「バウンダリースパナー型Data Analyst」として組織に評価される結果を出すまでの過程!

こんにちは、メルペイData AnalystチームでData Analystをしている大西峻人(@taka2)です。

私は2019年にメルペイData Analystチームへ入社。その後、様々な事業のマーケティング・プロダクト領域のGrowthに関わる分析を担当してきました。そんな私ですが、2021年07-09月期のメルペイMVP賞を受賞しました!新規事業の検討などを経て次のような実績を残したことが今回の受賞につながりました。

1:新規事業に関する重要な意思決定を全方位的にサポート
2:新規リリースしたプロダクトのタイムリーな分析とGrowthの方向性に関する示唆出し

この受賞を機に、改めてData Analystとしての活動内容を振り返ってみたいと思います。

この記事を書いた人


  • 大西峻人(Takato Onishi、@taka2)

    新卒でパナソニックへ入社し、プロセスエンジニア・PMとして電子デバイスの開発・量産化に従事。2017年にデータサイエンスの世界に興味をもち、異業種転職でDeNAへ入社し、データアナリストとして、ソーシャルゲーム領域の分析を担当。ゲームタイトルの運用分析および事業戦略立案に従事し、新たな分析の価値創出のためにデータサイエンスを用いた分析の高度化も検討。2019年にメルペイへ入社し、主にPayment事業・与信事業のGrowthについてマーケティング戦略・プロダクト開発の両軸で検討しながら、直近は新サービスのプロジェクトリードや新規事業の検討やメルカリとメルペイを融合するフュージョンプロジェクトなど幅広い領域を担当。データアナリストとして事業貢献できるように日々格闘中。


Data Analystの役割とは?

私が所属するData Analystチームは「分析を通じて意思決定のハブとなり、大胆かつスピーディーなProductの成長を主導する」がミッション。社内のビジネスイシューに関して様々なデータを分析し、事業の次の一手につながる示唆を出すことで事業貢献しています。

そこで私は、決済領域や与信領域のサービスのGrowth戦略立案から実行まで携わり、Product/Marketing/Corporateなど多岐に渡る部門と連携しながらサービスのGrowthを推進していました。

今まで、Data Analystの出せるバリューとしてわかりやすい単語として「A/Bテストの評価」「SQLを使った分析」など特に行動ログを用いた分析から示唆を出すイメージが強かったように思います。実際、私も従来はそういったバリューの出し方が多かった気がします。

2021年は、そういったバリューの出し方から打って変わりました。メルカリ/メルペイのUX統合のプロジェクトや新規サービスのプランニングからリリースといったリリース後のデータもなく、見通しの解像度が低い中で「既存の定量データから最大限言えること」を見極めながら、定性データや市場データを駆使して、関わったメンバーが全員で納得感のある意思決定ができるように推し進めてきました。そういった中でData Analystの「バウンダリースパナー」としてのバリューを発揮できたと思っています。

※バウンダリースパナーとは・・・異質な組織/個人の境界を戦略的に連結し、縦横無尽に組織行動に影響を及ぼす役割であり、表面上の公式権限がない中、必要な資源に簡易にアクセスし、組織の内部ネットワークを外部情報源と結びつける存在のこと。

イノベーションを阻害する「境界(バウンダリー)」をつなぎあわせて前へ進める

イノベーティブな新規サービス/UXの検討は多くのステークホルダーとプロジェクトチームを組成して進めることが多いです。

その際に起こりうる課題として

「利害関係・KPIに対する認識の違いにより、目標設定などで意見が噛み合わない」
「新規事業を立ち上げようとした際に起こる意思決定基準の対立してしまう」
「根幹をなす事業/サービスのグロースの方向性(プロダクトのコアコンピタンス/バリュープロポジションなど)に関して共通認識が持てない」

があります。

これらの理由は「組織のタテ(経営層/現場)、ヨコ(プロダクト/マーケティング/コーポレート etc)」「新規事業/既存事業」などそれぞれの領域に「境界」があること。この境界に派生して認識のコンフリクトが起きていることに起因していると考えられます。

その中でデータアナリストである私が「バウンダリースパナー」の役割として意識したことは以下でした

・ プロジェクトチームにアサインされた際に、各ステークホルダーの論点やプロジェクトを推進する上での問題を分析し、解決すべきイシューを特定する
・ 既存の行動データを用いつつ、そこから言える示唆の限界を見極めながら、メンバーの親しみやすいKPIに落とし込み、各ステークホルダー間で議論をする上での目線をあわせられるようにし、プロジェクトのディレクションができやすい環境を作る。
・ 行動データで補えないことはUXリサーチ/マーケティング/コーポレート チームと連携して、アンケートやユーザーインタビュー、市場のデータなどを組み合わせて、意思決定を進める

その結果、メルカリグループのバリューである「Go Bold(大胆にやろう)」「All for One(全ては成功のために)」「Be a Pro(プロフェッショナルであれ)」を体現できていると評価されました。今回のMVP受賞はとても嬉しいですね。

前回MVP受賞者である@kotsさん(写真左)と!

Data Analystチームは様々な意思決定を牽引するチームとして今後も組織拡大を進めて、「Data Analyticsの価値」をさらに広げていくので、是非ご期待ください。

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