私たちの仕事術── haiero(Management strategy Team) #メルカリメンバーの声

メルカリメンバーのごく個人的な視点で、入社して感じたメルカリのカルチャー、おすすめの仕事術、はたまた偏愛などを語る『メルカリメンバーの声』。Management strategy Teamの山下ひとみ(@haiero)さんに集中するための仕事術や、目下の関心領域であるメタバースについて語っていただきました!

この記事に登場する人


  • 山下ひとみ(Hiromi Yamashita)

    2019年、新卒でメルカリに入社。メタバースやXRを中心とした先端テクノロジーの研究開発や広報を担当。その後メルカリのAI社員「HISASHI」のプロジェクトに従事したのち、経営戦略室へ。現在はインターナルコミュニケーションの活性化や経営戦略の推進サポートを行う。

私の仕事術

こんにちは。Management strategy Teamのhaieroです。

Management strategy teamは、経営戦略室とも呼ばれ、経営に関する様々な業務を行うチームになります。その中で、私はAll handsという全社定例の運営や、インターナルコミュニケーション施策を中心に担当しています。2019年に新卒でメルカリに入社し、そろそろ4年目になります。入社した頃と比べると、YOUR CHOICE(個人と組織のパフォーマンスおよびバリューがもっとも発揮しやすいワークスタイルを自ら選択できる制度)なども導入され、働き方はだいぶ変わったように感じています。

現在の私の仕事術や、副業でもあり趣味でもある、メタバースでの活動についてお話させていただきます!

オフィスと自宅の使い分け

2021年に社内でYOUR CHOICEが始まった時、都内に住んでいるので自分にはあまり関係ない制度だと思ったのですが、実際に導入されてみると、YOUR CHOICEというのは「働き方の選択」なのだと思いました。

メルカリはフルフレックスなので、どの時間に働くのか、どこで働くのか、全て自分で選ぶことになります。基本的に、私はオフィスへ行くようにしています。学生の頃から、カフェや学校の自習室で勉強することが多かったからか、自分以外にも人がいるような、適度な緊張感のある環境が一番集中できます。広いデスクや大きなモニターなど、仕事環境も整っていますし。

午前中は景色の良いカウンター席でモチベーションを上げながらライトな仕事をし、午後は静かなフォーカスゾーンで作業に没頭していることが多いです。

オフィスに行くと、思わぬ人と出くわすことがあり、オンラインのコミュニケーションでは得られないセレンディピティがあるのが楽しいです。また、社内カフェのシーズンドリンクが変わっていたり、ポップでおしゃれな家具があったり、業務には直接関係はありませんが、こうした環境によってリフレッシュすることができます。色々な形の椅子があるので、いつか全ての椅子に座ってみようと思っています(笑)。

「お気に入りの椅子に座ってください!」というリクエストに応えてもらいました。

また、天気が悪い日や、会議続きで作業をする時間がないような日は自宅で仕事をしています。自宅は自宅で、好きな音楽をスピーカーで流したり、休憩時間に愛猫とリフレッシュできるのが良いですね。昔は毎朝出社するのが辛かったのですが、「出社してもしなくても良い」環境になってから、オフィスに出社するのが楽しみになった気がします。

チームでのアクティビティ

もうひとつおすすめしたい仕事術は、チームでのアクティビティです。

メルカリは社内での異動が多い企業だと思いますが、私のチームもこの1年でメンバーが半分ほど入れ替わっています。さらに、都内以外に住んでいるメンバーも多いので、オフィスで会うことは多くありません。

バックグラウンドもメルカリでのキャリアも異なるメンバーたちが、チームで「メルカリの経営」について向き合うことになるので、言葉ひとつ取っても捉え方が違うし、課題に対して見ている角度もレイヤーも異なります。

そこで、相互理解を深めるためにやってみたアクティビティが「ストレングス・ファインダー」の共有です。質問に答えていくことで、自身の34個の「強み」を順番に並べられるものなのですが、メンバー皆の上位5つと下位5つを並べて共有しました。

私のチームでは、「最上志向」「学習欲」「戦略性」が上位に入る人が多く、いかにも経営戦略室という感じがします。ほとんどのメンバーの上位に入る「強み」があったり、1人にしかない「強み」があったり、誰が誰の強みをサポートできるのか考えたり、わいわいと楽しく相互理解を深めることができました。

ちなみに、私の上位はこんな感じです。

「個別化」と「着想」が上位にあるので、現在私が行っているインターナルコミュニケーションの施策は、自分の強みを活かせているのかもしれません。

あと、チームで取り入れていて、おすすめしたいのは「もくもくタイム」です。

私たちのチームでは、毎週定例会議を行っているのですが、事前に議事録に共有事項や議論したいテーマを記載をしておいて、定例の時間の冒頭に、皆でいっきに議事録を読み、「黙々と」議事録にコメントを記入していく、という時間の使い方をしています。

その場で発言をするのではなく、コメント記入にすることで、誰でも意見を書きやすくなりますし、ゆるいコメントもできます。後半の議論の時間では、コメントが多いところを重点的に議論することができます。

読み込む時間と議論の時間を明確に分けることで、皆がある程度認識を揃えた状態で議論することができます。お互いを知ること、議論の前に認識を揃えることで、目線を揃えられるようになったと思っています。

目下の興味は様々な技術や人が集結するメタバース

仕事以外だと、メタバースに興味があります。メルカリに入社したのもメタバースやVRがきっかけになっていて、面接(入社時の所属はR4D XR チーム)もメタバースで受けていました(笑)。

もともとテクノロジーが好きなのもあるのですが、様々な技術や人が集結しているメタバースには、たくさんの可能性があると思っています。私自身メタバースでの活動も積極的で、メタバースに興味のある人とメタバース企業を繋ぐ転職イベントを開催したり、大好きなファッションのイベントを開催しています。

メルカリの新たなグループミッションに「Unleash(解放)」という単語が含まれていますが、私はメタバースを通して「Unleash」された部分がすごく多いと思っています。メタバースでイベントを開催できることも「可能性が広がった」一例ですし、イベントに参加した人の「可能性を広げる」きっかけになるのも嬉しいです!

おわりに

働き方が多様になってから、自分にも他人にも向き合う時間が増えたように思います。

「自分が一番成果をだせる働き方は?」「一番快適な働き方は?」と考えるうちに、だんだんと自分のことが分かってきました。そしてオンラインでのコミュニケーションは、「コミュニケーションをとる」ということを意識するようになり、相手のことを考えたり、自分を第三者の視点で見直す時間に繋がりました。

これからも、コミュニケーションには妥協せず、自分にも他人にもしっかり向き合っていきたいと思います。それが自身の能力やポテンシャルの「Unleash(解放)」を加速させると信じています!

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