フリマアプリ周辺市場で利用が増えたものとは??#メルカリな日々 2018/07/31

こんにちは!PRチームのiokoです。

今日は「フリマアプリ利用者における消費行動の変化」に関する実態・意識調査の発表会を行いました。

4月に第1回目を開催し、今回が2回目となります。
▼1回目の様子はこちらから!

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調査結果発表

はじめに、調査の監修をいただいた慶應義塾大学大学院経営管理研究科山本晶准教授から調査結果を発表!

調査の結果、フリマアプリ利用前後での利用頻度・金額変化から算出したフリマアプリによる周辺サービス市場への経済効果は、最大年間約752億円となりました。

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商品発送のための郵便局・コンビニ利用や、梱包資材購入での100円ショップの利用、クリーニング・洋服のお直しといった利用額・利用頻度が増えているという結果が出ています。

詳細はプレスリリースでも発表をしていますので、ご覧ください!

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パネルディスカッション

つづいて、「リペア市場への影響と消費者の変化」についてのパネルディスカッションでは、他企業・リペア市場・社会への影響についてをテーマにお話ししました。

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登壇者は、写真左から
・カルチャースタディーズ研究所 社会デザイン研究者 三浦展氏 ※モデレータ
・慶應義塾大学大学院経営管理研究科 山本晶准教授
・ミニット・アジア・パシフィック株式会社 代表取締役社長 CEO 迫俊亮氏
・株式会社メルカリ取締役社長兼COO 小泉文明

他企業・そしてリペア市場への影響として、ミスターミニットを運営するミニット・アジア・パシフィックの迫さんからは、スマホを出してメルカリの画面を見せながら「これはいくらくらいで直せるか」と店頭で聞いてからメルカリの商品を購入する人がこの1年くらいで増えたというお話がありました。

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リペア市場への影響として山本准教授は、「リペア市場については、出品前と購入後の利用両方あるが、調査結果では出品のほうが利用意向が高かった」「一筆お手紙を買いたり、きれいに包んだり、人を喜ばせたいという経済的な動機以外も現れているのでは」と言います。

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そして社会への影響について、「元に戻すリペアだけでなく、リメイクやクリエイティブな方に発展して元より高く売れるということもあるかもしれない」と社会デザイン研究者の三浦さん。
社長の小泉は、「所有する時代から利用する世代」になっていて、今後2次流通が盛んになることで1次流通のモノの価格も再定義できるのではないか。モノの値段が全体的に上がり、無駄なものは生産されずに、サステナブルな社会になることができるのではと話しました。

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ディスカッション終了後はシニア層の利用についてもご質問をいただきました。
今回の調査は20~59歳へのアンケートでしたが、最近終活・生前整理としてメルカリを使われるという声も増えてきています。
こうしたフリマアプリを通じた行動・習慣の変化については、今後も調査を実施していく予定ですので、またメルカンでもご紹介させていただきます!

それではまた、明日の #メルカリな日々 で

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