JAL社員のみなさんがメルカリの「やさしい日本語/英語セミナー」を受講してみたら…?

こんにちは、メルカリLETのMazです。

2021年11月、JALさんのJAL D&Iラボ主催のイベントにメルカリがお邪魔し、やさしい日本語/英語セミナーを実施しました。

開催にあたって、JAL D&Iラボのメンバーの皆さまとは事前に何度も打ち合わせをしたのですが、このセミナーに大きな期待を持ってくださっていることが伝わってきていました。そして当日受講してくださったJALの社員の皆さまが、それぞれの学びを職場に持ち帰り、言葉やコミュニケーションの壁に対して「どうしたらいいか?」について考え続けていけるといいなと思いました。

そしてなんと!やさしい日本語/英語セミナーに参加していたJAL D&Iラボのメンバーのお一人が、体験や感想をメルカン記事にしたためてくださりました!さっそく、ご紹介させてください。

※以下から、セミナーに参加したJAL D&Iラボのメンバーの方の記事です

JAL D&I ラボについて

まず、JALのD&Iラボについてご紹介させてください。

JALでは、グループ全体でダイバーシティの推進を行うことを目的として、JAL D&Iラボの活動を2015年から行っています。2020年12月に活動を開始した第6期の活動では「女性の活躍」「障がいのある社員の活躍」「社員のライフキャリア形成」「グローバル人財の活躍」のテーマをもとに、多様な人財の活躍に向けて取り組んでいます。活動メンバーはJALグループ内さまざまな部署から集まっていて、私が所属する「グローバル人財の活躍」をテーマとするチームは、北は札幌、南は沖縄、そしてアメリカ出身のメンバーとも活動しています。

皆さまは『グローバル人財』と聞いて、どのような人を思い浮かべるでしょうか。私たちは、「なぜグローバル人財を必要とするのか」という問いから考えることを始め、メンバーそれぞれの実体験や、企業として目指す姿など、視点を変えながら話し合ってきました。話し合いの結果、「『グローバル人財』とは、『人を理解する力』、『言語力』を備えた人財だ」という結論に至りました。

『人を理解する力』とはバイアスなどに囚われることなく相手を知り、お互いを認めることができる人。『言語力』とは、語学力だけを意味しているのではなく、言語を用いて相手に自分の想いを伝える力がある人を意味します。やさしいコミュニケーションとの出会いは、まさに私たちのチームが思い描く「グローバル人財」像に近づくことができるヒントであると思い、「mercari x JAL やさしい日本語/英語セミナー」の開催についてご相談をさせていただきました。 相談に乗っていただき、セミナーの開催にご協力をいただきました「やさしい日本語/英語セミナー」を主催するメルカリLETのMazさん、Johnさん、本当にありがとうございました。

「mercari x JAL やさしい日本語/英語セミナー」 の感想は?

JALにてセミナーの開催を周知する際、「職場においてコミュニケーションの難しさを感じている方に参加していただきたい」と呼びかけたところ、わずか数日で約200名の参加者が集まりました。やさしいコミュニケーションに寄せられる興味関心は高く、セミナー終了後も、「感動した、ためにになった!」「これからやさしいコミュニケーションを心掛けたい」と熱い想いが届いています。

今回のセミナーの参加者の多くは日本語を母語としており、業務上日本語を問題なく使っている社員がほとんどで、「やさしいコミュニケーションを必要としている方ではないかも」と思っていました。ですが、セミナーを通じて気づいたことは、やさしいコミュニケーションは日本人同士が日本語でコミュニケーションをする際にも有効で、日本人同士だからといって、決して「私たち一人ひとりは同じではない」ということでした。例えば、日本人同士でも職場が異なれば専門用語が分からないということもあります。日本人同士でも言葉の壁を低くしていくことがD&I推進には欠かせないとの大切ことに気が付くことができました。

今後は、今回の企画を通じて得た気づきを社内に浸透させていくため、参加希望部署を対象に、同僚とやさしいコミュニケーションを用いて話していただくというトライアルを行っていきます。各職場においてやさしいコミュニケーションを行うことで、どのような変化が起こるのか、大変楽しみにしています。

やさしいコミュニケーションを知って…

言語の違いから発生する壁は、一対一でのコミュニケーションよりも、グループでのコミュニケーション時に強く感じるものだと思います。これは私の実体験から感じていることです。学生の時に、アメリカへ留学をした際、授業でディスカッションをする場面で、私が抱いた気持ちは、英語がうまく話せないことによる不安感よりも、クラスメイトとのディスカッションに自分だけが参加ができない孤独感でした。

メルカリ社では「意思決定の場にみんなが参加できる状態にする」という共通目標に向けて「言語の壁を低くする」という姿勢で、やさしいコミュニケーションを行っているということを知り、これこそD&I推進に欠かせない行動で、かつ、誰でもすぐに始められることができる「やさしい」取り組みだと思いました。

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