「介護休業時の給与を100%保障」メルカリがいま、介護支援制度を整えた理由。

コーポレートプランニンググループの掛川です。

この度、メルカリでは新たに介護休業支援制度を整えました。

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「merci box(メルシーボックス)」に追加した介護休業支援制度は、国から賃金の67%の支援を受けられる介護休業給付金に加え、残りの33%を会社が付加することで100%保障を実現し、介護休業時の経済的負担を和らげるものです。

これまでも介護を理由とする従業員については、1年あたり5日間を特別有給休暇として付与していましたが、さらに経済面のサポートを追加しました。

今回のmercanでは、どうして介護休暇支援制度をこのタイミングで整備したのか、その背景や考えなどをお伝えしたいと思います。

merci boxとは

「merci box(メルシーボックス)」は、メルカリのメンバーが「Go Boldにおもいっきり働ける環境」をより充実させていくため、2016年2月に導入した人事制度です。

出産、育児、病気や怪我など、金銭的・身体的・精神的に日常と異なる事象が発生した際にメンバーとそのご家族の不安や負担をサポートし、日常に近づけることでメンバーがいつも通り働けることを目的としています。

これまで「産休・育休中の給与の100%保障」をはじめ、妊活の支援、病児保育費の支援、社員の死亡保険加入などの制度を整えており、産休・育休の取得率は90%以上、不妊支援の利用なども増えてきています。

なぜいま介護支援制度だったのか

超高齢化社会が進み、今や介護は他人事とはいえない状況となっています。介護をしながら仕事を続けるには、金銭的・身体的・精神的に負荷がかかるため、周囲や会社の理解が必要不可欠です。

メルカリは平均年齢が30歳程度と高くはありませんが、中長期的には介護に関わる方が増えることが想定されますので、早めの段階から準備をしていきたいと考えていました。

従業員の介護に関する状況を把握するため、全社員を対象にアンケートをとったところ、以下のような結果になりました。

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現在、介護が必要なご家族がいると回答した社員は16.9%にとどまりましたが、平均年齢30歳ということを考えると予想以上に高い率でした。また、10年以内に介護が必要になりそうなご家族がいると回答した社員が66.9%であることから、従業員にとって介護は将来的に自分にも関わりのあることだ、と考えていることがわかりました。

介護支援制度を整えるためにやったこと

介護は自分ではコントロールしようがない事象です。何らかの形でサポートしたいと個人的に考えていましたが、介護は育児と異なり「一段落」となるタイミングが分かりづらい。どこまで、そしていつまでサポートするのか、会社としてのポリシーをまずは決めるべきだと考えました。

そこで、「メンバーがGo Boldに働き続ける環境づくり」をミッションに据えている労務チーム内で、どのようなサポートをしていきたいか、現状でできることは何なのか、を徹底的に議論しました。

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社内アンケートの結果、金銭的な不安を抱えている方が一番多かったことから、まずは金銭的なサポートからスタートすることとなりました。今回は介護休業期間中の93日間の限定となりますが、期間も含め適宜見直しを行っていきたいと考えています。

また、二番目に多かった仕事との両立や相談窓口の設置なども中長期的には検討したいですし、従業員の声を吸い上げながらより最適な制度設計と運用を模索していきます。

メルカリでは、従業員のライフスタイルに寄り添い、会社のValueを体現できる環境づくりをしたい方を募集しています。こんな制度があったら働きやすいんじゃないか、おもしろいんじゃないか、というアイデアをお持ちの方、是非メルカリのドアをたたいてみてください。

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