メルカリ創業10周年、汗と涙の舞台裏に密着。奮闘の記録を全公開! #MercariUnleash

みなさん、こんにちは。メルカリ10周年実行委員会です!

すでにプレスリリースなどで目にした方も多いかもしれませんが、2023年2月1日にメルカリは10周年を迎えました!

こうして10年を迎えられたのは、これまでのメルカリをともに創ってきてくださった、全てのお客さま、投資家・株主の皆さま、パートナーさまのおかげです。本当に本当にありがとうございます。

当日は、10周年をメンバー全員でお祝いするためのイベントが社内で開催されたり、対外向けには創業10周年特設サイトや新たなグループミッションが公開されたりと、終日お祭りモード。

そこで今回のメルカンでは、そんな記念すべき日を大いに盛り上げるべく立ち上がったメルカリ10周年記念実行委員会(補足すると、対外コミュニケーションを担うExternal teamと社内コミュニケーションを担うInternal team)による、奮闘の記録をインタビュー形式で一挙にお届けします。

各施策に対するオーナーたちのこだわり、そして10周年を終えた今の心境を、ありのままに。それではどうぞ……!

 

新たなグループミッションは受け入れられるのか?10周年の対外コミュニケーションを担うPRチームが込めた願い

──今回はお疲れ様でした!最初に10周年の対外コミュニケーションを担うExternal teamオーナーの@mryuさん(Corporate PR)と@ayakaさん(Corporate PR)に話しを伺いたいと思います。まずは今回、対外的な発信をするにあたって目指したゴールを教えてください。

@mryu:メルカリの創業10周年の2月1日は、会社としての大きな節目のタイミングであるのと同時に、新たなグループミッション「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる(Circulate all forms of value to unleash the potential in all people)」をはじめて社外へ公開することができる重要なタイミングでもありました。

新たなグループミッションが掲げられたメルカリのコーポレートサイト

@ayaka:そこで10周年の対外発信はこれまでともにメルカリをつくってきてくださったお客さま、パートナーさま、投資家・株主のみなさまなどへ感謝をお伝えするのと同時に、メルカリの次の10年に向けてワクワクしていただけるような発信を目指しました。

──単に10年を振り返るのではなく、この先の10年に思いを馳せるのもポイントだったということですね。具体的にどのようなコミュニケーションに落とし込んだのでしょうか?

@mryu:グループミッションにも掲げられている「Unleash(解放)」をキーワードに、前日にはティザー動画を公開しました。

──これですね!(下記)

 

@mryu:そうです。当日には創業10年を迎えるにあたってのCEOメッセージ、これまでの「メルカリのあゆみ」をまとめたインフォグラフィックスを掲載した特設サイトも開設いたしました。さらに「メルカン」の連載を通じて、より多様な視点から次のメルカリの10年に向けた発信も行っていきます。

特設サイトを公開する直前の様子(緊張感が漂っております!)

@ayaka:特に「Unleash」というテーマを各タッチポイントにおいてどのように落とし込み、わかりやすく表現できるかは、PRチームだけではなくCreative・Employer Branding・Global Operations Team(翻訳 / 通訳チーム)をはじめとしたプロジェクトチームで何度も議論し、一つひとつのイラストやワーディングなど細部にこだわりながらアウトプットへ落とし込んでいきました。

ー公開当日はいかがでしたか?

@mryu:当日はこれまで準備してきたことをやっとみなさまにお披露目できるというホッとした気持ちと、新たなグループミッションが受け入れられるのかという緊張が混ざり合うなか迎えましたが、いつもメルカリを応援してくださるみなさまのSNSでの温かいコメントに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

特設サイトの公開を終えたCorporate PRのメンバーたち

メルカリメンバー全員にUnleashを。当日ギリギリまでこだわり抜いた社内イベント

ー続きましては、社内コミュニケーションを担うInternal teamのオーナーである@moriyaさんに話を伺いたいと思います。社内で盛大にこの日をお祝いをするというこだわりもメルカリらしいカルチャーだなと思いますが、どのようなコンセプトだったのでしょうか?

