出資先のみなさまとC2Cスタートアップナイトを開催しました!#メルカリファンド

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こんにちは、メルカリファンド加藤です。

先日、「C2C」と「スタートアップ」をテーマに、出資先の皆さまと100名規模のミートアップイベントを開催しました!なかなか聞けない起業家同士のトークや、起業家たちとお越しいただいたお客さまが直接お話していただける交流会など、贅沢な時間となったのではと思います。今回のメルカンは、そんなイベント当日のレポートです!

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メルカリファンドがC2Cスタートアップナイトを開催した理由

そもそも今回のイベントは、出資先のみなさまがそれぞれの魅力を発信し、スタートアップに興味をお持ちの方々と出会う機会となるように、メルカリファンドによる出資先支援の一環として、開催いたしました。

「採用」はどのスタートアップが共有する大きな課題です。メルカリファンドは、事業シナジーを重要視し、出資先の成長にも積極的に関わっていきたいと考えていますので、イベント開催を通して採用支援をできればと思っております。

また、以前、メルカンで”HRノウハウを共有するクローズドイベント”をご紹介したように、今回のようなイベント開催の他にも、クローズドのノウハウ共有会も開催しております。

そして、出資先の支援としてだけでなくC2Cに興味をお持ちの参加者同士の横のつながりの場を提供し、C2C業界を盛り上げたいというのも開催理由の1つです。

パネルディスカッションからスタート

まず、起業家同士のパネルディスカッションを2グループに分かれて行いました。

トピックは、事前にお客さまからいただいた質問をもとに、C2Cサービスやスタートアップにまつわる8テーマをピックアップ。モデレーターは、第1グループ、第2グループ同様に、MAISONZ プロジェクトオーナーの原田が務めました。

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C2Cならではの立ち上げの苦労とは?

まず第1グループの登壇者、若き起業家のお三方によるトーク。

最近プレスリリースしたばかりのスキルシェアサービスteachaプロジェクトオーナーの鶴田、C2C英会話レッスンサービスを提供するフラミンゴ代表の金村さん、スマホのC2Cマーケットプレイスを提供するジラフ麻生さんです。 サービス立ち上げや、スタートアップの苦労や楽しさを語っていただきました。

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ソウゾウ 原田:C2Cですから、特に立ち上げが難しいし、時間がかかるものだったんじゃないかな。よく言われるのが、「個人と個人をくっつけなければいけないから。どうやって最初、歯車を回しますか?」というところ、たぶんそれぞれの苦労があったと思います。

フラミンゴ 金村:C2Cっていろいろなやり方があると思うんですけど、僕らの場合は「サービスを提供する側(語学を教える側のユーザー)のほうが集めることが難しいのではないか」と思って、はじめにそこに注力し始めましたね。

具体的には外国人が居心地よく感じる場所をつくることだけに、注力してました。一番はじめにやったのが、京都でチェーン展開するバーをひたすらリサーチして、全店舗とアライアンスを組もうとして。

外国人向けのビラを全部設置したりとか、ハッピーアワー中にイベントを開催などをしまくって、はじめは100人位集めてました。そういう泥臭い系のことをしてました。

ソウゾウ 原田:泥臭いっすねえ。

フラミンゴ 金村:非常に(笑)

ソウゾウ 原田:張り紙とかね、まったくテクノロジーじゃないっていうね。

フラミンゴ 金村:そうです(笑)。そんな感じで始まりましたね。でもオフラインで外国人の方にコンタクトをとれたことがすごくよかったんです。外国人の方ってコミュニティが狭くて、自分たちで一緒のシェアハウスに住んだり、一緒の集合住宅に住んだりしてるんで、1人が登録すると5人連れてきてくれるみたいなのが多くあって、時間をかけてグロースにも繋がったって感じですね。

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ソウゾウ 原田:「ヒカカク!」って、やっぱりSEOで伸びたなっていう印象があるんです。今となっては「ヒカカク!」でいろんなカテゴリあるけど、最初はどこからスタートしたんですか?

