いいデザインより先の、「いいプロダクト」作りを目指す|メルカリ海外出身デザイナー鼎談

アプリのUIから、公式グッズ、Mercari Cafeなどオフライン領域まで、メルカリのプロダクト全てにデザイナーが関わっています。現在メルカリに所属するデザイナーは12人、専門領域や国籍もそれぞれ異なります。今回は海外出身のデザイナーであるAkiPayaMaに、入社理由やメルカリで働く魅力を聞きました。

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左:Paya Do(Paya)
ベトナム出身。幼少期をアメリカとシンガポールで過ごす。日本の大学へ進学後、休学し1年間バックパッカーとして過ごす。その後シンガポールでのデザイナーインターン、日本国内のファッションECのWebディレクターを経て2017年4月にメルカリへ入社し、WebデザインからデザインのQAまで幅広く担当。


中央:Yushan Ma(Ma)
台湾出身。大学卒業後、日本語学校とデザイン専門学校へ通う。その後ブランディングデザイン制作会社へ入社し、主に冊子、パッケージ、グラフィックなど紙媒体の業務に従事。2017年8月にメルカリへ入社し、現在はJPプロダクトのキャンペーン企画などを担当。


右: Alkhatib Abdullah(Aki)
サウジアラビア出身。大学時代からフリーランスでデザイン業務に従事し、卒業後はRichmediaでWebを中心としたデザインを行う。その後大学院へ進学、友人とブランディング会社を設立。2016年9月にメルカリへ入社し、主にUS市場の動画広告とマーケティング領域のデザイナーとして従事。

探していたのは、身近で、グローバルな会社。

— まずメルカリに興味を持ったきっかけと、入社の決め手を教えてください。
Aki:幼い頃から日本のアニメが好きでした。加えて日本製品は質が良いので、どんな人たちが作っているんだろう?と日本への興味がありました。国の奨学金でアメリカか日本へ行けることになり、既に欧米の在住経験はあったので、日本に行こうと決めました。最初は外資に勤めようと思っていたけれど、「経験10年以上」みたいなシニアのポジションしかあいていなくて。日系で、グローバルな視点を持つ企業を探した結果がメルカリでした。

Ma:私は台湾出身で、元々日本に親近感を感じていました。日本発で、日本に住むけどグローバルな人材が多い会社に勤めたかったんです。前職はデザイン制作会社でしたが、アプリ開発に興味があるなかで、メルカリが一番身近なサービスだったので、メルカリに決めました。

Paya:私は海外を転々としていたのですが、日本の4年制大学に通ってから、とても住みやすい国だと感じて就活も日本でしました。前職はアパレル系で、業界人のメルカリ使用率はとても高かったです。私自身ヘビーユーザーで、画期的なプロダクトだと感じていました。メルカリという会社についても、代表の進太郎さんや社長の小泉さんは全然偉ぶっていないし、凝り固まった社風も無いので、働きやすいなと思ったのが決め手です。

—メルカリのデザイナーチームの魅力はなんですか?
Ma:経験のある業務はもちろん、未経験の業務にもGo Boldに挑戦できることですかね。私はプログラミング未経験だったのですが、最近キャンペーンページのコーディングを担当しました。分からないことばかりの中、エンジニアにたくさん教えてもらいました。

Paya:何でも教えてくれるエンジニアが多いのは、メルカリの良いところだと思います。辛抱強く教えてくれるし、自分の担当領域ではないことを質問されても「この人に聞くといいよ」と繋げてくれますよね。

Ma:エンジニアも、デザイナー同士もバックグラウンドが全然違うのに、全く壁を感じないです。各領域の先生が周りにたくさんいる心持ちで、裁量が大きい仕事も安心してできますね。

Aki:そういえば前職は「デザイナーはデザイナー内で解決してください」みたいな雰囲気でした。メルカリは全然そんなことない。メルカリはいちデザイナーとしても成長できる環境が整っていると思います。
私の場合、入社後に「やりたいことは?」と聞かれて「動画に興味があります」と言ったら、USマーケティングチームに配属されて「どうぞ動画を作ってください」って(笑)。もちろんそれに合う実力とアウトプットが求められますが、声の通りやすさも魅力だなと思います。

Ma: 私は逆に、アプリ開発に興味があったのでUIに関わりたいと上司に伝えたのですが、「エンドユーザーに近いものを”少し興味がある”という理由で始めてはいけない」と止められました。今はその考えが正しいと思っていますし、お客さまを第一に考える姿勢を学びました。


https://www.youtube.com/watch?v=xG59TH_dmsEwww.youtube.com

※Akiの制作したCM広告は、Los Angeles Film Awards 2017において、ベストコマーシャル賞を受賞しました。

知識があるだけではなく、知識をシェアできるデザイナーへ。

—仕事をしている時に、こだわる部分はありますか?
Aki:分からない部分を残した上で作るデザインには、迷いが表れるんですよね。私はデザインをする前に必ずアイディアを色んな所から集めて、インスピレーションを得てから作業を始めるようにしています。

Ma:メルカリはどんなプロジェクトでもスピードが早いので、スケジュールは正直厳しいケースが多いです。そのなかでもクオリティーが高いものを作れるように、可能な限りのパターンを作って、自分も、上司も、お客さまも納得できるものをアウトプットするようにしています。

Paya:こだわりではないかもしれませんが、自分の知識を積極的に外に共有しようと心がけています。自分も教えてもらうことが多いので、教えられることは積極的に伝えますね。

Ma:デザイナー同士でDesign Labという勉強会を不定期で開催していて、例えば私は紙媒体が得意なので、印刷の入校時に気をつけるポイントをまとめてプレゼンしました。

Paya:あの勉強会のあとすぐに印刷の仕事が入って、とても助かりました!

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Design Labの様子

デザイナーは受託者ではない。広い視野と、発信力を持つ。

—将来の展望はありますか?
Aki:現在はマーケティングを行う際に、制作会社の協力を仰いでいます。将来的にはこれらの業務を全てインハウスで行いたいですね。そうすればアプリから広告まで、全てのレギュレーションのクオリティが上がりますし、外部との打ち合わせも減るし、コストも抑えられますから。最近では動画などを完全内製することも増えてきました。

Paya:私は「いいデザイン」ではなく、「いいプロダクト」を作りたいです。お客さまも、私たちも、みんなハッピーなプロダクトができたらいいなと思います。

Ma:メルカリのデザイナーは、受託者ではないと思っています。デザイナーも企画を作ったり、与えられた仕様書に対して「こうしたほうがいい」と自分から発信できるようになりたいです。

—今後メルカリのデザイナーに求められる資質はなんですか?
Ma: VR・ARなど、未来のテクノロジーに興味や知識があることですね。あとはアプリに限らず、オフライン領域のプロダクトや、実店舗の装飾経験がある人も必要です。

Aki:グローバルな視点を持っていたり、様々な国に行ったりした経験が求められると思います。ずっと同じ場所にいると、同じデザインしか見えないんですよね。視野が広いと、デザインの幅も広がります。

Paya:何より、ITとメルカリを愛していることが大事です!

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