@moriya:Internalのコンセプトは、新たなグループミッションに対してメンバーの全員がより身近に感じられ、ワクワクを感じられる状態をつくることでした。このコンセプトを実現するため、さまざまな要素をInternalイベントの骨子として定め、イベントのコンテンツに落とし込んでいきました

📍Internalイベントに吹き込んだ主な要素
     
🌟これまでのメルカリの歩みへの共感
🌟未来のVisionに対するワクワクの醸成
🌟新たなグループミッションの自分ごと化
🌟メンバー同士の関係性を強化する
🌟メンバー一人ひとりが思いを発信する

また、イベントの会場として、2022年9月にオープンしたメルカリの新オフィス「Mercari Base Tokyo」を最大限活用することや、サステナビリティの観点から大量のノベルティの新規発注を避けるといった、次の10年のメルカリらしさを表現できるイベントにしたいと考えていました。

ー社内とはいえ、External teamとも連動しつつ、かなり練られたコンセプトですね。 体制や進め方が気になりますが、どのように当日を迎えたのでしょうか?

@moriya:今回、Internalイベントは社内公募で企画運営メンバーを募ってチームを結成しました。この点は非常にチャレンジングでした。集まったメンバーは、メルカリ歴も普段の業務もバラバラのメンバーでした。特にプロジェクトの初期は、コンセプトをうまく企画で表現することに苦戦しましたね。そんななかでも、みんながGo Boldにアイデアを出し、Be a Proに企画を形にし、All for Oneに助け合いながら、イベント当日を迎えることができました。

ー日々の業務があるなか大変そうですが、多種多様なメンバーで構成されるからこそ、ユニークなアイデアが出そうですね!実際、当日はいかがでしたか?

@moriya:当日はコロナ禍以降、最多のメンバーがイベント会場であるMercari Base Tokyoに集まってくれました。参加したメンバーからは「業務では全く関わることがない人と話せた」「普段、接することがない経営陣とゆっくりコミュニケーションすることができた」「メルカリの歴史を知れた」など、嬉しいコメントをもらうことができ、当初の狙いをメンバーのみんなに感じてもらうことができたと思っています。当日の朝まで本当にうまくいくか心配していましたが、結果とても良いイベントになったんじゃないかと思っています。

Internal teamのメンバー:通称Avengers(※10の「0」から身体を覗かせているのが@moriiya)

External 施策:次の10年にワクワクさせる仕掛けを

対外コミュニケーションを担うExternal teamと社内コミュニケーションを担うInternal teamの各オーナーから全体のコンセプトを伺ったところで、ここからは各施策に込めた想いをプロジェクトメンバーから聞いていきたいと思います。

1.新しいメルカリらしさのプロトタイプを。キービジュアル / ティザー動画 / 創業10周年特設サイトに込めた狙い

ーまずは何といっても今回のコミュニケーション全体の「顔」とも呼べる、キービジュアル / ティザー動画 / 創業10周年特設サイトを手がけたクリエイティブチームの@uoさん(Webプロデューサー)、@Takuroさん(アートディレクター)、@kojunさん(映像クリエーター)にお話を伺います。まずは施策の内容を教えてください。

@uo:10周年ならびにグループミッションお披露目の場として、創業10周年特設サイトティザー動画の制作を担当しました。特設サイト、Twitterで流すティザー動画、オウンドメディアである「メルカン」といった媒体をまたいでコミュニケーションをする構想はPRチームから相談を受けていた当初からあったものでした。

ー実際はどのようなプロセスでクリエイティブへ落とし込んだのでしょうか?

