お客さまにとって魅力的なサービスであるために。UXリサーチ勉強会を開催したよ #メルカリな日々

こんにちは! メルペイTalent&Cultureチームのはなです。

先日、メルペイのUXリサーチャーのkeinyさんとmihozonoさんによる「UXリサーチ勉強会」が開催されました! お客さまにとって魅力的で使いやすいサービスを提供するため、プロダクトをつくる過程で必ず実施されているUXリサーチ。今回の勉強会では、「そもそもUXリサーチとは?」「どういった効果があるのか」を、具体例を交えてメンバーにシェアされていました。

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メルペイ UXリサーチャーのkeinyさん

当日はUXリサーチの概要や効果が紹介されたほか、うまい棒を使った簡単な実験も行われました! 具体的な実施方法はこちらです。

【実験内容:2人1組でうまい棒を食べてみよう】
1:2人1組になる(AさんとBさんがペアになったとします)
2:Aさんがうまい棒を食べる
3:Bさんはその行動を観察・記録する
4:AさんとBさんの役割を入れ替え、もう一度「2」をする
5:お互いの食べ方、観察・記録の仕方の違いを共有する

この実験のポイントは「1:うまい棒を食べるというシンプルなことでも、人の振る舞いとその理由は異なることを体感する」「2:観察・記録の仕方は人によって異なり、調査記録は調査者の解釈が入っていることを体感する」の2つ。

実験後、keinyさんが「(観察されているなかで)いつもどおり食べることができましたか?」と聞くと、参加したメンバーたちは「こぼさないように、いつもより少しきれいに食べました」と答えていました。「調査結果には必ずフィルターがかかる」という忘れがちなことを、身近な題材で実感、理解できる有益なワークショップでした。

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プロダクトマネージャー、デザイナー、エンジニアなど職種さまざまな参加者!

プロダクトマネージャー、デザイナー、データアナリスト、エンジニアとさまざまなメンバーが参加していたので、それぞれどんんなことを感じたかを聞いてみました!

nakayama(デザイナー ):学術的なメソッドの紹介だけでなく、それを噛み砕いて実例で説明してくれてわかりやすかったです! また、UXリサーチだけでなく、それに必要な心構えも知ることができ、全体感をつかめました。きちんと仮説を立て、何を検証したいのかを明確にしてリサーチに挑まないといけないなと改めて感じました。


imacky(プロダクトマネージャー):アカデミックな視点からUXについてレクチャーを受ける機会がなかったので、非常におもしろかったです。「自分の好み・クセを理解する(メタ認知)」は、リサーチだけでなく企画・判断するうえで大事だとわかる勉強会でした。


shuuk(データアナリスト ):UXリサーチが独立した分野ではなく、ジョブ理論といったスタートアップのプロダクト開発理論と密接に関連していることを理解できました。メルカリグループにはそのような理論との親和性が高いメンバーが多いので、UXリサーチの考え方は受け入れられやすいと感じます。探索と検証、定性と定量といった調査のアスペクト同士の関係について、よりくわしく知りたいと思いました!

最後に、主催者であるkeinyさんにも、勉強会の感想と今後の意気込みを聞きました!

keiny(UXリサーチャー):メルペイやメルカリはお客さまを中心に考え、使いやすくて魅力的なサービスをつくろうとする文化がすでに根付いています。そのため、UXリサーチを上手く活用できる会社だと感じているんです。また、メルペイではリアルな店舗での体験が生まれることになるので、現地で調査したり、お客さまと一緒にサービスを共創したりできる仕組みづくりもしていきたいと考えています。

keinyさんmihozonoさん、改めて興味深い勉強会をありがとうございました! 次回の実施も期待しています!

それではまた来週の#メルカリな日々で!

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