#エンジニアと立ち話 。Vol.48 @ktr_0731(メルペイBackendエンジニア)ちょっとお話いいですか?

メルカリグループで働くソフトウェアエンジニアに、ちょこっとお話を聞いていく本シリーズ。第48回は、インターンを経てメルペイへ入社したBackendエンジニアの@ktr(Twitter名は@ktr_0731)が登場します。

これまで「好きなサービスに関わりたい」という判断軸でインターン先を選んでいた@ktr。しかし、彼がメルペイに訪れたのは、サービスのリリース前でした。にも関わらず、メルペイでのインターンを経て入社を決めた理由は何だったのでしょうか?聞き手は、メルペイBackendチームのエンジニアリングマネージャー(EM)@osamingoです。

「思い入れのあるものを開発したかった」

@osamingo:@ktr氏〜、一緒にペアプロやるンゴ!

じゃじゃーん!

@ktr:えっ、えっ、なぜ稲!?

@osamingo:冗談はさておき、ちょっとお話いいですか?

@ktr:切り替え早い。

@osamingo:入社時期を教えてください。

@ktr:はい。僕がメルペイでインターンを始めたのは2018年8月。そして、2019年4月にそのまま新卒入社しました。大学時代はネットワーク系の研究をしていて、趣味でプログラミングをしていたんです。でも、趣味でできる範囲は限られていて。チームで開発することに興味を持ち始め、メルペイを含むいろいろなIT企業でインターンをしていました。

笑うしかない

@osamingo:就職活動は?

@ktr:いわゆる就職活動は、あまりしていなかったですね。インターンも、どちらかというとプロの方々とコードを書くような環境に身を置きたくて飛び込んでいました。あと、自分の好きなサービスがどうやって開発されているのかを見たかった。そこで得た経験をもとに、就職先を絞り込んでいたんです。

@osamingo:インターン先を選ぶときは「好きなサービスかどうか」は、けっこう大事だった?

@ktr:せっかく働くなら、思い入れのあるものの開発に携わりたかったんです。…改めて言葉にすると「やりたいことしからやらないです」みたいな若気がありますけれど(笑)。でも、おかげでプロの技術力を目の当たりにし、社会人として何をやっていきたいかを固めていくことができました。

技術を通じて追い求めたいものが切り替わった瞬間

@osamingo:@ktrさんがメルペイでインターンをしていたのは、まだリリース前でしたよね?となると「思い入れのあるものを開発したい」という希望とは少し異なる選択をしたことになります。なぜメルペイだったんでしょうか?

稲を持ったまま立ち話する@osamingo(メルペイBackendチーム、EM)

@ktr:理由はいろいろありますが、一番の決め手になったのはインターンとして入社してすぐ受けたオリエンテーション。当時メルペイCPOだった@ryomatsuさんが「メルペイを通じて実現しようとしている世界観」を語っていたんです。それを聞いて、まだリリースされていないメルペイを頭の中に浮かべて…、すごくワクワクした!そこから「好きなプロダクトを追う」が、「好きなビジョンを追う」に切り替わった気がしています。

@osamingo:今の話を聞いて思い出したのですが、僕もこれまでは「お客さまと向き合うことが第一」と考えていた派でした。でも、メルペイCTOの@sowawaさんと出会ってから「お客さまの未来をより良くしたい」に切り替わりました。誰と一緒に働くかによって、自分の考えも変わりますね。

@ktr:ですよね。メルペイでは、僕が好きなプログラミング言語であるGoを使っていたり、決済機能というミッションクリティカルなシステム開発ができたり、面白そうだなと思っていました。何より、強そうな人が集まっていることは知っていたので、そういった人たちに囲まれて仕事をするのは刺激的だろうなと(笑)。

Go言語のキャラクター「Gopher(ゴーファー)」ぬいぐるみを手にする、@ktr(メルペイBackendエンジニア)

@osamingo:入社後、強そうな人たちからガッシガシと刺激を受けていますか??(笑)。

@ktr:思っていたより刺激が強いと言うか(笑)。でも、そういった人たちが同じ方向を見て、それぞれで動き続けている。これは、メルペイのカルチャーのようなものが深く根付いているからこそできることですよね。

@osamingo:ちなみに「この人はすごいなぁ!」と思う人は?