ジラフ 麻生:そうですね。最初はまさにスマホとかからスタートしていって、そこからカテゴリ増やしていきました。その中で、SEOにくわしい方にエンジェル投資家として入っていただいたりとか。

あとは本当に、世でけっこう「SEOすごい」って言われてるサイト、たとえば住宅情報系ですね。そこのサイトが何をやってるのかっていうのを徹底的に研究してアクションに結びつける、みたいなことをやっていたりしました。

(略)

ソウゾウ 鶴田:そうですね、グロース戦略。僕、けっこうエモい人間で。1万人のユーザー考える前に、まず100人のファンを大事にしよう、みたいな考え方なんですね。

ファーストユーザーを大事にするのが僕の思想で、今の僕のソウゾウのチームでもすごく言ってることなんですけど、「自分で使いたいかな?」みたいな。自分で使いたい、あとは「人にすすめたいか?」みたいなことを、すごく大事にしてます。

これはもう「何をやるか?」っていうWhatのところで、どうやるかとかじゃなくて、まず「何をやるか?」っていう、やることによってグロース戦略ぜんぜん変わってくると思うんですよね。

(略)

ソウゾウ 原田:ホント皆さんの仰る通り、事業によりけりですよね。

ソウゾウ 鶴田:ソウゾウ内でも「メゾンズ」と「アッテ」でグロース戦略が違いますしね。それはまた別途、それはそれぞれのプロダクトのDrink Meetupある時とかに、お話できたらと思います。

より詳しく、また他のトピックについてご覧いただきたい方は是非logmiさんの記事もご参照ください

個人の「信用」をどうやって担保する?

続いて、第2グループの登壇者は、エンジニア代表のお二人を含む4人の起業家の皆さまです。

食品のC2Cマーケットプレイスを展開するポケットマルシェCOOの本間さん、料理家と食べる人をつなぐC2Cサービスを提供するキッチハイク代表の山本さんと藤崎さん、C2C保険サービズを現在開発中のBrainCat代表の中村さんです。
C2Cサービスのキーワードになる”信用”についての話が盛り上がりました!

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ソウゾウ 原田:僕の頭の中には、「信用」という言葉が一番大事な3社かなと思いました。C2Cってやっぱりその信用をいかに担保するかとか、信用をもとになにかするというのが大事だと思うんですよね。

食とかまさにそうだし。キッチハイクさんにしろ、ポケマルさんにしろ、変なもの届けたら怖いじゃないですか。そこの担保とかってどうされているんですか?

ポケットマルシェ 本間:農家さん漁師さんはずっと先祖代々土地を継いでいるだとか港で漁をしているので、彼らほど嘘をついたらやばい人たちっていないんですよね。

当然、事故が起こるリスクはゼロじゃないというのはあるんですけれども、むしろ一番安全な人たちがわざわざCtoCで自分をさらけ出して売る人たちなんだろうなというところが根底の考え方としてはあります。もちろんレビュー的なコミュニティのところでの抑止とかっていうところは当然あるんですけれども、基本はその考えが大きくて。(略) 販売をしている責任を負って、かつ、それぞれの土地に根付いている人土地から絶対逃げられない人というところがポイントですね。

ソウゾウ 原田:なるほど。キッチハイクさんはどうでしょうか?

キッチハイク 山本:よく言われるのが「お店だと飲食店営業許可証があるから安全ですよね」みたいなことですが、僕はそれがもう不思議でたまらない。

KitchHikeは、「交流」や「つながること」を目的としたサービスなので、そもそもの事業レイヤーが違うんですが、飲食店営業許可証とか食品衛生法の素案というのは昭和20年代にできたものと聞いています。戦後の不衛生な状態で作られた法律ですけれど、今って世の中すごくきれいじゃないですか。

だから、KitchHikeのようにクックさんの顔と名前やレビューとか写真が見えていることのほうがよっぽど信頼があって、安全だと思うんです。事実、4年以上運営してきて、(不衛生な食料が提供されたなどの)事件って1件もないんですよ。

