1/2が外国籍メンバーのメルペイCash I/Oチームが発掘!リモート環境下でのオンライン振り返り手法

こんにちは、メルペイCash I/Oチームです。

在宅勤務が2ヶ月以上続くなか、みなさんのチームではどのような振り返り手法を取り入れていますでしょうか?

なぜこんなことを聞くかと言うと、僕たちメルペイCash I/Oチームでは、スクラム手法に基づくプロダクト開発を行っており、隔週でレトロスペクティブ(振り返り)を実施しています。これまでは会議室に集まって話していましたが、在宅勤務となった今、オンライン上でやりとりする必要が出てきました。

少し特殊?なチームメンバーについて

僕らメルペイCash I/Oチームは少し構成が特殊で、12名いるうちの6名が「海外から来たメンバー」なのです。彼らはみんな、日本語は少しだけ理解できる程度。そのため、会議での共通言語は英語。つまり、メルペイCash I/Oチームでは英語で意思疎通を図る必要があるのです。

しかし、業務においてレトロスペクティブは必要不可欠。そこで僕らもオンラインでできないかどうかを試行錯誤した結果、たどり着いたのが「Retrium」を使ったレトロスペクティブでした。

Retriumを使って解決したのは「認識合わせ」

Retriumは、「Think」「Group」「Vote」「Discuss」という4つのプロセスを踏んで、振り返りが行えるツールです。Thinkでは各自が意見を出し、Groupではグルーピングを、Voteでどれがよかったかに投票し、Discussでチームメンバー全員で話し合いをします。

それぞれ時間を区切って作業ができるので、限られた時間の中で効率よく振り返りができることが特徴。そして、僕が最も気に入っているポイントは、認識を合わせやすい点です。

オンライン上で振り返りを行う様子

実は、在宅勤務が始まったばかりのころは、オフィスに出勤していたときに実施していた「今週のよかったこと」「今週の反省点」「次週トライしたいこと」の3項目を共通ドキュメントに書いて振り返りをする形式を採用していました。しかし、メンバーの反応は「時間がかかる」「わかりにくい」「グルーピングがしにくい」の三重苦。

その点、Retriumは話しているトピックに応じて画面の切り替えができるので、何について話し合っているかの認識を揃えられます。特に、僕たちのチームのような異なる言語でコミュニケーションを取らなくてはいけないチームにおいて、難しさを解消するサポートをしてくれているように感じました!

実は導入自体がチャレンジングだった

WFH中のレトロスペクティブにあたって、オンラインでの実施はもちろんですが、他ツールをいろいろ試しながら進められたのはわりとチャレンジングでした。

そもそもRetriumは、メルカリ側ですでに取り入れているチームがあり、それを知ったことが導入のきっかけでした。セキュリティチームにチェックをお願いし、問題ないことがわかったため、メンバー全員の同意のもと、本格的な導入を進めました。結果的にチームにもフィットしたので、現在も継続して利用しています。

僕たちのチームにとってレトロスペクティブは、メンバー間の認識を揃える機会として重要な役割を担っています。タスクに対する共通認識を持てるので、アサインを適切にできるようになったり、タスク量の調整が上手くできるようになりました。

また、第一言語ではない言葉を使ってコミュニケーションを取っているので、認識の齟齬をなくすことにも役立っていると感じています!

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