「メルカリの成長のためなら何でもやりたい」リスクマネジメント担当者の原点 #岐阜市職員のメルカリ1on1

こんにちは!岐阜市役所からメルカリ政策企画チームに出向中のmacchanこと、松葉公之介です。

「#岐阜市職員のメルカリ1on1」、第37回はメルペイIT Risk Managementチームのcocoitiさんとの1on1です!

<cocoitiさんってこんな人>
・ 進太郎さんとはウノウ時代からの繋がり
・ インシデント対応は、僕の趣味!?
・ 一つのアプリサービスをみんなでつくることは、すごくいい体験

「メルカリの成長のためならリスクでもインフラでも何でもやります」by cocoiti

cocoitiさん(写真右)

メルカリのエンジニアリング組織を長年支えてきた、cocoitiさん。実は、進太郎さん(メルカリ代表取締役CEO)とは、ウノウ(メルカリ創業前に進太郎さんが起業した会社)時代から関係があるのだそうです!

「ウノウがZyngaに売却されるまで在籍していました。当時から、進太郎さんの印象は変わっていないですね。打席に立ち、バットを振る回数が多いので、何回もホームランを出すんです(笑)。『まちつく!』(自分だけの街である「まち」を育成していくゲーム)が当たったときは、『来月からキャッシュの心配がなくなった』と笑っていたのが懐かしいです」と話します。

ウノウ時代、cocoitiさんはどんな役割だったのでしょうか?「僕はインフラ担当でした。『まちつく!』がブレイクしたときは、ゲーム担当ではなかったのですが、日増しにユーザー数が伸び、インフラ整備を含めて社内でやることが急増しました」と、登録数10万を目指していたゲームが、突然1日10万ペースで登録される状況が2週間続いた状況を振り返ります。そのため、インフラ担当だったcocoitiさんがゲーム担当だったメンバーのサポートに入ったというわけですね。「そのメンバーは、僕が大変だったときにサポートしてくれたことがあったんです。本当に助けられたので、今度は僕の番だと思って」。

そして「この経験は、今の働き方にも通じています」とcocoitiさん。その理由は?「メルカリでのインシデント対応のときも、ウノウ時代同様に考えています。緊急時、自分にできることがないか、近くに行って顔を出し、力になれることがあれば自ら拾って手を動かしています」。この1on1のなか、インシデント対応を「僕の趣味」と冗談を言っているcocoitiさん。その笑顔の奥深くにある背景を、ようやく知ることができた気がします。

cocoitiさんは「Webサービスに関わることであれば、だいたい70点くらいとれます」と言います。「メルカリでは、何でもやらせてもらえています。FrontendとBackend、オフィス引越しのタイミングでは社内の無線LAN設置など、ITサポート的なこともやりました。その後は『らくらくメルカリ便』のリリース、チケットやハンドメイドといったカテゴリーグロース。メルカリUS事業に注力するフェーズでは、エンジニアとして1人、日本に残って開発していたときもありました」。cocoitiさんの話から、メルカリの成長過程がどんどんあらわになります!

「一つのアプリサービスをみんなでつくることは、すごくいい体験です。僕はいろいろやっていますが、芯をブラしたことはないです。当時も今も、メルカリというアプリを成長させ続けたい。そのためなら、リスクでもインフラでも、何でもやりたい」。

今はメルペイのITリスクマネジメントを担当しているcocoitiさん。メルペイを前進させるために、これまでの障害を振り返りながら、インシデントの数を減らすことを目指しています。あらゆる経験を備えてきただけでなく、困っていることがあれば何でも屋として手を差し伸べてきたcocoitiさんだからこそ、今のメルカリグループで最適かつ重要なポジションを任されているのだと理解しました。

cocoitiさんが多くのメンバーから信頼されている理由が、僕自身も今回の1on1を通じて知ることができました。組織やチームのため、隣で働くメンバーのためにAll for Oneの意識を持ちながら自分が力になれることがないか常にアンテナを張っているcocoitiさんの姿勢は、ぜひとも見習っていきたいです。

cocoitiさん、ありがとうございました!

関連記事 サクッと読める!✨

本日、東証プライム市場へ変更しました! #メルカリな日々

Mercari Women in Tech Vol. 7 「ライフステージ&ワークスタイル」#メルカリな日々

【5月19日】世界中でアクセシビリティを考える一日 障がい者の私ができること #メルカリな日々

関連記事 読み応えアリ✨