「信用は、お客さまに寄り添い続けた先にある」だから私たちはQAする #メルペイCDのゆかいな仲間たち vol.2

メルペイがミッションに掲げている「信用を創造して、なめらかな社会を創る」で、重要な役割を担っているのがCredit Design(クレジットデザイン)チームです。…と書くとカタ〜いイメージもありそうですが、そこにはキャリアもバックグラウンドもさまざまだけれど「信用をカタチづくるおもしろさ」に魅了された、なかなかゆかいなメンバーが集まっておりまして!

そんな彼らの個性豊かな人柄に触れつつ「あなたにとって信用とは?」と聞いちゃう本企画。今回はQuality Assurance(品質保証、QA)エンジニアである櫻井みづき(@miisan)と高野純知(@takama)が登場します!聞き手は、Credit Designチームのプロダクトマネージャーである鍛 哲史(@kj3104)です。

※撮影時のみ、マスクを外しています

この記事に登場する人


  • 櫻井みづき(Mizuki Sakurai @miisan)

    2018年7月よりメルペイにQAエンジニアとして参画。入社直後よりiD決済領域を主に担当する。 キャンペーン、メルペイスマート払い、バーチャルカードのリリースなどに関わり、メルペイ決済全般のサービスリリースに数多く携わる。 日々サービスの品質向上、開発プロセス改善、QA技術向上、組織作りをリードし、より良いサービスをお客さまへ届けるために奮闘している。


  • 高野純知(Masatomo Takano、@takama)

    システムインテグレーション事業を行う企業に入社し、金融系システムの品質保証業務に従事。その後趣味のゲーム開発を活かし、ゲーム業界に転身。クライアント、バックエンドのエンジニア経験を経て、2019年12月にメルペイにQAエンジニアとして参画。参与信に関わるサービスをはじめ、チームをまたいでテストの自動化に対しても取り組んでいる。


  • 鍛 哲史(Satoshi Kaji、@kj3104)

    大学在学中にWeb、ゲーム、VRの事業を立ち上げたのちブロックチェーン企業の創業に参画し日本事業のプロダクトの責任者として従事。海外の国立銀行でのプロジェクトや日本のKYC高度化プロジェクトなどを進行。2018年5月にミッションに共感しメルペイに入社し、メルペイスマート払いをはじめ、さまざまなプロジェクトに取り組む。


担当領域を持ちつつ、必要であれば他チームもサポート!

@kj3104:まず、Credit Designチームでの仕事を教えてください!

@miisan:Credit Designチーム内には新規プロジェクトとグロース、保守運用の3つのチームがあります。私と@takamaさんはQAエンジニアなので、それぞれが担当しているチームで品質保証に携わっています。

@takama:私は今、保守運用チームでQAを担当しています。また、必要に応じて新規プロジェクトのサポートもしています。サービスの品質向上・保証に必要であれば、幅広く対応しているイメージです。

@kj3104:いつも…本当にありがとうございます!ちなみに、お2人はなぜQAエンジニアになろうと思ったんですか?

@miisan:前職では、開発と並行してテストも担当していました。そのとき一緒に働いていたメンバーから「他メンバーより気付けることが多いので、QAのほうが向いているんじゃない?」と言われたんです。それから、QAエンジニアのキャリアをスタートさせました。

櫻井みづき(@miisan)

@takama:私は新卒時代にQAをやっていました。ただ、そのときはマニュアルテストが面倒に感じていて(笑)。ゲーム制作が好きだったので、一時はゲーム関連のエンジニアとして、サーバサイドやクライアント開発も経験しました。運用面での自動化も担当していたんですが、それがとても楽しかったんです!同時に、新卒時代に面倒だと感じていたマニュアルテストも自動化できたら最高なんじゃないかと強く感じました。そういったキャリアを突き進むなか、出会ったのがメルペイでした。

ステークホルダーが多いからこそ意識する「最短距離」

@kj3104:これまでQAしてきたサービスと違いを感じるところはありますか?

@takama:お客さまの大事なお金を扱うサービスなので、たった1つのミスが命取りになります。決して出してはいけない不具合に気をつけつつ…とはいえ何かあったときには早急に対応できる仕組みの重要性はとても高いです。

@miisan:お金を扱うサービスということは、社会のインフラにもなりうるサービスということ。そうなると、@takamaさんの言うとおり、求められる品質の基準は高いですよね。QAの重要性も高いところにある認識です。

もう1つの大きな違いは、ステークホルダーの多さです。メルペイはお客さまだけでなく、さまざまな加盟店さまや外部のパートナーさまの協力のもとサービスを提供しています。それぞれ企業文化も異なるので、同じスピード感で進められないときもありました。なので、ステークホルダーの方々と話をするときは「どうすれば最短距離で進められるか」と常に考えながら動いていますね。

