【私たちの〇〇愛——Vol.1:#z-cat(猫部)】「捨てるを減らす」から「新たな家族の誕生」まで。猫部から生まれた壮大な愛の物語

メルカリでは、コミュニケーション施策の一環として「社内部活制度」を設けています。共通の趣味を持ったメンバーが集まってSlack上で雑談を楽しんだり、オンラインまたはオフラインでイベントを開催したりと、チーム・職種の垣根を越えて交流を深めています。2015年に導入された社内部活制度ですが、現在も毎月のように新しい部活が誕生しており、その数はなんと400以上に上ります(2023年7月時点)。

メルカンでは、個性豊かな部活を紹介する連載企画をスタートします。その名も「私の〇〇愛」!第1回は、創部7年、部員数は350人以上とメルカリの部活の中でもトップクラスの部員数を誇る「#z-cat(猫部)」のメンバーに、それぞれの“猫愛”を語ってもらいました。今回は参加メンバーのプロフィール写真も特別に愛猫でいきたいと思います!

この記事に登場する人


  • たかはし さとえ(Satoe Takahashi, @satoe)

    ねこ3匹「まちこ・なの・ぽん」と夫と宮城でYOUR CHOICE中。森の中で楽しく暮らす。実家では犬と暮らしていたので犬も大好き。


  • わかめ まさひろ(Masahiro Wakame, @vvakame)

    ねこが好き。上野の猫カフェに長い間通っていたけど2017年に我が家に猫がきた。猫の名前はゆかり。SNSではふわふわちゃん。家の中での呼び方は「おゆ」。


  • おうの まや(​​Maya Ono, @maya)

    動物が好き。暮らした歴はわんこ2匹、にゃんこ6匹。2年前から迷い猫のぴっぴと出逢い、2023年6月20日に新たな家族ぷっぷを迎え3人暮らし。Instagram ぴっぴ日記 @pippi_20210725

猫の写真でエネルギー補給

——みなさん、こんにちは。今日はz-catの取材ということで、リモートワークのsatoeさんとvvakameさんは猫ちゃんも一緒に参加してくれていますね。

@vvakame:こんにちは。我が家の「ゆかり」ちゃんです。

@maya:わぁー!白黒かわいい。昔、私が飼っていた猫と似てる。

@satoe:こんにちは。すみません、猫ちゃんたち元気いっぱいで(笑)。
左から@satoe、@maya、@vvakame

——スクリーンショットを撮ってみたんですが、ブレちゃいました…。でも、逆にこっちの方がz-catらしい自由気ままな感じが出ていて、いいかもしれません(笑)。ということで、早速盛り上がっていただいていますが、まずはz-catへの入部のきっかけを教えてください。

@vvakame:可愛い猫ちゃんの写真を一番効率よく“摂取”できるのがz-catだと思ったからです。

——摂取…!いきなり独特なワードが出てきましたね(笑)。

@vvakame:z-catはSlack上で自分の飼っている猫の写真をシェアし合い、癒され合うことをおもな活動としている部活です。愛猫家の方々なら共感してくれると思うんですが、私は人の猫を眺めるのも大好きなんです。もちろん我が子が一番かわいいと思っていますが、よそ様の猫も負けないくらい可愛いなと思っています。

@satoe:わかります!私は猫を3匹飼っているんですが、入社後の自己紹介でそのことをチームメンバーに伝えると、「すぐにz-catに入りなさい」と勧められました。最初は「部活って何…?何させられるの…?」と疑心暗鬼だったのですが、「z-catは人の猫を見て癒される部活だよ。何も求められないし、与えられるだけの部活だから入って絶対に損はないよ」と教えてもらい、すぐに入部しました。それからというもの、z-catのチャンネルで可愛い猫ちゃんたちの写真を見るのが日課となりました。

@maya:私は入社後「メルカリの部活の中で、一番大きな勢力を持っているのがz-catだから入った方がいいよ」と言われ、入部してみました(笑)。satoeさんと同じく、チャンネルに写真が投稿されるたびに覗きに行っています。なかには猫ちゃんのためにお洒落な部屋をつくっている方もいて、すごいな〜といつも感心しながら見ています。

——なるほど!3人とも自ら写真を投稿するというよりは、見る専門なんですね!

@vvakame:そうですね。1日に1回は必ずチャンネルを覗きに行っています。我が子は可愛いんですが、お家が可愛くないので、人に見せられるような写真がなかなか撮れなくて…(笑)。でも、他の人が投稿した写真を見るだけという、ゆるい参加ができるのもz-catならではのいいところだと思います。

@satoe:私はだいたい夕方の元気がなくなってきた時間帯に、サプリメント代わりに可愛い猫ちゃんたちの写真を眺めさせてもらっています(笑)。ただひたすら「かわいいな〜」って独り言を言っているだけなんですが、それが至福のひと時ですね。z-catには猫を飼っていないメンバーも所属しているんですが、例えば猫アレルギーで飼えないからz-catのチャンネルで猫を“補給”している、なんて話もよく耳にしますよ。

@maya:私はたまに投稿もしています。先日、猫用の新しいおもちゃを買ったので、それで遊ぶ我が子の様子をアップしました。z-catは、メルカリの全部活の中でもチャンネルのアクティブ度合いがかなり高い方なんです。
新しいおもちゃを贈呈され喜ぶ「ぴっぴ」 (Photo by @maya)。

@maya:最近印象に残っているのは、boweiさんが香川県・佐柳島で撮影した「飛び猫」の写真です。猫がまるで空を飛んでいるように見える写真がものすごく綺麗で、感動しました。この写真を見て、私もいつか佐柳島に行ってみたいなと思いました。
z-catのSlackチャンネルに猫の写真が投稿されると、部員がすぐさまスタンプやコメントで反応。

くじけそうになった里親探し みんなの応援が力に

——z-catに投稿される写真がみなさんにとってエネルギーの源なんですね。これまでの活動で印象に残っているエピソードはありますか?

