AndroidエンジニアがメルカリUSに赴任してもうすぐ1年な話
こんにちは。Androidエンジニアの @tomoaki_imaiです。Mercari USに赴任して1年弱が経過しました。本日は自分の生活がUSに来てどう変わったかという事や、USプロダクトチームの話について書きます。
VISA取得とUSへの赴任
USへの赴任が決まったのは入社2年目のことです。USで本格的なプロダクトチームを立ち上げようという話になり、元々出張ベースでUSに行ったり来たりしていたこともあって、赴任することとなりました。
赴任にあたって最初の手続きはVISAの取得からでした。アメリカで給与を受け取るような就労をする場合、VISAは必須となります。VISA取得には大量の書類提出(全て英語)等大変な手続きが多いのですが、社内の法務部の人に手取り足取りサポートしてもらいながら約2ヶ月程度でスムーズに取得できました。
BerkeleyとSan Francisco中心部での生活
今はサンフランシスコから電車で40分位のバークレーという所に住んでいます。バークレーはカリフォルニア州立大学バークレー校がある場所で、学生が多く、活気に溢れた街です。当初はオフィスのあるサンフランシスコ市内に住むことを検討していたのですが、自由闊達な雰囲気が気に入ってバークレーに住むことにしました。
休日にはグルメゲットーというイーストベイ随一の美味しいレストランが集まる地区に出かけたり、USで仲良くなったエンジニアの人たちとカフェに集まり、個人プロジェクトでプロダクトを作ったりして過ごしています。
一方、オフィスのあるサンフランシスコはエンジニアにとって大変刺激的な場所です。常に新しいアイデアが発信されています。日々ローンチされる数多のプロダクトを試してみて、どういう点がサービス、UI/UXとして優れているのか、ビジネスとしてスケールするのかということを社内でディスカッションするのはとても楽しいです。
またMeetup(勉強会)も盛んに開催されているのもサンフランシスコならではと思います。Uber, Airbnb, Twitter等名だたるスタートアップや大企業がMeetupを開催し、積極的に情報発信をしています。自社の技術をどんどんオープンにしていくことで、ブランディングを高め、優れたエンジニアやPM,デザイナーの採用に繋げる良い循環が出来ているのだなと感じます。
ところで自分は映画が好きで、毎年30-60本ほど観ています。USに来てからも引き続きAmazon Video + 英語字幕で映画を視聴し続けたところ、英語のスキルがかなり向上しました。好きなことを英語で代替すると英語は上達するもんだなぁと実感している次第です。
Mercari USオフィスの様子
Mercari USオフィスは45名ほどいます。エンジニアは日本からの赴任者が多いですが、それ以外はUSで採用されたメンバーです。
また最近ポートランドにもCSチームのオフィスを開設しました。
イベント多し!
アメリカの会社らしいな〜と感じることは、とにかくイベントが多いことです。例えば毎月Happy Hourというちょっとしたパーティを社員が企画して開催しています。Halloweenの時は仮装したり、みんなでランニングの大会に出たり。自分のスタンスが踊らにゃソンソン気質なため、一緒に何かするのは発見もあるし、とても楽しいです。
ちなみに以下の動画はマネキンチャレンジという今アメリカで流行っている、面白い挙動をしながら停止した動画を撮るというのをオフィスでやったときのものです。
www.youtube.comUSプロダクトチームは日々劇的に変化中
USプロダクトチームは現在15名程います。自分が赴任した当初はデザイナー、プロデューサーしかいませんでしたが、今はインフラエンジニア、QAエンジニア等フルスロットルで戦えるメンバーが揃ってガンガン開発しています。USプロダクトチームでは、よりパフォーマンスを上げるためにスクラム開発を全面的に取り入れました。みんな目的を達成するために貪欲に新しいことにチャレンジするし、最強に良いチームが出来ているなと感じています。
また日本からは常時5人から10人程メンバー(エンジニア、プロデューサー、デザイナーのみならずCSも)が訪れています。彼らは2週間から1ヶ月ほど滞在し、ユーザビリティテストを行って新機能の開発をしたり、USのCSメンバーと管理画面の仕様検討をしています。日本にいようがUSにいようが一丸となってUSプロダクトに注力してるんだなぁと実感します。
自分自身の変化としては、入社してから総じてのびのびとやってきたのですが、USに来てからそれ以上に新しいチャレンジができていると思います。
例えば先日US版メルカリではAndroid Pay(Apple Payじゃありません)という決済方法を導入しました。導入のきっかけは、Android Pay HackathonというGoogle社主催のイベントに自分が参加したことです。そこで作ったプロトタイプをベースにデザイナー、プロデューサー、マーケティングチームを巻き込んでリリースしました。こんな感じで何か新しいことをやっても受け入れてくれる土壌があります。
英語OKな人、待ってます!
以上、ざっくりと赴任してから1年弱たった感想を書き連ねてみました。USチームはようやくチームとして立ち上がってきたものの、まだまだやりたいことが山ほど(あれもやりたい、これもやりたいと日々メンバーで話しています!)あります。英語がOKで、USで良いものを一緒に作りたい人、どんな職種でも募集中です!
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