「無意識バイアスをどう乗り越えるか」へのチャレンジを語り合った国際女性デーイベント!#メルカリな日々

こんにちは!Diversity&InclusionのWomen@MercariコミュニティでLeadを務める@wakanapoです。普段はAIチームでソフトウェアエンジニアをしています。

突然ですが3月8日は何の日かご存知ですか?

3月8日は国際女性デーです。毎年テーマが掲げられ、さまざまなイベントが開催されます。今年のテーマは「Choose To Challenge」。ジェンダーの偏見や不平等に声を上げよう。女性の功績を讃えよう。挑戦することで変化が生まれる。みんなで挑戦しよう。といった意味が込められています。

メルカリでは3月10日に、Connected Women Tokyoの取り組みの一環として「ライフとキャリアにおけるそれぞれの『Challenge』」をテーマにイベントを開催しました。

Connected Women Tokyoって何?

「Connected Women Tokyo」とは、多様性に溢れ、公平でインクルーシブなテック業界を築いていくことにパッションを持つ人々をつなげるコミュニティです。Twitter Japan、フェイスブック・ジャパン、メルカリ、Google合同会社の4社共同で構成され、2019年9月にローンチイベントを開催。その後も各社交代でイベントを企画し活動を継続してきました。

今回はWomen@Merariが企画を担当し国際女性デーのイベントをやることになりました。

企画する中で大切にしたのは性別に関わらず参加できるイベントにすること。

Women@Merariでは、男性だけの「家事育児と仕事の両立トークセッション」を開催するなど、女性だけではなくて男女一緒にジェンダギャップの課題を考えアクションしていくことを大切にしています。

というわけで、これまでConnected Women Tokyoのイベントでは女性だけが登壇者になることが多かったのですが、今回は男女混合のスピーカーでイベントを開催しました。

<Panalist>
篠田真貴子(メルカリ社外取締役)
江田清香(メルカリCFO/メルペイ取締役)
岩田翔平(メルカリ HR Operationsチーム、マネージャー)
<Facilitator>
上村一斗(メルカリBrandingチーム、マネージャー)

トークテーマは次の3つです。

・ これまでに経験したチャレンジは?どのように乗り越えましたか?
・ 大胆なチャレンジがしやすい環境って?
・ これからしたいチャレンジは?

当日のセッションでは、登壇した全員が無意識バイアスやそれによって生じる罪悪感をどう乗り越えるかにチャレンジしているように感じました。

ーこれまでに経験したチャレンジは?どのように乗り越えましたか?

江田:ファミリーと仕事についてですが、私には6歳と1歳の子どもがいます。上の子どもが生まれるとき、「平日は可能な限り家事をしない」と夫婦で決めて、家事をアウトソーシングするなどヘルプを入れても、罪悪感を持たないことにしました。そうして余裕が生まれたことで転職など、他の大きなチャレンジができました。

篠田:自分の無意識バイアスと闘うことですね。私の子どもは年齢が皆さんのお子さんより10くらい上。当時は、「イクメン」、「ワンオペ」なんて言葉はなくワンオペが当たり前の時代で、女性がキャリアを築きつつ子育てをすることは、今よりも特別でした。下の子が9歳のとき、たまたま見ていた記事のタイトルを彼女が見て、「家庭と仕事は両立しにくいの?」と聞かれたことがあります。「できるわよ!」と即答した一方、「家庭はどう?」と聞かれたときに黙ってしまったんですね。「仕事は?」の質問にはすっと答えられたのに…そのギャップに自分で驚きました。実は専業主婦の人と比べて自分自身に罪悪感をもっていたんです。そんな自分にすぐに気づけなかったということに、しばらくしてから気づいて落ち込みました。色々な人の経験談を聞いていかないと乗り越えられないんだと気づけた体験です。

岩田:自分のバイアスで妻のチャレンジを妨げていたことですね。2年前、マネージャーをしながら17時にオフィスを出るような働き方に変えました。実はそれまでも週1で必ず子どもの保育園のお迎えに行っていたのですが、余裕が出てきたので「週2に増やそうかな」と妻にいったときに「なんで週5じゃないの?」と言われたんですよ。「お迎えは女性である妻の仕事」と無意識に思っていた自分に気がつけました。

ー大胆なチャレンジがしやすい環境って?

