実用は数年後? 量子コンピューターの社内勉強会を開催 #メルカリな日々

こんにちは! R4Dのigaです。

以前までは新卒採用チームにいたのですが、今年4月に社内異動し、社会実装を目的とした研究開発組織「R4D」にて情報発信などを行っています。元気です! そしてこちらは、R4Dメンバーを取り上げたメルカン記事です!

さっそくですが、昨日R4DのリサーチャーによるLunch and Learnを開催しました! 本日の#メルカリな日々で、その様子をお届けします!

今回のテーマは「初学者向け・量子コンピューター、Quantum computing for beginners」。これはR4D設立当初からリサーチを続けてきた量子関連のテーマです。Lunch and Learnでは、エンジニア・非エンジニア問わず、さまざまなメンバーに広く知ってもらうために開催したのです。ちなみに、この日集まったのは約70名。なかには、English Speakerのメンバーも参加してくれていました!

まずは、R4Dシニアリサーチャーであるshotaさんによる、量子研究の概要についてレクチャー。

すべて同じものだと思われがちな「量子コンピューター」「量子アニーリング」「量子インターネット」の違いや、量子情報が当たり前に使われている「量子前提時代」の解説をしてくれました。

R4Dシニアリサーチャーのshotaさん
「ゲート型量子コンピュータ」と「量子アニーリングマシン」の違いについて
R4Dでは来る「量子前提時代」に向けて研究を推進してします

続いて、今年4月にR4DへジョインしたばかりのR4Dリサーチャーであるkenjikunさんの、量子コンピューターについてのレクチャー。「メルカリにおける量子コンピュータの活用」「量子コンピュータの仕組み」「実は数年後? 量子コンピュータの実用化」といったトピックについて、初学者にもわかりやすく説明してくれました。

R4Dリサーチャーのkenjikunさん
量子コンピューターの仕組みについて
kenjikunさんの研究テーマについて

今回初めて、量子関連の研究内容について社内勉強会を実施しました。開催後、エンジニアだけではなく、コーポレート職種のメンバーからも質問やフィードバックをもらうことができ、すごく嬉しかったです。いち聞き手としても、量子技術の実現の意義と、リサーチャーの研究への熱意を感じる機会となりました!

R4Dの研究テーマのなかには一般的にまだ知られていないことも多く、社内の研究開発組織であっても、メンバーとはまだ少し距離がある状況だと感じています。ただ、未来の技術の実現にあたって、さまざまなチームからの協力は必要不可欠。これからもR4Dのリサーチ内容をどんどん発信し続けていきたいと思います。

第2回のLunch&Learnは1週間後。テーマは「初学者向け・量子アニーリング」「初学者向け・量子インターネット」の2本立てです。今回は社内メンバーのみ参加可能ですが、今後は社外のみなさまにお伝えする機会をぜひ提供できたらと思っております。

ちなみに、shotaさんは今年8月の量子イベントで登壇するので、そちらでもR4Dの雰囲気を感じていただけるはずです!

それではまた来週の#メルカリな日々で!

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