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リモート×ランチ勉強会「Edge AIとMLシステム」の開催成功!オンライン配信を支える技術

こんにちは、メルカリAIチームの@shibui.yusukeです!

2月後半から、メルカリではコロナウィルス対策として、東京オフィスは全員WFH(Work From Home、いわゆる在宅勤務)が指示されています。そのため、満員電車や人の集まる場所を避けて自宅で仕事しています。(花粉症持ちの私としては嬉しい限りなのですが、飼い猫が邪魔しにきて仕事に集中できません)

WFHを邪魔する猫

それはそれとして、この状況下において残念なことの1つは、予定していたイベントやセミナーが中止・延期になってしまうことです。せっかく話したいことを考えてプレゼンも用意したのに、中止になってしまうと無念で仕方ありません。

私は、こういった事態を9年前にも経験しています。2011年3月11日の東日本大震災時、東京で他の企業で働いていました。世の中が混乱し仕事もままならない中、それでも通常どおり仕事をしようと努めていました。そのときに学んだのは、非常時でも平常時同様の予定をこなしたほうが、ペースを維持できて安心できるということでした。

そんなわけで、「予定していたイベント登壇も予定通りこなしたい!」という想いもあり、以下2つのイベントをオンラインで登壇してきました。

メルカリ社内向け「Edge AI and ML system lunch and learn」

メルカリ社内向けに開催したリモートによるLunch and learn(ランチ&ラーン)を企画しました。Lunch and learnは、メルカリでは定期的に開催されている勉強会。ランチタイムに集まって、お弁当を食べながら技術ネタや仕事に役立つTipsなどをプレゼンしています。

WFH中でしたが、「遠隔でもイベント開催して一緒にワイワイしたい!(誰かやる前にやりたい!)」というチャレンジ精神で開催しました。イベントのコードネームは「笑っていいともリバイバル」です。

<概要>
開催日時:3月13日(金)12時〜
テーマ:Edge AIとMLシステム
メルカリのPMやエンジニア向けに、機械学習のシステムを開発してリリースするプロセスを説明するとともに、Edge AIという技術の知名度をあげるためのものです。

2つの画面を横並びにして実施!

当日、Lunch and learnの登壇者はメルカリ社内に集合。配信ツールには、Hangout Streamingを用いました。Hangout Streamingは一方向に動画配信するツールで、セッティングも簡単で便利。

ところが1つ、問題がありました。従来のLunch and learnでは、全員が同じ場所に集まって盛り上がります。しかし、今回はリモートということで盛り上がり感がお互いに伝わりません。そこで、プレゼン資料とslackを同じ画面に横並びに表示してプレゼンする試みを実施しました。これで話している側も見る側も、反応を見ながらリアクションしながら参加することができる、という算段です。

懸念は、画面が窮屈になること・配信にタイムラグがあったことでしたが、総じて不評もなくわりと大丈夫でした。

Macで表示画面を選んで、他の画面をくっつけると、2画面表示!
同時中継用のslackチャンネルとプレゼンテーションのスライド、そして発表者を一画面に横並びにして表示。

勉強会の内容は、ずばり「機械学習を活かした機能の苦労話」!

当日のLunch and learnでは、私はメルカリで提供している価格推定というプロダクトの説明と、どう開発してリリースしたのかなど、機械学習の苦労話をしました。

実は、機械学習ベースの価格推定はちょうどリリース1周年を迎えたプロダクトでした。いやはや感慨深いものです。

加えて、Edge AIチームのChicaさんとy-oshimaさんから、スマホの中で機械学習を動かす勘所やプロダクト例をプレゼンしてもらいました。Edge AIは、デバイス(スマホや自動車、ロボットなど、サーバやクラウドではない物理機器)でAIを動かす技術のこと。リアルタイムなレスポンスやセキュリティ面から、注目されています。メルカリでは、Edge AIを用いることで、お客さま体験をさらにスマートに改善していきたいと考えています。

登壇するy-oshimaさん

オンラインで参加してしていた社内メンバーからは、「面白すぎてslackする暇があまりなかった」「全体的に興味深いしわかりやすいし面白かったです!!」「お疲れさまでした!めっちゃ面白かったです!」と好評な反応をもらえて、安心しました。

TECHPLAY主催「データ分析基盤Developers Night #4 〜活用されるデータ基盤のつくり方〜」

<概要>
開催日時:3月2日(月)
イベントURL:https://techplay.jp/event/768641
TECH PLAYが東京・渋谷にある自社スタジオで定期的に主催している「データ分析基盤Developers Night」という勉強会です。しかし、開催日がちょうど国内でのコロナ・ショックが危機的状況になってきた時期だったこともあり、急遽オンライン開催に変更されました。

開催日直前に、急遽オンライン開催へ変更!

私は2月末に登壇することに決まったのですが、その翌日に主催者から「オンライン開催に変更します!」と連絡があり、それから一週間でストリーミング配信を用意されていました。イベント主催者の熱い想いを感じました。

当初のキャパシティは100名程度だったのですが、オンラインになって制限がなくなり、結果的に333名のお申し込みがありました。そのうち、参加したのは160名という大規模イベントに発展しました。登壇は、マクロミル社、Sansan社、メルカリ社。各社25分ずつ話しました。

※関連リンク:Sansan社テックブログ 「オンライン勉強会のリモート登壇とそれらを通して考えたこと

画面右側のチャット欄でのやりとりが非常に活発だった!

オンライン配信にはYoutube Streamingを使いました。私はオンラインで話すのは初めてで、だいぶ緊張しました。聴講者の反応が全然見えないなかで話すのですが、Youtube Streamingでは右側に表示されるチャットにみなさまの書き込みが流れてきて、案外楽しく話すことができました。コメントしてくださったみなさま、ありがとうございます。

<figcaption当日のYoutube Streaming画面

イベント当日、私は、これまでメルカリで作ってきた機械学習プロダクトのアーキテクチャと勘所を、事例とともに説明しました。メルカリではお客様の出品や購入を簡単&安全にするため、配送方法の推定や写真検索、違反出品検知といった仕組みを機械学習で用意しています。メルカリというスマホベースのWebアプリケーションに機械学習の推論システムや学習パイプラインを組み込むにあたって、お客さまへの見せ方や安定稼働させるポイントを説明しました。当日の動画や資料はYoutube Streamの配信ページをご参照ください。

ピンチはチャンス。イベント開催方法を見直す機会になった

3月に入って国内でもコロナウィルスの影響が深刻化し、学校が休校になってしまったり、イベントが中止になったり…周囲からの「うんざり」が見え隠れしているように感じます。しかし、こういうときこそ、テクノロジーを活用して働き方やイベント開催方法を見直し、チャレンジする良い機会だと思うのです。

平常時であれば、弊社のLunch and learnもTECH PLAYのイベントも、会場を抑えて参加人数を調整して直接コミュニケーションをとって…となります。しかし、物理的に距離が離れている場合、反応の見方や画面の出し方、説明の仕方を工夫しなければなりません。他方で、オンラインであれば人数制限や会場のセッティングが不要になり、オフラインよりも多くの方々に、簡単に声を届けることができます。

今回、私は2つのイベントにオンライン登壇しましたが、非常時でも楽しくイベントを開催していて、平常時よりも大きな効果を出す方法を学ぶ良い機会になりました。

最後になりますが、Lunch and learn、TECHPLAYともに、開催に尽力してくださったみなさま、ありがとうございました。

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