お客さまの「楽しい！」でメルカリを進化させたい #岐阜市職員のメルカリ1on1

こんにちは！　岐阜市役所からメルカリ政策企画チームに出向中のmacchanこと松葉公之介です。

「#岐阜市職員のメルカリ1on1」、第15回はCommunityチームのuemuさんとの1on1です！

＜uemuさんってこんな人＞

・ かつてはCSマネージャーとして、CS業界全体を盛り上げる活動をしていた
・ 新たに始動した「コミュニティ施策」って何？
・ 新領域でこれまでにないムーブメントを起こしたいぞ！

「コミュニティを育て、唯一無二のサービスとして進化させる」by uemu

2019年7月からCommunityチームマネージャーのuemuさん（写真左）

CS（カスタマーサービス）のTnS（Trust and Safety）マネージャーとして、業務健全化のためにメンバー向けの教育設計とクオリティプログラムを構築していたuemuさん。「品質を担保するために、一定の基準でレギュレーションが守られているかを定期的に観測していました。すべてのスタッフが同じ基準で案件に対応できているか、しっかり基準を設ける必要があります」と、uemuさんは社内にとどまらないコミュニティを形成する仕掛けづくりなど、精力的にCS業界を盛り上げる活動も行っています。さらに「CSという役割がプラチナ職種として位置づけられるように業界全体で価値を高めていきたいです」とも。


そして今年7月からは新しくビジネスサイドに異動して、コミュニティチームに属することになりました。


「OMO（Online Merges with Offline）戦略のなかで、コミュニティを通じた売上の獲得を目指し、イチからメルカリのコミュニティをつくり込むことになります。まずはファン向けコミュニティ施策で、熱狂的なメルカリファンを顕在化させつつ、楽しんでいる人を集めていきます。そして新しい層に『自分もハッピーになれるかもしれないから使ってみよう』と思ってもらえる情報を伝える場を提供したい。特に市場としてのポテンシャルが高いスポーツやファッションなどのカテゴリ切り出し群をはじめ、多くのコミュニティが自然発生的に自走して行く姿をイメージしています。また、メルカリ好きを最大化できるアンバサダープログラムづくりなどを検討しています」。uemuさんが描くビジョンは、定常的にお客さま同士で集まる仕組みをメルカリがサポートするという、これまでにはない新たな試みです。


「オフラインの場をつくることでオンラインの流通が活性化していくイメージですが、このコミュニティ形成には少し時間がかかります。短期で会社への貢献はできない事業になると思いますが、tamosan（執行役員メルカリジャパンCEO）がコミュニティに対してポテンシャルを感じてくれて、マネタイズできるビジネスモデルと位置づけ旗振りしてくれています。戦略的にアプローチし、唯一無二のサービスとして進化させます」と、これまでにないムーブメントを起こすイメージができていると自信をのぞかせます。


新たな領域での挑戦を静かに話すuemuさんの姿からは情熱が伝わってきました。フリマアプリとして圧倒的な国内シェアを確立しながらも、さらにドライブしていくメルカリを形づくっていこうとしているメンバーの1人だと、1on1のなかで感じました。

共通の趣味を持った仲間との出会いや活動にワクワクした経験は、誰にもあると思います。

uemuさんの手掛けるコミュニティ施策は、こうした経験に価値を見出し、メルカリの既存サービスと繋げ、唯一無二の世界観を持ったサービスへ進化させることがミッション。穏やかな口調とは裏腹に、相当な覚悟と情熱を持って取り組んでいるuemuさんとの1on1を通じて、彼の事業がこれまでにないスケールへとメルカリグループが成長するための起爆剤になり得る、そんな予感を抱かせてくれました。

uemuさん、ありがとうございました！