@Takuro:どの媒体を見ても「メルカリの10周年」と分かるような共通キービジュアルの作成から注力しました。スローガンは、グループを統括するミッションのお披露目にふさわしい「新しいメルカリらしさのプロトタイプをつくる」。フリマアプリで提供しているモノの循環と、目に見えないデジタルや抽象的な価値の循環をイラストと写真のコラージュによって表現し、人とモノ(価値)が窓から勢いよく飛び出すイメージにすることで、新しい未来へ向かう印象になるようにつくり込んでいきました。ひと目でメルカリと分かるバランスを大切にしながらも、次のステップに目を向けた「これまでとちょっと違う」ビジュアルに仕上がったと思うのですが、いかがでしょうか?



@uo:あとは並行して進めていた媒体ごとの体験設計に、キービジュアルのクリエイティブを組み込みながら、特設サイトとティザー動画の制作を進めていきました。制作の詳しい話はMercari Design Blogでも振り返っていますので、ぜひそちらもご覧ください。

@kojun:スケジュールに追われてヒリヒリしながらも、PRチームと一丸となり、文化祭のような気持ちで楽しく制作することができました。特に、公開後にTwitterでいただいたコメントに一喜一憂したり、全員寝不足で臨んだ打ち上げは最高の思い出です(笑)。10年後、よりよい20周年を迎えられるよう、目先の10年に向き合おうと思えるプロジェクトになりました。

2.オウンドメディアだからこそできる企画を。メルカンが紡ぐ8つのキーワード連載

ー続いては、本メディアであるメルカン編集長の@seoさんに話を伺ってみましょう。まずはメルカン連載の意図を教えてください。

@seo:メルカンでは、グループミッションである「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」に込められた意図や、そしてこれからの私たちの目指す姿を、いくつかのキーワードに分解し、複数のキーパーソンの言葉を通して、多角的に伝えられないかと考えていきました。特設サイトやキービジュアルで「Unleash」というメッセージを強く打ち出していくので、そちらを入り口と考えてオウンドメディア“だからこそ”できることを深堀りしていくことにしました。

ー記念すべき連載第一弾はNaokiさん(上級執行役員 SVP of Japan Region(メルカリグループ日本事業責任者)兼 株式会社メルコイン代表取締役 CEO)とJohnさん(上級執行役員 SVP of Global Strategy兼 Mercari, Inc. CEO)へのインタビューですよね。どんな内容に?

@seo:テーマ(キーワード)や人選については、関係者と議論に議論を重ねて、なんとかかんとか『【8つのキーワードからひもとく】メルカリの10年、そしてUnleashする可能性と未来』という連載企画に着地し、第1回のテーマはド直球に「ミッション」にしました。グループミッションが生まれるまでの議論の生々しい過程など、メンバーにとっても新たに聞く話も多く含まれていますし、社外の方にとっても、私たちがいかにミッションを大切にしているかを理解していただける内容になったと自負しています。
【8つのキーワードからひもとく】メルカリの10年、そしてUnleashする可能性と未来──第1回「ミッション」
【8つのキーワードからひもとく】メルカリの10年、そしてUnleashする可能性と未来──第2回「お客さま体験」

ー8つのキーワードから深堀する連載なので、まだまだこれからも続くわけですね!

@seo:そうです。10周年のプロジェクトを推進してきたほかのメンバーと異なり、まだしばらくは連載は続くので、メルカン編集部にとっての10周年ははじまったばかりです(笑)。引き続きご期待いただけると嬉しいです!

Internal 施策:2,000人のメンバーを「Unleash」させる1日に

続いて、社内コミュニケーションを担うInternal teamの施策への狙いも伺っていきましょう。メルカリメンバー限定で、もちろん対外的には秘密のベールに包まれている社内イベント。当日はいったいどのようなイベントが催されたのでしょうか。

1.経営陣が一堂に!Unleash Storyのプレゼン&パネルトーク開幕

ーInternalの施策を一つひとつ伺っていきたいと思います。まずは当日の午前中に開催した1時間にわたるアニバーサリーイベントのコンテンツをリードした@akaneさん(Marketplace PR)、そして会の途中に放映したお客さまムービーを担当した@natsumi_oさんに 、当日の内容についてお聞きしたいです。

@akane:社内向けイベントの開始コンテンツとして、創業者である進太郎さんをはじめとする経営陣に「これまでの10年とこれからの10年」をテーマにプレゼンテーションとパネルトークを実施しました。

ーグループ全体ということは、メルカリUSもオンラインでつないで実施したということですよね?

