ようこそ日本へ!メルカリインド社員の初めての東京出張 #メルカリな日々

みなさんこんにちは!Engineering OfficeのKayoreenaです。

私は今、メルカリの東京オフィスに在籍しながら、去年インドのベンガルールに立ち上げたインド開発拠点(通称:Mercari India)のEmployer Branding担当として、外部・内部両方に向けた発信活動を実施しています。

今回の記事では、Mercari Indiaの簡単な近況と、Mercari Indiaのメンバーの初めての東京出張の様子をお届けしたいと思います。

Mercari Indiaの採用活動がスタートして約8ヶ月が経過

私たちメルカリは、「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」というグループミッション達成に向けたテックタレントの採用のため、2022年の夏にインドのベンガルールにエンジニアの開発拠点 Mercari Indiaを設立しました。

そこから約8ヶ月ほど経ち、Mercari Indiaにもエンジニアのチームが複数できてきています。今年2月には、Mercari Indiaの拠点長となるSite Lead, Vish Magapuの就任も発表されました。

立ち上げ初期は、日本のオフィスからインドのオフィスへの出張者が多かったのですが、Mercari Indiaのメンバー増加・チーム数の拡大によって、インドメンバーの日本への出張も計画されるようになりました。

リモート時代に対面のコミュニケーションが重要な理由

Tokyo OfficeでのTnS Teamのグループ写真

Mercari Indiaのプロジェクトが立ち上がってから、日本から多くのメンバーが出張でインドのオフィスを訪れました。私個人としても、去年Mercari Indiaが立ち上がってから5回ほどベンガルールを訪れました。Mercari Indiaのプロジェクトチームがメルカリメンバー間における対面コミュニケーションを推奨することにはいくつかの理由があります。

一つ目は、そもそもオンボーディングの体制からつくりあげていく必要があるためです。Mercari Indiaは組織自体が非常に新しいので、単純に業務を教えるだけでなく、会社のカルチャーや組織体制の共有、働いているメンバーの紹介など、必要な情報量が非常に多くなります。日本には、メルカリ在籍歴の長いメンバーもたくさんいるので、オンラインでのオンボーディング体制が整いつつありますが、インドではまだそのような体制が整っていないので、対面でのコミュニケーションが必要な場面がとても多いです。そのため、日本在住のエンジニアもオンボーディングのためにインドオフィスを訪問しています。

二つ目は、実際にお互いの国を訪れることで、事業や組織の状況をより肌で感じることができるためです。現在はリモートでの情報交換にたくさんのツールが使われているため、ある程度のことは情報として伝わりますが、実際に足を運び、メンバーやオフィスの様子を見ると、新しい気づきがたくさんあります。日本とインドの大きな違いの一つは、メルカリというサービスの認知度にあります。日本では既に10年近く使われているサービスですが、インドでは組織も新しい上に、サービスそのものも使われていません。日本からくるエンジニアはインドのオフィスを訪問すると「日本のオフィスにあり、インドオフィスにはないもの」に気づくと思いますし、インドのメンバーが日本を訪れると、例えばコンビニに設置されたメルカリポストの存在や、オフィスで働く開発以外のメンバーとのやりとりから、サービスそのものを多角的に見ることができます。

こういった背景からも、Mercari Indiaの立ち上げプロジェクトを推進している私たちは、対面でのコミュニケーションを推奨しています。

Mercari Indiaメンバーの東京出張の様子

今回は2つの異なるチームに所属する4名のメンバーが東京に出張に来ました。中には海外出張そのものが初めてというメンバーもいました。日本とインドの交通事情や食文化の違いがあったので、メンバー間でサポートし合いながら滞在準備を進めてきました。

東京滞在中はこれまでオンラインを中心に働いていたチームのメンバーが東京オフィスに集まり、通常の業務に取り組む他、チームビルディングなどを通じて関連するチーム以外のメンバーとも幅広く交流がされました。特に最初の数日は、連日のチームビルディング続きで、インドのメンバーはややお疲れだったかもしれません(笑)

今回は特に、Mercari Indiaが立ち上がった初期の頃に入社したメンバーが多かったのですが、インド国内におけるメルカリの知名度が低い状態で入社したメンバーにとって、今回の出張で実際に日本におけるメルカリの認知度を肌で感じたり、東京オフィスで働く他のメンバーと直接会えたりしたことは、とても価値のある体験になったと感じています。オンラインで聞いて得られる情報と、実際に現地に足を運んで得られる情報には、量・質ともに大きな違いがあると思います。
週末は東京観光も楽しみました!

実際に東京のオフィスに訪問したTnS TeamのSenior Software EngineerのAnandha(Mercari India所属)と東京オフィスでメンバーを出迎えたGrowth Platform TeamのマネージャーであるKeigo(Mercari Japan所属)に話を聞いてみました。

Anandha:こんにちは。TnS (Trust & Safety team) – Mercari IndiaのAnandhaです。今回が初めての日本出張ですが、すでに日本が大好きになりました!以前、Mercari Indiaのオフィスに来てくれた数名とは直接お会いしたことがありましたが、今回日本でチームメンバー全員と直接会うことができて嬉しいです。チームメンバー以外にも、チームビルディングを通して、CSツールの開発チーム、アカウントモデレーションの開発チーム、TnSプログラムマネージャーやプロダクトマネージャーなど、TnSアプリケーションに関わるさまざまなメンバーのみなさんと交流することができました。やはり直接会って話をした方が、生産性が高く、ストレスや疲れも少ないと思います。
Keigo:私は日本のGrowth PlatformチームのEngineering Managerですが、昨年インド拠点で採用活動のお手伝いをしていたときから、彼らの来日を楽しみにしていたんです。メンバーの中には、面接やオンラインのコミュニケーションで交流があったメンバーもいますが、オフィスで直接会う体験に勝るものはありません。彼らの日本オフィス訪問をきっかけに、他のチームメンバーも対面でのコラボレーションに興味を持つようになりました。彼らのためにプロジェクトルームを予約し、チームの垣根を超えた多くのメンバーたちがそこで交流できるようにしています。対面コミュニケーションのメリットを活かして、ホワイトボードを使ったディスカッションにトライしたのですが、とてもエキサイティングな時間になりました!リモート環境だと数日かかってしまうような内容でも、対面だとよりスムーズに、スピード感を持ってに決定することができました。

東京出張中のSlack投稿

Mercari Indiaはまだ始まったばかりなので、これからさらに、メルカリグループ間のコラボレーションを加速させたいと思っています。今回の記事ではMercari Indiaメンバーの初めての東京出張の様子をお届けしました。

引き続きMercari Indiaではエンジニアの採用活動を行なっています。下記のキャリアサイトからぜひご応募ください。お待ちしております!
キャリアサイト

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コーポレートサイト

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