岩田:チャレンジするために自信をつけさせてくれる環境ですね。統計的には女性のほうが自信を低く見積もってしまう傾向があると言われていますが、男性も同じなのかなと。どうしても安全なところを好んでしまう。本人と何が不安なのかなど聴く時間を助走期間として設けて、信頼関係のある状態で「ちょっと無理かも」という一歩上のチャレンジを提示するようなコミュニケーションが必要なんじゃないかと思います。

江田:失敗をしてもリカバリーできると思えるかどうかでしょうか。「失敗しないように」行動していると、小さい失敗も大きく感じてしまい、安全なことだけをやるようになってしまいます。でも実は失敗してもリカバリーできないなんてことは殆どないと思うんです。だからチームも周りの人も、失敗しても大したことないよとみんなが思っている環境が大切です。そのために、初めは上の立場の人が失敗に対して寛容であることを見せるといいと思います。

篠田:「大胆なチャレンジ」って、主観なんですね。なにをもって大胆なチャレンジなのかは、個人や企業によっても差があります。チャレンジって、「ドキドキしながらやってね」ということではたぶんなくて、自分は普通だと思ってやっていることが他人から見たら大胆なチャレンジだった、という状態が目指す領域だと思うんです。自然体で行動できたほうが力を発揮できます。だから「どこまで行けるのか」を知ることは必要だし、そのためにいつも関わっている人以外との交流が大事です。イベント、メディア、本など。「自分の暮らしの外で起きていること」をそういう目で見ると、そこまで目指していいのだと気づくことができる。

ーこれからしたいチャレンジは?

江田:上の子が小学生になると、教育のステージに入っていきます。親としても、いろいろな経験に触れる機会を提供していきたいですね。可能な限り自分も経験を共にして、子どもの学びを通して自分も学んだり。本人が何を好むか、自分がそこにどれだけ時間を使うことができるかですね。子どものステージが変わるっていうだけでチャレンジかなと思っています。

岩田:インクルーシブなマネジメントに挑戦したいです。メルカリは世界で使われるよいプロダクトを作るためにD&Iを重視していくと社内外に発信していますだから社内で働いているメンバーがより多様で、皆がインクルーシブされていく環境を作ることは重要だと思っていて。その環境を作るために人事は重要なポジションです。だから自分たち自身がよりインクルーシブなマネジメントができるように努力したいです。また僕自身、先日公開した無意識バイアスのトレーナーになることにも挑戦したいと思っています。

篠田:「Gender diversityを進めるためには何が必要なのか?」という問に体系的に答えられているものってないと思っているんです。メルカリの実施しているトレーニング(*1)も一部ですし、常にアップデートが必要です。何を学ぶ必要があるのか、その全体感を理解できるものが欲しいですね。カリキュラムとかライブラリーみたいな、いろんな企業の人が使えるオープンリソースがあるといいなと思っています。プライベートで言うと、子どもが中高生なので、子育てというより大人育てかなと。この子達がこれから社会に出ていくわけですからその後の自分たちのあり方。家庭のあり方がかわっていく。そこを見据えての関係性をアップデートしていくのは楽しみなチャレンジです。

*1・・・メルカリでは「無意識(アンコンシャス)バイアス ワークショップ」の社内研修資料を無償公開しています。くわしくはこちらをチェックしてみてください。

無意識バイアスをこえて大きなチャレンジを!

参加者からは「自分の無意識バイアスの存在に気がつけた」「男女両方の立場の話が聞けてよかった」「さっそく自分もチャレンジしてみたい」という声が上がりました。

Women@Mercariはこれからも、性別に関わらず一丸となってジェンダーギャップの課題に取り組んでいきたいと思います。

それではまた、#メルカリな日々で!

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