@akane:そうです。USメンバーも参加できるように、朝10時からオンラインとオフラインのハイブリットで開催しました。メンバーの約9割が在宅ワークというなかで、朝から会場となる東京オフィスにどのくらいの方が集まるか不安もありましたが、蓋を開けてみると200名弱のメンバーが会場に足を運んでくれました。

当日は感染症対策を徹底したうえ実施しました

ーコロナ以降、こんなに多くの仲間が集まるのは珍しかったですよね。ちなみに他にどのようなコンテンツを実施したのでしょうか?

@akane:このコンテンツを通じて、新ミッションのキーワードである“Unleash”を、メンバーの一人ひとりが考えるきっかけになるといいなと思い、経営陣からだけではなく、メルカリのお客さまからもビデオメッセージをいただきました。

メルカリは多くの大切なお客さま・パートナーさまに恵まれました(Atsuyoshi Narumiさんによるメッセージシーン)

@akane:メルカリやメルカリUS、メルカリShopsやメルペイを利用したことで、「生活が豊かになった」「諦めずにできることが増えた」など、お客さまのエピソードを聞いて「自分達がつくっているサービスによって、Unleashされた人たちがたくさんいる」と多くのメンバーが感じ、自分たちがつくっているサービスの社会的意義を改めて実感する機会になりましたね。

ームービーを担当した@natsumi_oさんは、どんな点を意識しましたか?

@natsumi_o:年末年始も挟みつつ限られた1ヶ月程度の期間のなかで、お客さまにお願いし、アポイントを取りインタビューし、ストーリーを精査し、編集を手がける、という流れがタイトで間に合うのか冷や汗ものでした。特に、USのお客さまはどこから探していいのかあてがありませんでしたが、10周年という記念すべき機会なので絶対にUSのお客さまの声も社内に届けたい思いで必死でした。USメンバーにも無理を言ってインタビューまで漕ぎ着けることができましたが、インタビューが決まったのもイベントの一週間半前と直前でした。どんなお話をしてくれるのか想像もつかなかったのでドキドキでしたが、素敵なUnleashエピソードを語ってくれましたし、メルカリUSについてお話を聞ける貴重な経験でした。

ーめちゃくちゃGo Boldですね。実際、会場にいたメンバーからの反応はいかがでしたか?

@natsumi_o:ありがたいことに「どのお客さまもUnleashしたストーリーでわかりやすかった」「ジーンときた」「何度でも聞きたい」などといった声を複数いただきました。当日会場に来ていた200名ほどのメンバーからも「おー!」という歓声が起きる場面もあり、お客さまのおかげでメルカリというサービスの社会的意義を実感できる機会になったのではないかと思います。私自身も直にお客さまの声を聞けたことで改めてメルカリのサービスを誇りに思い、モチベーションにも繋がりました。

ー(なんかすごくいい話すぎるな……)せっかくなので、他のコンテンツについても是非教えてください。

@akane:経営陣同士のパネルトークでは小泉さん(取締役 President 兼 株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー代表取締役社長)やUSからJohnさんも来日するなど、久しぶりに多くの経営陣から生の声を聞ける機会になりましたね。

モデレーターは江田清香(上級執行役員 SVP of Corporate 兼 CFO)がつとめ、和気藹々な雰囲気で進行した

ーとても和気藹々な雰囲気でしたよね。特に印象に残っているエピソードなどはありますか?

