US版メルカリの成功を日本から押し上げる! #岐阜市職員のメルカリ1on1

こんにちは! 政策企画チームのmacchanこと松葉公之介です。

「#岐阜市職員のメルカリ1on1」、第13回はUSメルカリのエンジニアリングマネージャー(EM)のomotoさんとの1on1です!

<omotoさんってこんな人>

・ 実は科学者。DNA組み換えなど生物学術の研究をしていた
・ プログラミングを学び始めたのは28歳のとき!
・ 日本語を勉強するため、日本の小学校で使う教科書9年分を独学で読みきった!
・ 将来は「メルカリUSを成功させて、執行役員を目指したい」ってどういうこと!?

「US版メルカリを成功させて執行役員を目指す」by omoto

ビリヤードはプロ級の腕前!omotoさん(写真右)

USメルカリでEMを任されているomotoさん。「4人くらいのスタートアップと、従業員が13万人以上いる米国企業の両方で勤めた過去があります。次のステージは、シリコンバレーでユニコーンステージの企業に行こうと決めていました。自分で行きたい会社をリストアップし、そのうち数社からオファーを受けたのですが、同タイミングでメルカリの存在を知りました」。悩んだそうですが、日本国内でのユニコーン企業はめずらしく、何よりメルカリを成功させたいと思い、ジョインしたとのことでした。「オファーがあったとき、何人かのEMに『君ならどうする?』と聞きました。そうすると、全員が日本に行くべきだと言ってきましたね(笑)。私も、それくらい貴重なチャンスだと感じました」。


そして、メルカリへ入社。今年5月からはUS版メルカリをつくるメルカリUSへ移籍し、現在はバックエンドの決済処理関連プロジェクトを進めているのだそうです。そんなomotoさん、意外にも学生時代は神経科学を専攻し、卒業後は科学者としてDNA組み換え(当時の)最新の生物学術を通した研究をしていました。その後も、セラピストとして自閉症の特別支援、日本での英語教師、米国の化粧品会社など多彩な経歴を持ちます。「化粧品会社では、コンシューマーサイエンスといって、香りの言語化などの研究をしました。そのとき、Amazonのレビュー分析が必要なシーンがあり、プログラミングを学び始めました。ちょうど28歳のころです」。


EMを務める彼が、このようなバックグラウンドだったとはとても驚きました。20代後半で初めてコードを書き始めたomotoさんはなぜ、シリコンバレーから求められる人材になり得たのか。「日本語をイチから勉強するときに、日本の小学校の全教科書を9年分読み切ったことがありました。独学で日本の義務教育をやりきったことで自信がついたんです。これができたのだからプログラミングもできるだろう、と考えました」と印象深いエピソードを聞くことができました。


前職では卓上ターミナル型の注文端末のプロダクトに関わり、高度なセキュリティシステムを有する決済サービスの開発に注力したomotoさん。「POSシステムのインターフェースなら世界でトップ10に入る知識を持ってますよ」と不敵な笑みを浮かべます。


「この会社はしっかりとした実力がある人がたくさんいる」と前置きをしてうえで、「でもグローバルカンパニーとして成功していくには、もっとインパクトのあるプロジェクトを会社全体でフォーカスしていくべきだと私は思います」と課題認識についても聞くことができました。omotoさんは、日本人としての哲学(彼いわく緻密さと職人気質)とシリコンバレーの哲学の両方を兼ね備え、メルカリの成功を世界に知らしめたいと意気込んでいます。将来の目標は「USを成功させて執行役員を目指す」こと。自分の限界に線を引かず力強い信条を持つ彼との1on1は、非常に多くの学びがありました。

omotoさんはEMとしてUS版メルカリの決済処理をよりなめらかで使いやすいものにするため、日々難しいプロジェクトに取り組んでいます。かつて独学で日本の義務教育をやり遂げてたことが、その後の人生で難題に向かうときも「できる」という自信に繋がっていると話してくれました。苦労して得た成功体験が、のちの人生でも活きてくることを体現している素晴らしい人です。

omotoさん、ありがとうございました!

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