「クリスマスに欲しいものはメルカリでシェア!」アイデアがカタチになる裏側をレポート


みなさん、クリスマスプレゼントに欲しいものは決まりましたか?

フリマアプリ「メルカリ」で売っているものが欲しいんだけど、なんとなく言いづらい? そんなアナタに朗報です。

今回リリースされた「ほしいものシェア機能」を使えば、メルカリで売っている欲しい商品の画面をスクリーンショットで撮影するだけで、家族や友人、SNSなどに、かんたんに情報をシェアできます!

「プレゼントはメルカリで買っても良い」という新しい購買スタイルを後押しする今回の機能。着想のきっかけや開発の舞台裏にはどんなものがあったのか、プロジェクトメンバーに語ってもらいました。

写真左から、北井(メルカリ UX Designer) 志和(メルカリ Product PR, Manager) Bruce(メルカリ Product Manager)

クリスマスプレゼントはメルカリで!?

ーリリースおめでとうございます! クリスマスに向けてメルカリで売っている欲しい商品をシェアする今回の機能ですが、着想のきっかけは何だったのでしょうか?

志和:まず、PRでは現在「循環型社会を実現するためにメルカリが取り組んでいること」の発信を強化しているという前提があります。そんな中、クリスマスにもらうプレゼントについて「自分が欲しいものであれば新品ではなくメルカリで売っているものでも良い」と思っているお客さまがいるのではないか、という仮設が着想のきっかけになっています。

ー実際に調査されたと伺っていますが、どんな結果でしたか?

志和:新品(未使用品)であれば、メルカリをはじめフリマアプリ購入品でも良い、と回答された方が約6割いて、約3割の方からは中古品でも良いという回答がありました。この結果をもとに、欲しいものをシェアしやすい機能がつくれないかと思ったんです。

ー今までも商品ページURLを取得すればシェア自体はできたと思いますが、もっとかんたんな機能として実装することでシェアしやすい流れをつくりたかった?

志和:はい。そして今回はクリスマスに向けてのリリースでしたが、ニーズがあれば他のライフイベント(入学祝い / 誕生日 / 転職祝いなど)においても、購入先としてメルカリが想起されるような空気感をつくっていきたいなと思っています。

「本当にやりたいこと」を問いかけるデザイナー

ークリスマスを皮切りに「メルカリで買っても良いんだ」というイメージ変容が起きそうな企画ですね。プロダクトチームへの提案はどのようにされたのですか?

志和:商品ページ内におねだりボタン(プレゼントのアイコン)をつけて、そこからシェアできる、という具体的なイメージを提案しました。

実際の提案イメージ

ー提案を受けて、デザインチームではどのような印象でしたか?

北井:要望が具体的で完成度の高い提案内容だったので「どうやってやろうかな」というのが最初の印象でした。なので仕様は最初に提案いただいたもので決まりかけていたんです。ただデザインチーム内で簡単なレビューを受けていく中で、一度志和さんを交えてプロダクト開発を進める上での整理をしようということになりました。

ーそこでの「やりたいことの深堀り」を経て現在の形に落ち着いたと伺っています

北井:例えばもともと存在する「通報ボタン」と同じ場所にしたときの違和感や、新しくボタンをつくるとしてもスペースが無さそうなことなど、実現に向けての具体的な課題をみんなで話し合いました。

志和:印象に残っているのは、デザインチームの山田さんに言われた「UXを崩してまでこの機能をやりたいのか?」という問いです。普通だったらここから説得できずに終わりそうな感じなんですが、メルカリのデザインチームはそこで対話を閉ざすのではなく、対話を重ねてくれる。本当にやりたいことが何かを深掘って、デザインチームではこんなことができる、というのを具現化してくれるんです。

北井:話の中で、やりたいのは「商品シェアをしやすくする」だとわかってきたので、そこに向けてのアイデアがたくさん出てきて、最終的にスクリーンショットを撮るとシェア機能が立ち上がる仕様になりました。また当初はクリスマスに向けての一時的な機能として提案があったのですが、お客さま体験などを考慮し、そのあとも使える機能にしています。

志和:なので今回のほしいものシェア機能は2020年12月31までの期間限定ですが、2021年1月1日以降も商品をシェアする機能として残りますね。

リリースされた最終版の使い方解説

ーPMとしてプロジェクトに参加されたBruceさんは、今回の開発で難しい部分はありましたか?