@akane:たくさんありますね。パネルトークのなかで「メルカリのなかで一番大変だった出来事は?」という質問があったんです。そのときに小泉さんが「夢を語り合いながら一歩ずつ乗り越えてきた。メルカリの文化は最後まで諦めないこと。最後まで信じてGo Boldにやった結果、奇跡的に毎月最終日に目標を達成することができていた」という話をしてくれて、とてもジーンときました。創業時のエピソードって私にはわからないので、こういう話を創業初期の経営陣から話してもらうのはとても貴重だと思いました。

創業当時を振り返りつつ、改めてミッションの重要性について話す小泉文明(取締役 President 兼 株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー代表取締役社長)

@natsumi_o:パネルトークの終わりに10年後に向けてメルカリでやりたいことを聞かれた進太郎さんからは、「新たなミッションを喧々諤々と議論し、このタイミングで変えられたのは良かった。これから10年、20年、誰がやってもこの会社がミッションに向かって最速で一番向いている人が経営をし、多様な人が集まって、永続的に発展していける。何十年、百年という単位で永続的に成長していけるようなメカニズムをつくりたい。そこをこれから10年やっていきたい」と新たな決意をお話しいただきました。未来に向けた話も、創業者である進太郎さんから聞けたのも嬉しかったですね。

ー会場からも時折、笑い声や「うんうん」と頷くようなリアクションもあって、一方通行ではなく、まるで対話しているような空気が流れていましたよね。

@akane:創業当初からコロナ前までは、オフラインでのAll hands(全社会議)で経営陣らがミッションやバリューの話をすることが当たり前でした。そのため、以前は気がつかなかったのですが、今回リアルな場で経営陣と多くのメンバーが同じ空気を共有することで得られる高揚感に改めて気づかされ、これはパソコンのモニター越しでは体験できない空気感だなと痛感しましたね。多くのメルカリメンバーが、メルカリで働くことを誇りに思い、この先の10年にさらにワクワクしたと思います。

当日のリハーサルも、Be a Proに対応する@akane

2.Discover and Unleash! スタンプラリークイズで賞品を獲得せよ!

ーここからは10周年の歴史をメンバー同士が楽しみながら振り返られるようなコンテンツへと幕が切り替わります。午後の部・最初のコンテンツは「Discover and Unleash! スタンプラリークイズ」。企画を進めた@Eimiに話を伺っていきます。まずは施策内容から教えてください。

@Eimi:東京オフィスであるMercari Base Tokyo全体を使い、スタンプラリー形式を用いたチーム対抗・クイズ大会を実施しました。スタンプラリーなのでオフィス中に各ポイントを設置し、そこで出題されるクイズに見事正解すればポイントを獲得でき、総合的に獲得点数の高いチームに景品が贈られるという企画です。

ー出題もメルカリの歴史を感じさせられる捻りの効いたものばかりで、めっちゃ盛り上がってましたね!

@Eimi:オフラインで開催する大規模なイベントはかなり久しぶりなので、来てくれるメンバーにも受け身ではなく積極的に楽しんで欲しいなと思って企画しました。

ー苦戦したポイントなどはありましたか?

@Eimi:そうですね。単なるクイズだけではつまらないので、メンバー同士や、メンバーと経営陣が交流できるような工夫は意識しましたね。例えば、オフィス中にチームが巡るポイントを設置したのですが、そこには経営陣にいてもらって、経営陣自らクイズを出題するようなコミュニケーションを図りました。
難問を出題する@tamosan(上級執行役員 SVP Global Expansion)
スタンプラリーに参加する@johnさんの姿も!

ークイズを通じて、相互に会話が弾んでいたのがとても印象的でしたよね。実際に参加者からどんな声がありましたか?

@Eimi:「経営陣と直接話せて楽しかった」「待ち時間もグループの人といろんな情報交換ができて有意義だった」などの声をいただくことができました。また経営陣からも「普段話さないたくさんのメンバーと交流することができてとても良かった」とのコメントをもらえました。

ー企画を進めるなか、@Eimiさんにもハプニングがあったと伺いました……

@Eimi:そうなんです。残念なことに、私自身は当日の1週間前に転んで骨折するという事態に見舞われたんです……。

ー骨(>人<;) 心まで折れそう……

@Eimi:そのため、直前の準備や当日の参加もままならず、自分たちの企画進行も大変ななか、他のチームから多くのメンバーが応援に駆けつけてくれ、運営を担ってくれました。この場もお借りして、感謝を伝えさせてください。本当にありがとうございました!