@vvakame:先日、うちの子が食べなくなったキャットフードをz-catのメンバーにお譲りしました。うちの子は体調次第であげられるものが変わるので、買ったはいいものの全然手を付けないまま消費期限が迫ってきてしまうことも多く…。ただ、捨てるのはもったいないので、z-catのメンバーにお譲りすることにしたんです。結構な量をオフィスに持って行ったのですが、予想以上の人気で、2日でなくなりました。受け取ったメンバーがチャンネルに「おいしかった」と猫ちゃんの写真付きで投稿してくれていて、ほっこりしました。メルカリらしく、「捨てるを減らす」ができたこともよかったです。

@maya:私もおすそ分けにあずかりました。うちの猫は肝臓の数値があまり良くないので療養食をいただいたのですが、とても気に入ったようであっという間に完食していました。新しいキャットフードを買っても口に合わず全然食べないことも多いので、こうやってお試しさせてもらえて非常にありがたかったです。

@satoe:私は保護猫の里親さんをz-catで募集しました。ある日、夫の友人から「家の小屋に子猫がいるんだけど、どうしよう…」という相談があったんです。小屋に行ってみると全部で7匹の子猫がいたのですが、母猫が帰ってこないので、いったん我が家で預かることにし、里親さんを探し始めました。友人に声をかけてみましたが、7匹全部の引き取り手を見つけるのは難しいので、z-catのチャンネルでも里親さんを募ってみたんです。すると、数人のメンバーがDMをくれて、結果z-cat経由で3匹の里親さんを見つけることができました。そのうちの一人が、実はmayaさんなんです。

——え!そうなんですね!

@maya:うちには今、人間で言うと20歳くらいの猫が1匹いるのですが、成長してだいぶ落ち着いてきたので、お留守番のときに寂しくないよう、きょうだいをつくってあげたいなと思っていたんです。そんなときにsatoeさんの投稿を見つけ、すぐに連絡しました。

@satoe:mayaさんとやり取りさせてもらうなかで一番嬉しかったことは「どの子でもいいよ」と言ってくださったことです。普通は、かわいい子や自分のタイプの子を選びたくなると思うんですが、mayaさんは「ご縁なので、最後に残った子がうちに来てくれたらいいから」と言ってくれて。なんて猫愛に溢れた方なんだろう、と感動しました。そしてmayaさんのお家に行く子が無事決まり、まもなく我が家から旅立つ予定です。

@maya:こんなご縁をいただけて、私も本当に嬉しいです。子猫ちゃんにはまだオンラインでしか会えていないので、実際に対面できるのが今からとても楽しみです。ちっちゃい姿を拝みたいので、できればうちに来るまで成長を止めておいてほしいです(笑)。
mayaさんがsatoeさんの自宅まで子猫ちゃんをお迎えに行った時の様子。z-catのメンバーやsatoeさんの友人の協力で、7匹全員の里親が見つかった。

@satoe:7匹の里親探しは想像以上に大変でした。なかには生後2〜3週間の子猫もいたので、数時間おきにミルクを飲ませたり、トイレのお世話をしたりしなければならず、心が折れそうになることもありました。ですが、z-catのメンバーが私の投稿にスタンプやコメントで反応してくれたり、「頑張って」とDMをくれたり、たくさん助けてくれたんです。みなさんからのあたたかいメッセージに励まされ、素敵な里親さんを見つけられるよう頑張ろうと思うことができました。

里親さんが見つかるまでの間、7匹の子猫たちを一生懸命育ててきたので、愛着も湧いてきているのですが、猫愛に溢れたz-catのメンバーになら、この子たちを安心してお任せできると思っています。z-catには本当に感謝しかありません。

——なんか泣けてくる…(涙)。社内の部活から新たな家族が誕生するってすごいことですよね。今後z-catでやってみたいことはありますか?

@satoe:新しいことをやりたいというよりは、みんなが可愛い猫ちゃんの写真を投稿して、それをあたたかい気持ちで眺めながらスタンプを押すという、この平和な感じがずっと続いていくことが私たちの願いです。

@maya:そうですね。私も同じ気持ちです。毎日z-catのチャンネルを眺めることが私たちの活動なので、これを細く長く続けていきたいですね。

@vvakame:猫を飼っていない人もz-catのチャンネルを見て楽しんでいるのがこの部活ならではのいいところだと思うので、これからもこのチャンネルを見て癒される人が一人でも多く増えていくといいなと思っています。

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