なぜ映像クリエイターがメルカリに?デザインチームに話を聞いてきました!

メルカリには、インハウスのデザインチームがあり、デザイナーだけではなく、コピーライター、ビデオグラファー、グラフィックデザイナーなど、それぞれの領域のクリエイティブのプロフェッショナルがいます。そのため、フローもコミュニケーションも円滑で、毎回気持ちよく依頼できるようになっています。

そこで、メルカリので働くクリエイターってどんな人たちなんだろう?どんなモノをつくっていて、どんな思いで日々働いているのか、デザインチームに所属する4人にPRチームの石川が聞いてきました!

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プロフィール

左から

長嶋太陽 / コピーライター

新卒で大手広告代理店に入社しコピーライターとして3年勤務。その後ウェブマガジン・フイナムの編集部員を経て、2018年3月メルカリ入社。名前は派手だが、デザインチームにおいては地味め。

熊田勇真 / ビデオグラファー

大阪芸術大学で映像について学び、フリーランスを経て、2017年11月にメルカリ入社。よく使うツールはAdobe全般、Premiere、After Effectなど。名前にちなんで熊のアイテムを毎日愛用する我の強さを持つ。これぞフリーランス魂!

稲川亮輔 / ディレクター・プランナー

前職は映像プロダクションのROBOT。ショートムービーやアニメ、ゲーム、VR、AIやキャラビジネスの企画/プロデュース。新技術をエンタメで成立させることを生き甲斐にしている。2018年3月メルカリ入社。使うツールはAdobe系、Unity、sketch、浅釜の包丁。

橋本テニス / グラフィックデザイナー

前職はデザインスタジオのgroovisions。音楽、書籍、雑誌、プロダクト、ファッション、WEBなどの領域のデザインを行う。よく使うツールはIllustratorやAfter Effects、Photoshop等、Adobe全般。E.T.に似ているとチーム内で話題だが、本人はやんわりと否定している。

ーまずは、メルカリに入ったきっかけを教えてください。

熊田フリーランスって…孤独なんですよ。そこから逃れたかったという気持ちがあって、会社を探していたんです(笑)。
直接のきっかけはデザインチームのマネージャーである宮上よしこさんのFacebook投稿ですね。この投稿を見て、連絡して、その12時間後にメルカリのオフィスに呼んでもらって、フリーの案件の打ち合わせだと思ったら、「社員にならない?」と声をかけてもらって。なんてスピード感だ…!と(笑)。


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当時のよしこさんのFacebook投稿

稲川自分もそのFacebook投稿がきっかけですね。
前職ではプロデューサーとして、クライアントワークから自社プロジェクトまで、多い時は20件くらい同時平行してました。いろんな媒体や技術のコンテンツビジネスのプロデュースから企画から運用まで、いろいろ貪欲にやってたのですが、ノウハウが末広がりになるばかりで。そろそろ体系化し、定着させて「何者」かになりたい、それなら自社のプロダクトを追求するお仕事の方がいいな、と思っていたところでした。



長嶋:僕は、メルカリのプロデューサーである友人が声をかけてくれたことがきっかけです。コピーライターと編集者どちらもできる人を探しているということでした。これからのメディアのあり方について考えたい、チャレンジをしたい、と思っていたタイミングでした。メルカリなら、目的がブレなければやりたいことが自由にできる、という熱い話を聞いて、惹かれました。



テニス:寝てたら、神の啓示があって、メルカリに応募しました。
(筆者注:言っていることがちょっとよくわからなかったです)


ー実際にメルカリに入ってみてどうですか?

熊田:最高ですね!まず六本木ヒルズというのが良い!景色がきれい!一緒に働く仲間もいて嬉しいです。寂しがりなんですよ、僕。



長嶋:基本的にみんな19時~20時くらいに帰っていてびっくりしますね。それ以外にも、社員を大切にする姿勢に感動しています。チームの雰囲気もすごくいいですね。



テニス:自販機のジュースが無料で嬉しいです。


ー(もうちょっと良いこと言ってくれないかなー…)

稲川:前職はクリエイティブの質を重視するカルチャーでしたが、自分は基本熟慮タイプです。一方、メルカリではスピードが求められるのですが、もう少し時間をかけて考えた方が効率良いのではという局面もあります。「Go Bold」というバリューが好きなんですが、大胆であっても雑なアウトプットは身にならないので、丁寧さを加える係になりたいと思ってます。


ーメルカリではほとんどのクリエイティブを内製できるのが強みですよね。アプリのUI、キャンペーンのバナーからランディングページ、Tシャツやパーカなどのグッズ、会社資料、さらにはイベントの写真や動画など、デザインチームの仕事は多岐にわたっています。