ー何より無事でよかったです!(お大事に!)

当日は、オンラインでスタンプラリークイズに参加するメンバーの姿も(スマホに注目!!!!)
豪華景品はtamosanから授与された。2位に入賞したPRチーム(@suzumari)

3.グループミッションへの想いをカタチに残すモザイクアート

ー続いて、新たなグループミッションである「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」にちなんで、モザイクアートを手がけた@nobitaさん、@Keiさんに話を伺っていきましょう!まずモザイクアートという観点に驚きましたが、企画の背景を教えてください。

@Kei:10周年の記念に、メンバー全員の手によって創ることができ、なおかつずっとカタチに残る何かをつくりたいという思いから企画が始まりました。最初は、メルカリらしく廃材を集めて創るアートやイベント当日にメンバーの一人ひとりがパーツを組み立てて完成するオブジェなど、いろんなアイディアが挙がりましたが、最終的に新たなグループミッションの“Unleash the potential in all people”に対するメンバーの思いを文字にして残す、モザイクアートを創ることに決めました。

完成した「Unleash_____.」にはメルカリで働く一人ひとりの意思が刻み込まれている

@nobita:「Unleash_____.(アンリーシュ・ドット)」というタイトルの元、メンバーの一人ひとりがUnleashしたいもの(解き放ちたいもの)をアンケートで集め、そのテキストを並べて10周年のKey Visualを創ることにしましたが、「そもそもモザイクアートって素人で創れるのかな……?」「どうやって作るの……?」と不安に感じ始めたときに、企画メンバーの一人である@uponさんが、モザイクアートを生成してくれる企業を見つけてきてくれて、一気に実現可能性が高まりました。

「Unleash_____.」を解説し、会場のボルテージを一気にあげるMarketplace PRの@nobita 同じく、制作をリードしたOrganization & Talent Developmentの@kei

ーこだわりが詰まった作品になったと思いますが、なかでも特にこだわった点はありますか?

@Kei:企画から実行までとにかく時間がないなかで、できるだけ多くのメンバーからアンケートの回答をいただくことですね。周知から印刷まで数週間という時間だっただけに、いろいろな手段を駆使して集めていきました。

@nobita:せっかくなので経営陣のUnleashしたいもの(回答)も集めたいと思い立って、個別で集めにいったのも良い思い出ですね。さすがは思いの強い経営陣のみなさま。熱いメッセージをもらえたときは嬉しかったです。進太郎さんをはじめ、多くの経営陣から熱いコメントをもらうことができました。
グループミッションの重要なキーワードである「Unleash」について熱く話すクリエイティブチームの@kojun

グループミッションの制作プロセスにも関わったManagement Strategy Teamの@mayumineも熱く語る

ー当日のボルテージも最高に上がってましたよね。パネルの周辺には人だかりができてました。

@nobita:このパネルはイベント後、Mercari Base Tokyoに掲示しましたので、是非メンバーのみなさんには出社した際に見に来てほしいと思っています!

4.メルカリ史上初「10周年記念NFTノベルティ」

ー今回、社内限定ノベルティの一つとしてNFTが配布されたのもユニークネスなポイントのひとつでした。おそらくメルカリ史上初のNFTノベルティだったのでは?早速、起案者の@uponさん・@araさんに話を伺っていきましょう。そもそも、なぜNFTをノベルティにしようと思い立ったのでしょう?