@takama:@miisanさんの話に付け加えるとするならば、ステークホルダー側のシステムに何か起こった場合、すぐに対応できるわけではありません。入念にテストを行いますが、想定外の事態は起こるもの。なので、トラブルがあれば早期に解決できる仕組みも構築していました。

高野純知(@takama)

@miisanそもそもQAは、サービスやプロダクトを無事にリリースさせるために、エンジニアやデザイナーと並走し、課題を見つけてアドバイスをするポジション。だから、会社によって関わり方が異なるんです。

そんな我々QAにとって大事なのが「QA観点で今どんな状況下なのか」「QAとしての課題感」を周囲に理解してもらうこと。共通認識ができることで「だったらこうすればいい」と一緒に考えられます。その考えから「メルペイ全員で品質を保つ」という意味合いを込めた“全員品質の思想”が社内で生まれました。

@takama:また、振り返りは四半期ごとに実施していて、再発防止をしてから次のプロジェクトを進められるよう、仕組み化しています。なかでも、QAは属人性が高いことが課題感としてあり、人に依存しないようにすることも大事。このあたりも引き続き考えていかなきゃいけないと思っています。

ぶっちゃけ、Credit Designチームの印象は?

@kj3104:大変だったなぁと思うことは?

鍛 哲史(@kj3104)

@takama:大変なことばっかりだから…(笑)。

@miisan:確かに(笑)。Credit Designチームにおける大変さで印象に残っているのは、「定額払い」のリリースですね。私自身、定額払いを期日までにリリースさせるためにCredit Designチームへ異動してきましたので。

定額払いって、開発的にとても難しい機能なんです。しかし、経営陣にも「定額払いをこうしたい」というビジョンがありました。そこでQAは現場と経営陣の間に立ち「できる・できない」を切り分けていったんです。これは、大変でしたね。QAはリリースを任されているところでもあるので、プレッシャーもありました!

@kj3104:@miisanはメルカリグループの他チームでもQAしてきたとのことですが、Credit Designチームで働いてみてどうですか?

@miisan:メルペイでは、マイクロサービスという開発手法でサービスをつくっています。そのため、担当機能の数だけマイクロサービスを持つことになります。Credit Designチームは複数のプロジェクトを抱えているので、特にマイクロサービスの数が多いんです。また、関連する機能が多い分、Credit Designチームとしてはもちろん、他チームのドメインも理解しなくちゃいけない。はっきり言って、今のメルペイ組織の中でも難易度の高いチームかと!

@kj3104:(笑)。

@takama:私の場合、メルペイではCredit Designチームにしか関わっていないので、他チームの状況をそこまで知っているわけではないです。でも、体感している限りだとシステムが複雑かつ、他サービスとの関係性も多く、品質保証が大変な印象があります。ただ、大変だからこそテクノロジーの力で自動化などをできると、達成感をすごく感じることができます!

お客さまに寄り添って模索し続けた先に「信用のかたち」がある

@kj3104:では最後に、@miisanさんと@takamaさんにとって「信用」とは?

@miisanえー、難しい!!なんだろう…。信用って目に見えないものですよね。そういった「目に見えないもの」が価値になる世界を、メルペイは創ろうとしています。その軸を、私たちCredit Designチームが担っている認識です。今のメルペイは「今これくらいの信用があるから、来月はここまでお金を使えます」とお客さまの信用情報をもとに金額を提示する決済スタイルです。これには可能性がありますし、お客さまのポテンシャルを拡げることにもつながります。過去の行動を未来へつなげるところで、お客さまの人生に寄り添えるサービスを目指したいですね。

@takama:思うがまま言うと、私のなかにある「信用」のイメージはメルペイのミッションである「信用を創造して、なめらかな社会を創る」につながります。信用の創造を、お客さまに寄り添ってどうするかを考え続けた先に「かたち」があるのかなぁと。メルペイは、メルカリやメルペイの利用状況から信用を形づくろうとしています。その考えが広がり、いつかお客さまにも実感してもらえる「信用」を創造したいです!

@miisan:信用の言葉に絡めると、QAの仕事自体が信頼関係ありきだったりします。その基盤なしには、QAは行えません。なので、日々肌に感じているものでもありますね。

@miisan:1つはプロダクトにおけるメルペイ、メルコインのQA、もう1つが大阪拠点の立ち上げメンバーです!どちらにも共通して求めたいのは「メルペイのミッションに共感しているかどうか」。メルペイがつくりたい信用のかたちは、まだできていません。やりたいことも山積みなので、そんな環境を楽しめそうだと思う方はぜひ!また、メルコインでもQAを募集中なので、こちらもチェックしてみてほしいです!!

@takama:やり方が定まっていないものもあるので、未整備なところをポジティブに捉えて自走できる人は楽しめると思います!

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