「破壊」からはじまる未来!メルカリの研究開発組織「R4D」のイベントに参加してきたよ #メルカリな日々 2018/05/23 #mercariR4D

こんにちは!PRチームの石川です。

5月21日に、メルカリの研究開発組織「R4D」によるイベント、「“破壊”からはじめよう 〜 こわして、つくる、新しい未来。Vol.1 〜」が開催されました。

mercari.connpass.com

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R4D Officer 山村 亮介

R4Dとは、昨年12月に発足した社会実装を目的としたメルカリの研究開発組織です。

既存のR&D(研究と開発)の領域を超えて、調査(Research for )と、開発(Development)・設計(Design)・実装(Deployment)・破壊 (Disruption)の4つのDの要素を軸に、研究開発を行っています。

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R4Dでは、外部の企業・教育機関など共同研究パートナーによる基礎・応用研究、R4Dによる研究開発・実装、メルカリやソウゾウよる事業化と、それぞれの組織の強みを活かし、スピーディーな研究開発と社会実装を目指しています。  

今回のイベントでは、IoT、ロボティクス、VRなど、日々様々なテクノロジーが進化していくなかで、この「新しいものを生みだすための破壊」に着目し、“ビジネスの常識を壊してより便利な世界をつくるには?”というテーマでセッションが展開されていきました。

セッション1:仕事のあたりまえを壊す!〜自動化が変えるこれまでのやり方〜

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ファシリテーター: Mercari, Inc. R4D XR Research Engineer 諸星 一行
登壇者: Mercari, Inc. R4D Officer 山村 亮介
登壇者: Mercari, Inc. R4D Hardware Engineer 漆山 龍太郎
登壇者: Mercari, Inc. TeamAI Officer 木村俊也

自動化は必要なのか、進んでいくのか?R4Dが自動化をやるなら?というテーマでディスカッション。

  • 誰でもできる仕事を効率化していったら、仕事の量も最適化するのでは
  • ロボットはロバスト性(環境に対する変化の許容具合)が少ない、ロボットを運用できるようにするには環境を作る必要があるのでは
  • クリエイティビティな仕事は人工知能では難しいし、誰でもできる仕事は機械がやればよい。人間が本当にやりたい仕事をするべきで、そのために自動化が必要だと思う
  • 必要なのは、機械学習(機械設計プロセス)×ロボット×シミュレート能力
  • 機械学習で学ばせたいろんな「勝ち」パターンをいろんな業界で再現させていきたい。今は画像から癌の検出ができるようになりそうな状況。

といったトークが繰り広げられました。

セッション2:働き方を壊す!〜もっと自由に、自分でデザインする〜

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ファシリテーター: Mercari, Inc. R4D Producer 引地 菜摘
登壇者: Mercari, Inc. R4D XR Research Engineer 諸星 一行
登壇者: Mercari, Inc. R4D Producer 相樂 園香
登壇者: Mercari, Inc. R4D Producer 太田 智美

「働き方を自分でデザインする」とは、働き方を自分でデザインした上でR4Dで実現したいことをテーマにしたトークセッション。

  • XR周辺技術をマスに広めていきたいいう思いがあるのでお金稼ぎのためにやってるわけではない(諸星)
  • 元々記者が本業・ロボットが副業だったけど、今はロボットが本業。3年ほどPepperと一緒に暮らしている。道路に興味があって道路というものを変えたい。(太田)
  • デジタルファブリケーション分野からきて、2Dデザイン3Dデザインができる。テクノロジーで人々の生活、未来を変えていきたい(相樂)

などなど、R4Dメンバーのバックグラウンドや今後についての想いなどが語られました。

セッション3:ビジネスコミュニケーションを壊す! 〜名刺や会議がいらないコミュニケーション〜

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ファシリテーター: 月刊I/O 元編集長 藤井 創氏
登壇者: XVI Inc. 代表取締役 近藤 義仁 氏
登壇者: ロボスタ編集長 望月 亮輔 氏
登壇者: ゲームAI開発者 三宅 陽一郎 氏

VR/AR、ロボット、AIで「名刺問題」「会議問題」「メール問題」を解決するには?というテーマでディスカッションが行われました。

  • 顔認識して会った瞬間に合った回数や好きなものがわかったりすればいい(名刺問題)
  • 議事記録もキャラクターが喋ってしまえば楽しくなるのでは(会議問題)
  • ロボットには会議参加者の誰が偉いかわからないので、ヒエラルキーを破壊する可能性がある(会議問題)
  • 人間の直接コミュニケーションではなく間にAIを置きたい、アバターを置いてコミュニケーションすればいいのでは?(メール・コミュニケーション問題)

といった話がざっくばらんに話されました。

なお、当日の様子は、Twitterの#mercariR4Dで確認することが出来ますよ。
togetterでもまとめられています。

togetter.com

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しかも、#mercariR4Dはその日のTwitterのトレンド入りに!

さらに、つい先日R4DのWebサイトが新しくなったばかりです!
ぜひこちらも覗いてみてくださいね。

r4d.mercari.com

それではまた、#メルカリな日々で!

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