@upon:「NFT」という言葉は度々話題になり「何やら最先端なすごい技術!」というイメージがある一方で、実際に所有や作成をする人は少ないのが実情だと思います。そんななかで、なるべく多くの人に触れてみる機会を提供をすることで「Unleashされるきっかけ」とすることが今回の企画趣旨でした。

ーなるほど。普段、NFTに接点がない方でも気軽に試せるような意図もあったんですね。でも実際に配布するまで、いろいろ乗り越えないといけないハードルが多そうにも思います。

@upon:そうですね。企画を進めるうえでは、NFTをノベルティとして発行するというアイディアの斬新さゆえに、実現に向けての段取りを明確にしたり、そもそもNFTを発行するとはどういうことかなどについて、認識を揃える難しさがありました。ほとんどの企画メンバーにはNFTを発行する経験がなく、具体的な完成品がまだ生まれていないなかで、懸念点を洗い出すのは掴みどころのないものと格闘している気持ちになるときもありました。ただ、NFTチームの皆さんそれぞれの本当に素晴らしい働きのおかげで、無事当日のお披露目を迎えることができたと思っています。

社内限定ノベルティ「10周年記念NFT」にはさまざまな工夫が施されている

ーズバリ、こだわった点を教えてください!

@ara:NFTを複数のブロックチェーン(Ethereum / Polygon / Avalanche / Flow)上で発行して、受け取る人がどれにするか選べるようにした点と、所有者は新たなグループミッションへの意気込みを裏面に書き込めるようにした点は特にこだわりました。ビジュアルに関しても、クリエイティブチームと相談しながら今回のキービジュアルを活かせるエフェクトをつくりました。NFTはデジタルのものに永続性を与えられるブロックチェーン上の技術ですが、最近はさまざまなブロックチェーンが存在していて、どれを選ぶのが最善か議論が分かれる状況となっています。そこであえてチェーンをひとつに決めず、個々人に選択させるかたちをとりました。これはNFTの領域においても実験的で面白い試みだと思います。またNFTは、永続性に加えて、個々人の意思を能動的に記録できる性質を持っています。これは10周年という歴史的価値を記録できるだけでなく、Unleashという今回のキーワードにとてもマッチするものだと思います。

ー今のご説明からも、@araさんの熱量が感じられますね……Go BoldかつBe a Pro!

@upon:今回の10周年イベントでデジタルなノベルティを発行したこと自体が、まずとてもGo Boldな取り組みで、物理的なもの以外に着眼している点であらゆる価値を循環させるいい事例にもなったと思います。新たなグループミッションをうまく体現するような企画になれたら嬉しく思います!

当日、サプライズとして発表された記念NFT。その内容について解説する@ara

5.愛と歓喜に溢れた会場デザイン

ーそして最後にご紹介するのは、10周年を目に見える形で彩った会場設営・装飾の数々。コーディネートをリードした@AIさんに話を伺っていきましょう。久しぶりの大型リアルイベントで慣れない調整ごとも多かったと思いますが、いかがでしたか?

@AI:イベント会場が東京オフィスであるMercari Base Tokyoになることが決まり、「さて、当日は何名くらいのメンバーが参加してくれるのだろうか?」「過去、イベントスペースで開催した際の収容人数は何人だった?」「イベントスペースだけで足りる?」などなど、最初は不安しかなく、さまざまな過去事例を調べたり、聞いたりするところからはじまりましたね。でも、一番は新たなオフィス空間を活かして、いかに参加者が楽しんでもらえるかを大事に考えました。

ーわかりやすく写真で振り返っていけたらと思うのですが、見ての通り満員御礼でしたよね。多くのメンバーがこの特別な日を、特別な演出によって気分が上がったと思いますよ。




10周年バルーンで記念撮影するメンバーたち(わいわい)

フタバフルーツのみなさま、ありがとうございました。新鮮なフルーツに囲まれ、圧巻でした!
出張ほぐれおにぎりスタンドのみなさま、ありがとうございました!豊富なバリエーションで、メンバーに大人気でした!
なんと、会場にはサプライズゲスト「アントンくん」の姿も!!
オフィスには #z-yakult1000のメンバーの姿も!10周年という記念すべき日もyakult1000を語らいます (メルカリには数百もの部活動<zと呼ぶ>が存在し、定期的に部活が行われています)
#z-yakult1000のなかには、経営陣の姿も!
@AI:ありがとうございます。当日沢山のメンバーに参加していただくために、イベントスペースはもちろん、オフィスエリアも有効に活用することにしました。各スペースにはスペシャルなケータリングを準備したり、この日だけのフォトスポットをつくったりと、オフィス空間全体で10周年をお祝いする演出にしました!

