メルカリが福岡の開発拠点を拡大したい理由は?CTO達が来福して公開座談会で答えました! #メルカリな日々

左から、VP of Backend 田中、Client Team Director 若狭、CTO 名村、福岡開発チームマネージャーの濱田

こんにちは!Brand Management Teamのmayumineです。今日は福岡オフィスから #メルカリな日々をお届けします。

今回は、 CTOの名村、VP of Backendの田中、Client TeamのDirectorである若狭が来福し、エンジニア組織について社内向けの公開座談会が開催されました。

福岡オフィスはCS拠点として2017に設立され、主にCSメンバーが働いていましたが、昨年エンジニアのチームも発足。現在はCSとの距離を武器にしたプロダクト開発チームとして、エンジニア採用を強化するフェーズになり、その意図や今後福岡の開発拠点をどのようにしていきたいかが語られました。その時の様子を簡単にご紹介します!

ー メルカリが福岡に開発拠点を設けた経緯と背景は?

名村:気がついたらできていました(笑)。というのは冗談で、東京に住まないとメルカリの開発ができないなんてナンセンス。経営としてはダイバーシティを推進したいと思っていて、それは国籍だけではなく、福岡という地のオリジナリティを出して、東京には出せない価値を出していきたいですね。

若狭:前職では福岡に拠点がある会社にいましたが、他の拠点でも働けるというのは、採用ブランディングにおいても強みになりますよね。

田中:私も前職は京都に拠点がある会社で働いていましたが、東京以外で働きたいエンジニアもいると思います。そういった方に対応できる組織体制にしていけると良いですね。

名村:例えばGoogleなどのテックカンパニーは、世界中に拠点をもっているわけですが、拠点ごとに強みがあると思います。ML開発に強い拠点とか、各国現地の大学の近くに拠点があれば、その大学の得意分野、例えばコンピュータービジョンに強いとか。拠点ごとのダイバーシティをつくっていきたいですね。

ー 福岡の開発拠点の強みと、どういった開発体制を考えているのか

濱田:福岡の開発チームが去年7月にできましたが、課題感としては、東京との物理的な距離が思っていたよりも大きかったことです。東京の組織体制の変更や意思決定に福岡はどうしてもワンテンポ遅れてのキャッチアップになってしまいます。もともと福岡は機動力のある拠点だったので、それを生かして福岡でマネジメントできるようにしたいと思い、その考え方はマイクロサービスの考え方に合っていました。

田中:マイクロサービス化が進むと、よりチーム単位で意思決定できるようになっていきますね。福岡の開発メンバーは現在4-5名なので、そういった意味でもちょうど良い。福岡がうまくいけば、仙台や海外など、他の拠点でも再現性があると思うので。

濱田:福岡の強みとしては、CSとの距離を武器にしたプロダクト開発チームであることです。CSの声を間近で受け止めて、メルカリのアプリとお客さまの声を接合していくことを目指したいです。また、メルカリ初の地方開発拠点としてリモート開発拠点のモデルケースにしていきたいですね。

名村:福岡での開発がうまくいくかは重要な経営課題なので、失敗しないで欲しいです。いや、失敗はしてもいいんですけど(笑)、うまくいってほしいですね。

福岡の開発に携わるメンバーたち。(ちなみに2列目の方たちは寝ているわけではなく、ちょうど座談会が終わった時に撮影したため、お辞儀をしている瞬間になります。真面目!)
メルチャリのポートを撮影している若狭。

余談ではありますが、福岡では赤いメルチャリが街にすっかり溶け込んでいて、街なかで利用されている方をたくさん見かけて、密かに感激しました。メルチャリは、約1年前のスタート時から利用回数が約16倍に増えているそうです。

それではまた、来週の #メルカリな日々で!

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