいのだと思います。

また、メルカリPRチームの強さは、メンバーの多様性にもあります。自分以外のメンバーは前職がコミュニティマネージャー・IR・BizDevと、PR以外のバックグラウンドを活かしています。本来PRは幅広い概念なので、こうした多様なチーム構成が活きてくる場面が多々あります。

PRは広告と異なり、コミュニケーション施策にクレジットが載るケースは少なく、自分が主役になりたい人には少しつらいかもしれません。
それでも本当に効くことを実施することに喜びを感じられる人に向いていると思いますし、今いるメンバーは皆そうした志向ではないでしょうか。
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これからのこと

メルカリに来てわずか半年ですが、PRパーソンとして大きな成長を感じています。
メルカリには他の企業では決して味わえないような密度の高い仕事があり、自分のキャパシティを大きく拡張できる場だと思います。自戒を込めて、黒子という立場に安住して既存のリレーションに頼りきった仕事をしていては、PRの可能性に気づけないままだと思います。
そのためにもPRパーソンはメルカリのような場に自らをさらすべきですし、飽くなき探究心を持つ人にはぜひジョインしてもらいたいです。

今後のチームとしての目標は、大きく二つあります。
一つは、マーケティングとの連携強化。社内のマーケティング組織再編により、より統合的なコミュニケーションを構築できる体制になりました。PR、広告、得意な領域を見極めつつ外部パートナーを含めAll for Oneにやっていきたいです。
もう一つは、PR発の持続的なコミュニケーション。メッセージの乗り物としてのメディアは、フロー/ストック、コントーラブル/アンコントローラブルの二軸で4つに分けられると思います。このうち「広報」は主にフローかつアンコントローラブルなアーンドメディアを対象としますが、一過性のものになりがちです。よりストック型のコミュニケーションを志向することで、確固たる「メルカリブランド」が構築されますし、その先に「捨てるをなくす」というみんながメルカリを使う大きな態度変容があると信じています。
この『メルカン』をはじめ、皆さんの中に残り続けるようなコミュニケーションを生み出して、目指すべき社会との合意形成を図っていきたいです。

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