ー会場の装飾だけでなく、フルーツやお料理も最高に美味しくてメンバーからも好評でしたね。@AIさん自身、振り返ってみていかがでしたか?

@AI:そうですね。何よりモチベーションになったのは「10年という節目のイベントで、出社し会場にきて、ワクワクしてイベントに参加してもらいたい」、「この数年のフルリモート環境下のなか入社したメンバーには、メルカリらしいイベントを体験してもらいたい」という気持ちでした。10周年の雰囲気を盛り上げるために、社内メンバーをはじめ外部のパートナーさんを含め、たくさん方々のご協力のおかげで無事に終えることができました。この場を借りて改めて感謝したいです。問題や課題もあったけれど、結果的に約600名ものメンバーに参加していただき、喜んでいただけたことが何より嬉しかったです!

創立5周年の際、記念して目を入れただるまにも、ようやくこの時が!

Unleashな1日はこうして幕を閉じた

以上、メルカリ10周年記念実行委員会による、奮闘の記録を一挙にお届けしました。いかがだったでしょうか?

もちろん「もっとこうしておけばよかった…!」などの改善点は数多くありますが、そこは次回以降のイベントに向けてしっかりつなげていければと思っています。

何より、10周年という大きな節目となる一日を、社内外を問わず多くのみなさんに見守られながら過ごすことができたのが、実行委員一同嬉しく思っています。

こちらの進太郎さんのメッセージにもありましたが、メルカリは新たなグループミッション(あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる)に向けて、また新たなDay 1をスタートさせたばかり。これからも期待を超えていけるような取り組みをGo Boldにしていきますので、今後のメルカリに是非ご注目ください。

それでは、今回のメルカンはこの辺で。
またお会いしましょう!

最後は「一本締め」ならぬ「Unleash締め」をする一同。目線は早くも来年に向いている

Credit:10周年実行委員会

Special thanks

Shintaro Yamada 、 Fumiaki Koizumi 、 John Lagerling 、 Naoki Aoyagi 、 Sayaka Eda

External members

PR:Madoka Ryu 、 Ayaka Suzuki 、 Satoshi Yajima 、 Ikumi Takagi 、 Masahiro Oki 、 Ai Sato
Creative:Kosuke Uo 、 Kojun Hayasaka 、 Takuro Matsumoto
Megumi Kurosawa 、 Miho Ota 、 Hisao Akagawa
Employer Branding :Akira Seo 、 Ryo Saimaru
Global Operations:Emma Davis

Internal members

Ai Sasaki 、 Akane Shiwa 、 Amy Burke 、 Mohammed Elsammak 、 Kei Karasawa 、 Maya Eto 、 Ryuichiro Kishii 、 MICHELLE LEE 、 Moe Muto 、 Natsumi Ohyama 、 Rika Suzuki 、 Ryo Saimaru 、 Theシミー 、 Yui Karasawa、 Azumi Sano 、 Dmitrii Ivanov 、 Toshiki Kawamura 、 Hitomi Yamashita 、 Mitsuharu Hayasaka 、 Ikuto Kikuchi 、 Kawashima Kota 、 Chica Matsueda 、 Lisa Amano 、 Mayumi Ishikawa 、 Ryo Tobita 、 Satoe Takahashi 、 Yurie (Vanessa) IMAEDA 、 Yoshikazu SAITO 、 Kumiko Asasora 、 Kentaro Doi 、 Takamasa Arakawa

And you……‼︎

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