Bruce:メルカリのアプリ上でスクリーンショットをすると機能が立ち上がる、というのは今まで例が無く、そもそも実装できるのかを調査するのが大変でした。実際にスクリーンショットをアプリ側で認知できるか確認したり、iOS、Androidでの違いなど、確認することが多かったです。

ー加えて日本語を勉強中とのことでしたが、コミュニケーションの部分はどうでしたか?

Bruce:チーム内でのフランクな会話は問題ないのですが、チーム外のメンバーである志和さんとのやりとりは最初緊張していて、細かい説明などはわからない部分もありました。ただ、理解が難しい部分は英語も交えて説明してくれてすごく助かりました。

志和:英語での補足もしつつ、日本語のコミュニケーションについては、できるだけわかりやすい言葉でゆっくりと話す「やさしい日本語」の使用が社内で推奨されている中、それを実践できた良い機会でした。

北井:Bruceさんとは一緒に仕事して1年以上経つのですが、日本語の違和感はまったくありません。英語話者が多い私たちのチームにおいては、自分が困っている時に助けてくれる存在です(笑)

メルカリのプロダクトは「みんなで」つくっていく

ー今回のリリースで良かったところや、課題などはありますか?

Bruce:リリース前の最後のデザインレビューが十分にできていなくて、あとになって小さなミスが見つかってしまいました。レビューのプロセスが仕組み化できていなかったことが原因なので、今回のプロジェクトに限らず、今後はプロセスをしっかり整えておきたいと気づけたのが今回の課題です。

志和:私が「やりたい」って言ったものに対して、みんなが一岩となって形にしてくれる。実際の開発やデザイン、プロモーションなどの設計に携わってくれたみなさんが本当に「プロ」だなあと感じて、そこがすごく良かったところです。

北井:プロダクトの開発って通常プロダクトチームのメンバーだけでやってしまうことが多いので、今回PRチームの志和さんを起点としたプロダクト開発、というのがチャレンジングで良かったと思います。

加えて、志和さんにとっては初めてのメンバーも多くて進め方もよくわからなかったと思うのですが、うまく取りまとめていただいたおかげで、プロジェクトとして非常にスムーズに進行しました。

ーリリースが終わったばかりではありますが、今後やりたいことはありますか?

北井:プロダクトの開発ってプロダクトメンバーだけでつくっていると思いがちなんですが、今回改めて「みんなでサービスをつくってる」っていうのを感じました。他チームからの視点が入ることで自分たちのチームでは出ないようなアイデアやヒントをもらえるので、今後もこういったコラボレーションを続けていきたいなと思います。

Bruce:確かに、プロダクトメンバーとしてつくりたいものをつくっているのでどうしてもバイアスがかかりやすい。だからPRとか、ブランディングとか、別の観点を取り入れることは大切だと思います。今回PRチームと一緒にプロダクト開発ができたので、今後はただプロダクトを開発するのではなく、例えば季節にあわせたものとか、他チームと連携してできることを増やしていきたいです。

志和:プロダクトは担当チームがつくるもの、というカルチャーがある一方で、別のチームメンバーでも提案をできる機会は今まであったのに、それを自分事化できてなかったなと。だから「メルカリはみんなでつくっていく」というマインドを今後も持っていきたいなと思いました。

ーメンバーが誰でも手を上げてプロダクト開発に関われるカルチャー、対話を重ねてそれを具現化するデザイナー、プロダクトチームの連携が、今回のリリースにつながったのですね。

そんなメルカリでは引き続き、デザイナーを募集中です。ただのデザインではなく、やりたいことの本質を考えるところから関わり、アウトプットできるメルカリのデザイナー。気になる方はぜひチェックしてみてください!!

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