社内のSlack文化に密かに感動している件について #メルカリな日々 2018/4/10

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こんにちは!
広報の石川です。入社してあっという間に3週間が経ちました。

新入社員としての新鮮な気持ちが残っているうちに、今回は「社内の圧倒的なSlack文化に密かに感動している件について」書こうと思います。

すでにSlack民度が高い人にとっては何を今さら…と思うような内容かもしれませんが、そうでない人にとってはこんなに新鮮に感じるものなんですよ!ということが伝われば幸いです。

ほぼ全てのコミュニケーションがSlackのオープンチャンネルで行われている

メルカリでは、ほとんどのコミュニケーションはSlackのオープンチャンネルでやり取りされ、極力DMを使わないというのが基本。社員同士でメールはまず使いません。

ゆえに、メルカリでは「情報は自分で取りに行くもの」というスタンスが求められます。ほとんどの情報は得ようと思えば得られる状態(もちろん個人情報やセンシティブな情報は別です)になっているので、コミュニケーションの仕組み上は、情報格差が起こりにくい状態です。逆に言うと、メルカリのメンバーは情報をオープンにすること/言語化してストックすることが求められます。

ここで私が密かに感心したことがありました。すべてのやり取りが可視化されているゆえに、自然とコミュニケーションが互いに気持ち良いものになっているという点です。

何百人もの顔も名前もわからない他部署のメンバーでも、各々のオープンチャンネルの中で行われているやりとりを自由に見にいくことができます。

そこで仮にSlack上で激しいやりとりをしていたり、汚い言葉遣いをしていたとしたら、それは全部誰かに見られているかも…という衆人環視な状況下にあると、無意識に気持ち良いコミュニケーションを心がけるようになる作用があるんじゃないかと感じました。

これは、性善説でルールと社内システムが構築されるメルカリの文化に大きく寄与していると思いました。(個人的見解ですが)

emojiたのしい

Slackでは、コミュニケーションの中にさまざまな絵文字を入れることができますが、メルカリのSlack内にも有象無象のカスタム絵文字が大量に存在します。

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個人的には「たしかに祭り」と「なるほど祭り」が好きです。

いろんな感情や返事をSlackのスタンプで楽しくリアクションできるって気軽で楽しいし、小さなことでも反応があると嬉しいです。Slackのオープンチャンネルでの投稿に対して、良いと思った話題には、部署や役職関係なく誰でも気軽にリアクションしあっている雰囲気が良いなと思いました。
Facebookでもこれくらいスタンプがあれば良いのに…最近思います。

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私がよく使ってる絵文字一覧↑(新人だから?お辞儀が多いですね笑)

botが便利!

どのチャンネルでも「会社案内くれ」「組織図くれ」「ロゴくれ」と投稿すればbotが最新版の会社案内資料のURLを教えてくれます。

超便利。これで「PRのどなたか、最新版の会社案内ってどこにありますか?」「ロゴ素材ください!」というありがちなやり取りをなくせるし、最新版の社内組織図、座席表もbotが最新のものを教えてくれます。

ファイルの在処をブックマークすれば良いだけなんですけどね。でも自分のブックマーク探しにいくよりも、ただ「○○くれ」とつぶやくだけで確実に最新版のファイルを教えてもらった方がはやいのです。

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しかし情報量はものすごい

オープンチャンネルにどんどんジョインしていくと、未読がたまるし通知も増えます。

全部消化しなくてはと手当たり次第にSlackばっかり読んでると「Slackばっかやってて仕事しない人」になったり「Slack疲れ」に 陥る恐れあり…。

DnD(Do Not Disturb)機能を活用して、退勤後は通知来ないように設定したり、不要なチャンネル抜けたり、通知の設定を工夫するなどして、情報の取捨選択を身につけるスキルが求められます。

過去に、全社の定例ミーティングで「今日はleave推奨の日です」と言ってる時があったそうで、一度入ったチャンネルの抜けにくい気持ちを払拭してくれる良いエピソードだなと思いました。

Slackの話じゃないけどメルカリでは、情報は全部シェアする文化が徹底している

メルカリには、情報はオープンにしてストックしておく文化が根付いているので、大抵の情報はWikiか、Google Drive上に共有されています。毎月多くの新入社員が入ってくるので、特に社内ルール等の情報が書かれているWikiは常に最新版に更新され誰が読んでもわかりやすくまとまっています。わからないことがあったらまずは自分で検索すれば、社内に関する情報はほとんど解決します。

人に聞く前にまずはWikiを検索するスタンスが求められるわけで、つまり毎日誰かにWikiを見られているかもしれない…という前提なので、日々メンバーによってストックされ続けるWiki情報の精度が高い。こちらも密かに感心したのでした。

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また、社内共有資料としてのプレゼン資料用に、Google Slidesのメルカリ汎用フォーマットというのが存在していて、私が見る限り、社内外用問わずかなりの社員が汎用フォーマットを利用して資料を作成しています。

Google Slidesを使うメリットに、オンライン上で共同編集ができる、URLを共有すればどんなデバイスでも最新版の資料が閲覧できる、都度重いファイルをダウンロードするという無駄が発生しない、等々あるのですが、ここで私が密かに感心したのが、社員それぞれが、スライドのデザインに悩んで時間をかけるコストを削減できているのでは!ということでした。

プレゼン資料をつくるときのテンプレートが存在しないと、KeynoteでもPowerPointでも、かっこ良いフォントを選んで余白を調整したり、色使いを考えたりして、そこに時間がかかったりしてしまいがちです。というか今までの私がそうでした。気まぐれでパワポで作ったりKeynoteでつくったり、なぜかAdobe XDを使ってみたりで、その意味のない資料作成コストに時間を費やしていたような気がする…。
Google Slidesで汎用テンプレートが用意されていること自体、特に珍しい話ではないのですが、自分の今までの環境の変化として、入社早々に「なるほど〜」と思ったのでした。

情報の精度を高めてストックして共有するのが息を吸うのと同じくらい日々Slackでやりとりされているのを目の当たりにして、入社当初から密かに感心したよというお話でした。(でもすっかり慣れてきました!)

そんなSlack文化に染まりたい方、ぜひ採用情報をチェックしてみてくださいね。
それではまた、#メルカリな日々で!

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