感謝の気持ちのバトンを渡す。毎月100人以上のメンバーが参加する寄付活動について #メルカリな日々

みなさん、こんにちは。サステナビリティチームのまちるだ(@mattilda)です。

今日は、12月の寄付月間にちなみ、毎月100人以上のメルカリで働くメンバーが実施している、寄付活動についてご紹介します。

まずは、ちょっと堅苦しくなりますが、メルカリが「なぜ」こういった寄付活動を実施しているかを説明させてください。

メルカリのミッションは「新たな価値を生み出す、世界的なマーケットプレイスをつくる」。…なのですが、新たな価値を生み出すための資源は、当然ながら限りがあります。そこでメルカリは、限られた資源を大切にしながら誰もが新たな価値を生み出す社会を目指すため、5つのマテリアリティ(重点課題)を洗い出し!それに沿って、ゴールやKPI、アクションを計画し、実行してきました。

上記の取り組みがESGのプロジェクトとして開始したのが、2018年12月。その後、さまざまな施策を行ってきたことはこれまでのメルカン記事でお伝えしてきたとおりです。しかし、当初まだプロジェクトだったESGプロジェクトでは「社内メンバーにとって、もっとESGやサステナビリティを自分ごと化できないか」ということを日々考え模索していました。そんななか、ユニポスさんからSDGsプランの導入を提案いただいたことをきっかけに、今回ご紹介するUnipos(ピアボーナス)を通じたメンバーによる寄付制度がスタートしたのです!

「ピアボーナス」とは成果給のことで、スタッフ同士でリアルタイムに感謝、賞賛し合うと同時に、インセンティブとして一定額の金額を贈り合える仕組みのこと。メルカリ社内では「mertip(メルチップ)」と呼んでいます。メルカリでユニポスさんのサービスを利用してmertipがスタートしたのは2017年のこと。毎月多くのやりとりがあり、メンバーの8〜9割が毎月ポイントを受け取っています。

これまでのmertipは、贈られたポイントは給与として受け取っていました(1ポイント=1円)。新たに導入した寄付制度では、「メルカリのマテリアリティに関連する団体へ寄付することが可能になりました。

導入から約1年半経過し、これまで200万円以上の寄付が集まりました。2020年4月にコロナウィルス感染症の感染が全国的に拡大した際には、「私たちにも何かできることはないか?」というメンバーの声に応える形で「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動金 by ready for」が寄付団体として加わりました(現在はプロジェクト終了)。

現在も毎月100人以上が寄付を実施し、「ここまでメンバーの関心が高いんだなということ」を改めて感じています。こういった仕組がなければこういったメンバーの関心事にも気づけなかったかもしれません。

大事なポイントは、強制ではないことです。気になる団体や応援したい団体に、「まずは寄付してみようかな」といった感覚で気軽に選択してもらえればいいな、と思います。まずは寄付の仕組みを知ってもらうこと、寄付に関心を寄せてもらうことが大事だと、私たちのチームは考えています。寄付した月には寄付先からレポートが届くので、それを眺めることは私の楽しみの一つです。

メルカリグループで働くメンバー一人ひとりが寄付をより身近に感じ、ESGの取り組みにもさらに関心が高まればいいなと考えてます。それでは、みなさん、素敵なHolidayを〜!

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