メルカリUSにコミットし続けた結果、全社MVPをもらった話
みなさんこんにちは。
メルカリのプロダクトチームでエンジニアをやっている@yui_tangこと坂本結衣です。
以前、mercan.fm #11でもお話ししたように、2016年4-6月期にBe Professional賞という賞を頂いたのですが、なんと2016年7-9月期において全社MVPをいただきました!!
前MVPのりっちゃの記事はこちら
mercan.mercari.comしかし…
MVP発表の日に夏休みを取得中で、さらにそのままUS出張という、とってもタイミングの悪いことになってしまい、メルカリのみんなに直接受賞の喜びを伝えられていません!
そこで、この場を借りて気持ちを伝えると共に、日々の仕事について書き綴りました。
自己紹介など
入社して間もなく2年になろうとしているエンジニアで、日頃はサーバーサイドやフロントエンドのコードを書いています。業務的には、Webのアプリケーション中心に携わりながら、新入社のメンバーのメンター等色々やっています。
(わたしが4月から半年間メンターをしていた新卒エンジニアのブログ記事はこちら。)
7月から現在に至るまで「メルカリUS版でユーザーからのお問い合わせを減らす」為のプロジェクトに尽力中。
全社MVP受賞!感謝しかない!
メルカリでは四半期ごとに全社のOKR(目標)が優先度順に設定されます。
7-9月期においては、わたしが参加している「メルカリUS版でユーザーからのお問い合わせを減らす」為のプロジェクトが、メルカリ社内で最高優先度のプロジェクトでした。
ユーザーからの問い合わせを減らす、というと少し分かりづらいかもしれませんね。
簡単に言うと、何かしらの問題を抱えて問い合わせをしようとしているユーザーが、問い合わせをする前にユーザー自身でその問題を解決出来るような仕組み作り、というものです。
結果、このプロジェクトは9月末、ギリギリでなんとか当初の目標を達成出来ました!そのことが今回のMVP受賞の大きな要因だと思っています。
このプロジェクトチームは7月に結成されたのですが、これまで業務で一緒に働いたことのないメンバーや入社したばかりのメンバーが集まっており、コミュニケーションのスタイルや業務知識の差に課題がありました。
そんな中で、最もその課題を解消出来るメンバーは社歴が比較的長く、メルカリについての知識もある自分だと思い、仕様を決める為の情報のフォローやエンジニアが開発に注力しやすい環境作り、チーム内のコミュニケーション活性化の為の動き等、チーム全体が円滑に仕事を進められる接着剤のような働き方をしていました。
結果的にチームメンバーの実力が大いに発揮され目標が達成することが出来たので、メンバーには本当に感謝しかありません。
努力が実り、今はチームも円滑に回っているので、自分の新たな役割を探しているところです(笑)
今回いただいた「全社MVP」という賞ですが、わたしが入社した直後に現在のSREチームのメンバーが受賞していました。
その際、受賞コメントで
「いつも正常稼働が当たり前のインフラチームがこんな表彰をされるなんて今までなかった。本当に嬉しい!」
というコメントをしていたのが、とても印象に残っていました。
最近はマーケティングやファイナンス、広報の受賞が続いたので、エンジニアの全社MVP受賞はその時以来いうことで、本当に嬉しく思っています。
最近やっていることなど
引き続き、USでユーザーからの問い合わせに対しての改善を行っています。日々詳細に効果計測をしているので、リリースした機能の結果がすぐに目に見えて分かる環境で、とてもやりがいを感じています。
前Qから引き続きのチームメンバーは、実は大半のメンバーが入社半年以内なのですが、みんな実に優秀で新卒エンジニアもガンガンプロダクトにコミットしています。過去の経歴も多種多様で、本当に面白くて刺激的なメンバーたちです。
プロフェッショナルが沢山集まっているUSオフィスですが、先日生まれたUSのメンバーの子供の名前がプロジェクト名に使われるなど、とてもアットホームで笑顔の絶えない職場です。
また、当たり前ですが日本とは文化も環境も違うので、競合を始めとした現地の様々なサービスに触れるだけでも多くの学びがありますね。
世界への挑戦権がここに!
新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る Create value in a global marketplace where anyone can buy & sell
というミッションの元、世界でNo.1を目指すチャレンジングな環境はとても刺激的な毎日ですが、まだまだ本当に人が足りません。「これ以上メルカリは何を改善するの?」と言っていただくこともありますが、ユーザーからの問い合わせ機能一つとってもまだまだ課題は盛り沢山。
一例ですが、今でも「簡単」と言っていただける出品機能でも、本当はもっともっと便利に簡単に出来るはず。やるべきこと、取り組む価値のあることはまだまだたくさんあります。
それから機械学習やパターン認識の分野のエンジニア、iOS/Androidのエンジニアなんかは本当に足りなくて、あと何人入社してもらっても足りないと思います。(いや、SREもサーバーサイドもフロントエンドもどこも足りてないんですけど。)
今まさに世界に挑戦している!という稀有なフェーズを体験出来るというのは、本当に貴重な経験だと思います。
そんなこんなで
Slack等でお祝いの言葉を頂いたみんなと、早く一緒にランチでも行ってありがとうを伝えたいと思います!
ランチといえば、この記事を読んでメルカリの仕事に興味を持って頂いた方々!まずはランチから気軽にメルカリについて話を聞いてみませんか?
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