ソウゾウ 原田:Gojo(BrainCat社が開発中のC2C保険サービス)とか僕興味あるんですけど、ちょうど先週、僕ちょっと海外に出張に行ってて、ニューヨークの「Lemonade」ってサービス、めっちゃおもしろいなと思ったんです。

保険って高いじゃないですか。月何千円とか、しかもめちゃくちゃ複雑でよくわからない。あれもをもう最初の登録フォームとかで簡単にやると、リスク判定を自動的にしてくれて、月5ドルとか超気軽なもので登録しておくと、なにかあったときにみんなで助け合ってお金を出すみたいな。

そこの助け合うところの「この人が本当にいい人か悪い人か?」というのはもうディープラーニングとかでグリグリやりますというものなんですけど、さっきのGojoの信用の作り方ってどう考えてるんですか? 話せる範囲で。

BrainCat 中村:基本的に実名制なので、本人確認をしっかりやろうかなというところでいるんですね。その上で、僕のやつは既存の保険とは考え方がぜんぜん違くて。

既存の保険というのは、不特定多数の方々が入って来るのを前提に作ってあります。それに非常に審査コストがかかっている。LGBTの方だったら保険の引受人になれないなど、よくわからない都合もあります。

僕はその不特定多数の方々をターゲットにしてる互助組織を作るわけではなくて、地縁とか地域とつながりがあるとか、そういった強いつながりがある方が作っていく。その時にお金を出し合っていく、お金をカバーしていくみたいに考えているんです。(略)

そういったつながりの強い方々によるある程度の信用情報の確保というのは、専門用語だとピアプレッシャーと呼んでるんですけれども、そのピアプレッシャーが働くような組織において僕たちは互助組織を作っていくというのを前提においています。

ソウゾウ 原田:なるほど。もしかすると、せっかくメルカリの出資先なので、今後、例えばメルカリのID。今メルカリとソウゾウで、ソウゾウのほうで「メルカリ アッテ」というクラシファイドサービスだったりとか「メゾンズ」というブランド特化型のものをやっているんですけれども、ログインが全部メルカリIDなんですよね。

メルカリは、みなさんご存じのとおり、かなりのユーザーさんが売り買いをしてて、それでいい体験をしたかというデータが集まってて、評価がついている。それ自体もけっこう価値かなと思うので。

たぶん今後ID連携とかすると、そのメルカリのユーザーのIDを使って、そこにたまっている評価をもとに今お話しされていたようなことがブーストできることもあるのではと思いました。

BrainCat 中村:あ、お願いします(笑)。

ソウゾウ 原田:(笑)。やりましょう。すごいニーズありますよね。

より詳しく、また他のトピックについてご覧いただきたい方は是非logmiさんの記事もご参照ください

懇親会のケータリングは...!

今回は、出資先のポケットマルシェさんを使って、ヨーグルトドリンクを直送!とても濃厚でナチュラルなお味が美味しいんです!

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そしてご飯は、出資先のキッチハイクさんのオフィスキッチハイクを利用しました!

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作ってくださったcookさんと、キッチハイクの社員の方々です。作った方と対面できると安心だし、より一層ご飯を美味しく感じます!

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参加者のみなさまとスピーカーのみなさまとの交流も積極的に行われ、充実した時間となりました。

次回開催は...?

実は、今回、お客さまからの参加ご応募は160名を超えておりました。(会場の都合でご招待できなかったみなさま申し訳ありません。)改めて、C2Cサービスやスタートアップへの興味関心を持つ方が沢山いらっしゃると実感しました。

メルカリでは今後もC2Cやスタートアップを盛り上げるべく、出資先の皆さまと協力して、今回のようなミートアップイベントを積極的に開催していく予定です!今回いらっしゃれなかった皆さまにも是非、ご参加いただけると幸いです。

また、出資先各社とメルカリ、ソウゾウは一緒に働いてくださる仲間も積極採用中でございます!少しでもご興味をお持ちのみなさま、各社にお問い合わせください。

出資先のみなさまとメルカリファンドをこれからもよろしくお願いいたします。


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メルカリファンドサイト https://fund.mercari.com/
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