稲川:社内のさまざまなチームの人から依頼が舞い込んできます。内容もさまざまです。その成果物を誰に、何に使うのか、どう使えばもっと効果的なのか、一緒に考えられるようにしていきたいですね。スピード感は殺さず、同時に社内にデザインの意味と効果を伝えながら、テクノロジーと連携して新しい方法論を確立してゆけたらなと。



長嶋:受け身で依頼されたものをこなすだけではなく、戦略から入っていきたいですね。個人的には企業とサービスのブランディングを重視していきたいと考えています。



熊田:これまで自分はフリーランスだったので、簡単にいうと、作れば作るほどお金になったわけです。
頼まれたものに対しては必要性について考えるわけでなく、とにかくわーっと動画撮影して作って仕上げてその繰り返しで良いと思っていたんですね。でも、メルカリに入社して作業をする中で、なぜここで動画が必要なのか、実際にどう使うべきなのか。そういった部分から一緒に考えていきたいと思うようになりました。


ースピード感も大切にしつつ、依頼側のリテラシー、アウトプットにたいするコミット、全部底上げしていけるとよいですね。みなさん前職ではクライアント案件を多く手がけられて、いろいろな仕事をされてきたと思いますが、今はある意味メルカリだけがクライアント。その環境の面白さってどういうところにあると思いますか?

長嶋ひとつの会社にしっかり向き合えるというのはとても効率的です。人の顔も見えるし、カルチャーもわかる。前提として会社のビジョン・ミッションに共感しているので、そういう意味でもやりがいがあります。
ただ、それだけだと仕事の幅が狭まってしまうので、副業可ということが重要です。会社に属しながらフリーのライターやエディターとして働けるのは自分としてはすごくバランスがとれています。フリーの仕事のつながりが、メルカリに生きるというメリットもあるんですよね。実際に気持ちよく応援してもらえるので、働き方としては理想的ですね。



稲川:IT企業では積極的には採用しないようなクリエイターが集まって小規模プロダクションレベルのチームになってます。プロダクションも大きくなると、プロデューサーとディレクターとデザインチームは部署で分かれていて、社内でもコミュニケーションのコストがかかりがちです。今は、チームメンバーがみんな同じテーブルで仕事をしていて、グルーヴ感を持ちながら、これまでだったら2週間かかってたかもしれないことを、1日で立ち上げる、というのもできてしまうのが面白いです。



テニス:仕事がいっぱいあって楽しいです。


ーなるほど(笑)。でも、ずっと同じ会社のデザインばかりしていると、飽きませんか?

熊田:メルカリ内でさまざまな試みができるので、飽きることはないですが、僕も副業していますよ!MV制作や友達に依頼された映像をつくったり。



テニス僕も副業で音楽関係のグラフィックを今もやったりしています。
グラフィックデザイナーは専門的な職業なので、仕事の内容が偏りがちなんですよ。ただ、メルカリは事業領域も広く、やれることがたくさんあるので恵まれているなと思います。もっと規模の小さい会社にいたら、やれることの幅も狭くなっていたように思いますが、まだまだデザインできるところ、開拓できる領域がたくさんあって楽しいですね。つくったものは最終的にメルカリというブランドのアートディレクションに集約されるので、その全体像を見据えながら、一つ一つの仕事をしっかりとやって期待以上のアウトプットを出していきたいですね。


ー(急にめちゃめちゃいいこと言ってる…!)ありがとうございました。最後に、最近みなさんがつくったものをひとつずつ見せてください!

コピーライター長嶋

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原稿制作中

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長嶋:4月に子会社の「株式会社ソウゾウ」の体制が変わり、それに伴うリブランディングのコピーライティングを担当しました。代表の原田さんの熱いメッセージを元に、制作期間1日という超突貫スケジュールで仕上げましたが、メルカリのデザインチームとソウゾウのデザイナーが連携し、いいページができたと思っています。


ビデオグラファー熊田

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動画を編集してまーっす!

熊田:10月に入社予定のインド人学生33名とご家族を対象に、インドのムンバイでペアレンツ・パーティーを開催したんですが、その様子を現地に行って動画を撮影、その場で編集して、パーティーで披露しました。

なんでも屋:稲川

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企画からディレクション、手を動かして映像編集もやります

稲川:最近だとIR用の動画の企画から絵コンテの制作、キャストのアサイン、映像編集まで作成しました。プロデュース、ディレクション、編集まで自分で担当してます。

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※映像は非公開

グラフィックデザイナー橋本(テニス)

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ロゴを制作、展開案も作っています

テニス:メルカリではスポーツ活動支援をしていて、5月にウェルチェアバスケットボール・土子さんと篠田さんの試合が行われたのですが、その時の応援グッズをつくりました。(ちなみにメルカリアスリートの土子選手の所属する宮城MAXが10連覇、土子選手がMVP受賞しました。)

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また、入社直後にメルカリの5周年動画なども作りました。

ーデザインチームのみなさん、ありがとうございましたー!

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