@ktr:@yoshiki.shibataさんです!!

@osamingo:即答だった。

@ktr:いや、もちろんほかにもたくさんいらっしゃるんですが、@yoshiki.shibataさんはアルバイト時代に同じ職場で働いていたこともあり、いっそう思いが強いと言いますか。だって、今もなお現役でエンジニアをされているなんて最高じゃないですか?その理由を聞いたとき「ずっとコードを書いていたいから」と返され、鳥肌がたちました。まさしく、僕が将来的にありたい姿だと思ったんです。今や、キャリアプランを聞かれたら「@yoshiki.shibataさんになりたい」と答えるくらい憧れています!!!

@osamingo:わかる。情熱を持ち続けているところがすごくかっこいい!

@ktr:ですよね、ですよね!もう、話すだけでテンションがあがります!!!

メルカリ・メルペイのインターンと相性がいい人は?

 

@osamingo:さて、今年もサマーインターンの季節がやってまいりました!実際にインターンをしていた@ktrさんから見て、メルカリ・メルペイのインターンはどんな人なら楽しめると思いますか?

@ktr:1つは、何かしらのツールをつくってみたいと考えている人ですかね。メルカリ・メルペイは、自分から動き出せば学べる環境が整っています。必要なのは、本人の強い意志のみ。なので「こういうツールをつくってみたい」「こんな技術力を身につけたい」などがあれば、楽しめると思います。あとは、OSS活動のような技術シェアに興味がある人も、向いているかもしれないですね。

@osamingo:OSS活動も?

@ktr:はい。僕自身も学生時代からOSS活動をしていて、メルペイでのインターン時代に、一人のGopherとして後押ししてもらったことがあります。一般的に見ても、これほどまでに社外でのアウトプットを評価してくれる会社はあまりないと思うので…。

GopherCon 2018に登壇していたときの写真
GopherCon 2018終了後、くつろぐ@ktrと@osamingo

@osamingo:OSS活動とは、ある意味でのリスペクトのようなものがありますよね。普遍的に使われいるライブラリも言語も、いろいろな人がつくりあげてきたからこそ成り立っています。今使っているものへのリスペクトを忘れると、自分のなにかが崩れ去ってしまう感覚があります。

@ktr:僕も同じです。メルペイの開発も、多くのオープンソースによって支えられています。だからこそ、メルペイで培ったものを他の人に贈るようなことができればと思っているんです。何より、自分が公開したものが他サービスで使われているのをみると、うれしいですよね。

日に日に増す「誰かのためにつくる楽しさ」

@osamingo:@ktrさんはインターン時代から、メルペイのコード決済機能周りの開発を担当しています。インターンを経て、いちメンバーとしてメルペイで働いてみてどうですか?

@ktr:趣味でプログラミングをしていたときに比べて、今のほうが「誰かのためにつくる楽しさ」が強くなっています。なので、個人的にもメルペイのコード決済機能における堅牢性を上げていきたい。そして、お客さまや加盟店さまによりよい体験や価値を届けられるようにしたいです!あと、個人活動としてはOSS活動を継続。これからどんどん新しい技術に出会えると思っているので、その都度シェアしていくつもりです。

@osamingo:最後に、今の学生さんたちに伝えたいことがあれば!

@ktr:学生時代は、自由な時間がたくさんあります。僕の場合、その時間を使って興味が赴くままにコードを書いていました。学生の方は好きなものを第一に、純粋に追い求めてほしいですね。

@osamingo:ありがとうございました!

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