「“見たいと願う世界への変化”をあなた自身が起こしなさい」Mercari’s Women in Tech vol. 4レポート#メルカリな日々

こんにちは!Talent Acquisition Team(採用チーム)の@mahohです。

先日、メルカリでは「Mercari’s Women in Tech vol.4」を開催しました!

vol.2とvol.3の記事はこちらです!

「Women in Tech」とは、テックカンパニーで活躍する女性にフォーカスをあて、情報交換やナレッジの共有をし合う目的で開催しているオンラインイベントです。2020年にコロナ禍でスタートしたオンラインのMercari’s Women In Techシリーズですが、ついに第4弾のイベントとなりました!

今回はゲストスピーカーとして、メットライフ生命のEmi Kwonさんをお迎えしました。メルカリからは、@kirinさん(プロダクトマネージャー)、@yiさん(Frontendエンジニア)、 @morishyさん(プロダクトデザイナー)が参加し、自由なテーマでそれぞれ10分ずつLightning Talkを行いました。

今回は初めての試みとして、You Tubeでライブ配信を実施しました。イベントの録画は私たちのYou Tubeチャンネル「mercari devjp」に投稿してあるので、当日参加できなかった方はぜひこちらから視聴してみてください。

まず初めに、イベントのMCを務めた@lizさんが、メルカリでDiversity & Inclusionの取り組みを開始した理由や、無意識バイアス研修をメルカリ社内だけでなく社外にも公開した経緯を話してくれました。

「見たいと願う世界の変化にあなた自身がなりなさい」という心動かされる彼女のメッセージが参加者の背中を後押しし、よりインクルシーブな環境を創るためにできることがないか考えるきっかけになったと思います。

では、登壇者によるLTの一部をご紹介します。

1人目はメルカリのプロダクトマネージャーの@kirinさんが登場。テーマはスクラムチームの生産性を向上するコツです。チームメンバーがスプリントタスクを完了できないといった課題や、お客さまのニーズを理解する上で直面した難しさなど、@kirinさんのチームがたびたび経験する課題について話してくれました。

@kirinさんは、スプリントタスクの進捗を毎日確認したり、大きなタスクを細分化することでタスク管理の課題解決に取り組みました。また、2スプリント毎にチームOKRの進捗を確認するミーティングを実施しているだけでなく、メンバーがお客さまのニーズを正確に把握できるように、お客さまの立場になって実際にメルカリを使う時間を確保しているそうです。それ以外にも、機能の優先度を決めるためにユーザーストーリーマッピングを実施しているとのことです。

@kirinさんのスライドはこちら!

次のスピーカーはメルカリFrontendエンジニアの@yiさんで、トピックは「z-index競争を終わらせよう」です。

@yiさんは、無限に増え続ける値やネスティングエラーなどの、z-indexに関連する課題について説明。 z-indexに関連して、レイヤリングやスタッキングコンテキストについて深く議論したり、さまざまなコーナーケースについて触れながら、冗長性を避けるためのコツを教えてくれました。最後には、z-indexの保守性を高めるための方法をシェアしてくれました。

@yiさんのスライドはこちら!

3人目のスピーカーはメルカリのプロダクトデザイナーの@morishyさん!トピックは、「より良いデザインレビューのやり方」です。

@morishyさんは、他のチームが作成したUXデザインのレビュー方法について説明。デザインの例や、ベストなデザインを決めるためのフレームワークを紹介してくれました。このフレームワークは、「課題」「課題に対するベストな解決策」「解決策に適したUI」の3つの要素を用いてデザインを分析。仮設、データ、体験、既存のプロダクトとの一貫性に基づきながら、各要素を掘り下げて分析する必要があります。UXデザインのレビューを日常的に行うプロダクトデザイナーやUXデザイナーの方々は、@morishyさんの発表を通してUXデザインのフレームワークに関する知見を得ることができたと思います。

@morishyさんのスライドはこちら!

最後のスピーカーは、ゲストにお招きしたメットライフ生命のEmi Kwonさんです。EmiさんはUXデザインディレクターを務めており、スピーチのトピックは「Design Thinking at Work–‘UX Design as a cross-functional, agile collaboration」。

Emiさんはユーザー中心設計に触れながら、UXデザインプロジェクトにとってチームの垣根を超えた協力は重要で、それがないと顧客中心のソリューションを提供するという目標は達成できないと話していました。デザインを考える上でのチーム間の連携、そしてプロトタイピングとデザイン思考の重要さを強調していました。

Emiさんのスライドはこちら!

今回のイベントでは、議論やポジティブなコメントたくさんあり、同じ分野の人だけでなく、このテーマに興味を持っている人やプロダクトデザインのスペシャリストを目指す人にとっても有益なものになりました。今後もさまざまなイベントを実施していくので、私たちと一緒にイベントを企画したい方は気軽にご連絡ください。

それではまた、#メルカリな日々で!

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