エンジニアと立ち話。Vol.2 @jarinosuke(iOS) ちょっとお話いいですか?

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ソフトウェアエンジニアの@kajikenがメルカリで働くエンジニアたちを捕まえて、ちょこっとお話を聞いていく本シリーズ。第2回はメルカリでiOSエンジニアをしている、石川直樹さん(@jarinosuke)です。

@kajiken:石川さん、ちょっとお話いいですか?

@jarinosuke:いいですよ。

@kajiken:入社日と職種を教えてください。

@jarinosuke:2016年5月の入社です。メルカリでiOSエンジニアをしています。

@kajiken:これまでの経歴を教えてください。

@jarinosuke:エンジニアとして新卒でヤフー株式会社に入社しました。最初はiOSのエンジニアではなく、PHPを書いたりバックエンドの運用をやらせてもらっていました。ヤフーメッセンジャーの開発をしていて、iOSはもっぱらプライベートで。メッセンジャーのMac版を担当したあとに、社内でiOS開発に携わるようになりました。その後、提携をしたカカオに出向しました。カカオには1年くらい在籍していましたが、いままで自分の経験したことのないサービスに携わってみたくて、イグニスに転職しました。イグニスでは2年ほどUS向けのアプリ開発に携わっていたのですが、より大きく成長するサービスに挑戦したり、ひとつのプロダクトを作り上げることにフォーカスしたいという気持ちが生まれてきて、そんなときにちょうど@kajikenに声かけてもらったんですよね。

@kajiken:そういえばそうでしたね。Drinkmeetupのイベントに来ていただきましたよね。

@jarinosuke:サービスも面白そうで、もともと興味はあったんですよ。知り合いがすでにいたこともあって、なんとなくの会社の雰囲気がわかっていたのも良かったですね。

@kajiken:入社の意思決定に、社内に知り合いがいることは大きかった?

@jarinosuke:そうですね、技術的にも自分が伸びたり、得るものは多いかなと思いましたね。

@kajiken:ベテランなのに

@jarinosuke:ベテランじゃないです(笑)まだ20代です。

@kajiken:メルカリにはどんな人が多いなと思いますか?

@jarinosuke:何かに秀でた人が多いなという印象です。チームメンバーも数多くあるタスクを必ず形にしているので、そう感じますね。

@kajiken:プロデューサーとの仕事はどうですか?

@jarinosuke:ひとことで言って働きやすいですね。プロデューサーに限らずですが、ドキュメント化やRedmineのチケット化する文化が根付いていて、もちろん言葉で伝えることもありますし、コミュニケーションもとりますが、テキストにして残す文化があるのは仕事がしやすいと思うことのひとつですね。

@kajiken:数値を見たり、意思決定はロジカルな印象ですよね

@jarinosuke:感情論だけではないので、納得感あって進められるというか、ドキュメントや数値に基づいているので、議論もしやすいです。

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@kajiken:メルカリに入社してからの仕事内容についても教えてください。

@jarinosuke:入社以来、ずっとUS版メルカリのセラーUXチーム(売る側の体験を良くすることをミッションとしたチーム)でiOSエンジニアをしています。出品周りに関わるすべてのことに携わっていいます。ABテストを重ねながら、良いものを採用していくというのが主な仕事です。メルカリはABテストの基盤やログの収集方法が整っているので、すぐにフィードバックが見えるのは面白い。

@kajiken:メルカリはプロダクト開発の目標設定にOKRを採用していますよね。

@jarinosuke:機能開発をするときに、プロデューサーが仕様をつくって、それをエンジニアやQAが集まってレビューするのですが、プロデューサーがやりたいことについて、目標はこのOKRを改善(特定指標の数値改善)するためだと言ってくれるので、納得感と理解をもって実装している感覚はあります。

@kajiken:仕事のやりがいについて教えてください。

@jarinosuke:やっぱり、自分の作った機能の反応がダイレクトに返ってくるところですね。反応はそもそもの基盤がないと感じづらいですし、それがダイナミックに感じることができるのはとても大きいです。また、メルカリのQAは本当にしっかりしているので、こちらとしても安心して大きな機能がリリースできます。信頼関係があって、いい環境で仕事ができているなと思います。

@kajiken:メルカリに入って、この能力が伸びたなとか、成長できたなと思うことはありますか?

@jarinosuke:QAが往復しないように、仕様も読み込んで抜け漏れやバグをなるべく少なくするように努める気持ちがこれまで以上についたようには思いますね。

@kajiken:メルカリで、これから実現したいことを教えてください。

@jarinosuke:実現したいことは、メルカリをUSでヒットさせたい。その一言ですね。足元のこととしては、いま携わっているプロジェクトのリリースがまず最優先です。その先のことはわからないこともありますが、まだまだ改善したいところはたくさんあるので、前の四半期以上に、より早いスピード感でリリースをしていけるようにGoBoldに挑戦して、お客様に価値提供をしていきたい。

@kajiken:メルカリには3つのバリューがあると思いますが、一番浸透してるなって思うバリューは?

@jarinosuke:All for Oneですね。ひとつの目的や目標に対して一致団結して向き合うということをみんなが体現していると思います。仕事をしていると、どうしてもリソースの取り合いが発生したり、情報の開示がうまくされないことが起こると思うのですが、メルカリはそういうのがなくて、誰が何をしているのかや何を追いかけているのかがなんとなくわかるんです。

@kajiken:情報開示の文化を感じるところってどんなところですか

@jarinosuke:まず、Wikiをみんなよく書いていますね。書くことの重要性が浸透していると思います。たとえばWikiにしていないことをDMでやりとりすると、そういうのはSlackのオープンチャンネルでやりとりしようって言える環境です。開発にもRedmineのチケットが活用されていて、今何が起こっているのかが見えるようになっています。情報もオープンだから、議論もオープンな場でできて、自由闊達に意見が飛び交うような社風です。

@kajiken:印象にのこっているお仕事のエピソードはありますか

@jarinosuke:出品画面のつくりかえはすごい印象に残ってますね。
これまで、メルカリの出品画面を全部で3回作り直したことがあるのですが、、最初に作り直したときには明確な改善が見えなくて、またゼロから作り直しました。2回めは1回めよりは改善したのですが、現在は3回めの作り直しをしている最中です。

@kajiken:出品画面なら任せろという感じですね。モチベーション高く仕事ができている理由ってなんだと思いますか?

@jarinosuke:そうですね。いままで開発をしていて自分が使うアプリというのがあまりなかったのですが、メルカリはいまでもよく使っていて、自分自身がユーザーになれることは大きいです。社内でも本当にみんなよく使っていますね。何かが売れたとか、そういう会話も日常的に発生しています。ユーザーでもあり、開発者でもいられるということはモチベーション高くいられる要因でもありますね。自分が使いやすうなるために開発するという発想も生まれるので。

@kajiken:なるほど。最後にこれだけは言いたい!ってことありますか?

@jarinosuke:iOSに関して言うと、エンジニアの人数は自分が入社したときに比べると少しずつ増えてるんですけど、やることの幅がどんどん広がって、結局感覚的には人数が減っているようなきがしてるんですよね(笑)今まさにiOSアプリを根本的に設計から見直して、よりモダンなアーキテクチャを取り入れている最中なので、メルカリに少しでも興味があって、どうなってるんですか?という人はご飯行きましょう!

今回もたくさんお話、ありがとうございました!

次回予告
次回はサーバーサイドエンジニアのdqneoさんにちょっといいですか?します。

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