メルカリ流・ファミリーデーのすすめ

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こんにちは。HRのayakaです。メルカリでは2016年7月15日に2回目となるファミリーデーを開催しました。今年のファミリーデーには社員、そして社員の家族など関係者延べ100名近くが参加しました。(うち、お子様は36名!)

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第1回目のファミリーデーはちょうど1年前。今年も変わらないのは「社員にとって大切な方であれば、どなたでもご招待できる」ということです。ご両親、ご兄弟、ご友人、そしてパートナー…。配偶者やお子様に限らず、メンバーを日ごろ支えてくれている大切な人たちに、メンバーが働く場所を実際に見てもらって、楽しんでもらいたい。会社からの感謝の気持ちをお伝えしたい。そんな思いで開催しています。今回はそんなメルカリファミリーデーを振りかえって、準備から当日の内容、そして開催後の気づきなどをまとめてみました。

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なぜメルカリはファミリーデーを開催するのか

メルカリのような創業3年の会社が、なぜファミリーデーを開催するのか。いくつか理由はあるのですが、一番は社員のご家族や大切な人へ、働く場所としてのメルカリを見ていただくことで、ご安心いただいたり、ご家族の理解が深まることで社員の仕事を応援してもらえる状態を醸成したいからです。ファミリーデーを通じて、少しでもメルカリについて知っていただき、ご家族からのご理解やご協力をいただけることで、結果一人ひとりが思い切りGo Boldに働ける状態を会社としてサポート出来ればと思っています。そしてこのメンバーが思い切り働ける環境をつくるということはHRグループのミッションのひとつでもあります。

【メルカリファミリーデー開催の目的】

  • 社員の家族、大切な人への働く場所としてのメルカリの理解を深めてもらう

  • 安心感、また家族による社員への仕事理解を通じて応援してもらえる状態の醸成

  • 社員間コミュニケーションの活性化、社員と、その家族への感謝の気持ちを伝える

企画開始から開催までは1.5か月程度。事前のアンケートを有効活用して準備は極力コンパクトに。

では、実際にどうやって準備を進めていったのか。企画の初回キックオフは6月の初旬でした。企画と運営リードはわたし1名、ほかHR、総務のメンバーには前日の準備、そして当日の運営サポートとして入ってもらいました。有志で運営に手をあげてくれたメンバーも含め当日の運営スタッフは約7名でした。

【開催までに実施したこと】

  1. 社内アンケートの実施
  2. キックオフMTG
  3. 必要備品や食事の手配
  4. お土産(メルカリグッズ)の企画と制作
  5. 配布資料、プレゼンテーション資料の作成
  6. 人員配置や当日のオペレーション作成
  7. 事後アンケートの実施

準備を開始するにあたってとても役立ったのは、事前の社内アンケートとヒアリングです。おおよその参加者数の把握や、またその属性をある程度捉えておくことで、コンテンツの検討やお料理の準備などがしやすくなりました。

聞いた項目は、「招待する人数」「招待者の年齢」「その他リクエストなどあれば」の3つほど。とくにお子様の年齢については、集計したところそのほとんどが0歳~2歳だったので、たとえばスタンプラリーや職業体験のような企画をしても、実行できない可能性が高いということが事前にわかったり、食事や飲み物の詳細を検討するうえでも有効活用できました。

リクエストなどのフリーコメントを用意したことで、「ベビーサークルがあると嬉しい」や、「授乳やおむつ替えのスペースがあると嬉しい」などの意見もあらかじめ知って用意することができたので、事前のアンケート実施はかなりおすすめです。

みんなでつくるファミリーデー-それぞれのスタイルで楽しんでもらえる工夫

当日のコンテンツは至ってシンプルで、冒頭に代表の山田からの挨拶、そしてメルカリについて、会社概要やサービス概要、そして社内の組織図などの説明を取締役の小泉にしてもらいました。その後はフリータイムで歓談、中締め、流れ解散というものです。

なぜここまでシンプルかというと、事前のアンケートでも来場するお子様のほとんどが0歳~2歳ということで、何かコンテンツをかっちり作っても、実現性が低いのではということもあり、それであれば自由参加型のコンテンツをいくつか仕掛けて、入口をできるかぎり多くすることで、みんなが何かを楽しめるような構成にすることにしました。

【用意したコンテンツ】

  • キッズスペース(ぬりえ、お絵かきセット、折り紙、メルカリボックスが作れるキット)
  • メルカリ風船(たくさん転がしました)
  • フォトブース&チェキ撮影
  • 写真デコレーションスペース
  • 宝探し(オフィスマップを配布して、マークのついているところに玩具やお菓子を設置)
  • お土産コーナー

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好きなものを選んでいただくお土産コーナー、ファミリーデー用に新たにバンダナを作りました!

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メルカリのぬりえと、メルカリボックスが作れるキットもデザイナーの手作り

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メルカリアッテのキャラクター、「ニャッテ」と「よしださん」のぬりえも

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窓際のお絵かきスペースは常に大人気

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大きなメルカリボックスなど、記念写真をとれるグッズやスペースもご用意。スタッフがチェキでも撮影して、撮った写真をデコレーションできるようにしました。そして風船は不動の人気No.1でした!

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撮った写真をデコレーション出来るスペース。メルカリのステッカーをぺたぺた。とくに女の子にはたまらなかった様子。

ファミリーデーの企画、運営など全体を通じて大切にしていたことは、「メルカリらしさ」や「おもてなし」です。前者については、お土産だけではなく、たとえばオリジナルのビスコやぬりえデザインなどもメルカリやメルカリアッテのデザインにしました。ぬりえもメルカリにちなんだものにするだけで、お土産になります。思い出に残ったり、持ち帰れるものをイメージしながら、メンバーにも協力してもらって、All for Oneでいろいろなコンテンツを作っていきました。

後者については、ファミリーデーに限らずイベントのすべてにおいて大切にしていることです。どんなイベントでも大切な友人知人をお招きするホームパーティーという感覚で、ゲストと交流したり、会を運営することが、メルカリらしさを伝えられる良いイベントづくりにつながっていると思います。

型にはめないからこそ実現できた、メルカリらしいファミリーデー

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内容をカチッと決めすぎず、当日のコンテンツにある程度自由度を持たせるというのは、どうなるかが予測不能なので運営側の不安は大きくなりがちです。ただ、ファミリーデーはこうあるべきだ、という型に捉われず、純粋に来場される方がどうしたら楽しんでもらえそうかを考えながら入口をたくさん用意したことで、結果メルカリらしさが存分に出た良いファミリーデーになったのだと思います。

一方で忘れずに振り返りをすることも重要です。今回は事前のアンケートだけではなく、開催後のアンケートも実施しました。満足度のような指標は出来る限り最小限にして、良かった点を聞くのではなく、どちらかというと改善点を聞きだせることを意識してアンケート項目を構成しました。

時間帯や食事の内容などすぐに改善できそうなフィードバックや次回開催に向けた気づきも多く得られるので、開催後のアンケートはぜひ実施していただきたいポイントです。毎年お子様たちの成長に合せて、メルカリのファミリーデーも成長させて、必要であればその形にもこだわらず本質をとらえたイベントにしていきたいです。みなさまも、皆様らしいファミリーデーの開催をぜひ、検討してみてはいかがでしょうか?

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